また、先週(2024年11月4日~11月8日)のドル円・ユーロ円・ポンド円・豪ドル円に関する記事も下記から合わせてご確認いただけます。
注目の経済指標一覧(期間:2024年11月11日~2024年11月15日)
11月11日週は要注目の経済指標が多く発表されます。
特に以下の指標の結果には警戒が必要です。
■11月11日(月)
・日銀主な意見(10月30日-31日開催分)
■11月13日(水)
・アメリカ・消費者物価指数(CPI) 10月
■11月14日(木)
・アメリカ・生産者物価指数(PPI) 10月
■11月15日(金)
・アメリカ・小売売上高 10月
今週の振り返り
週足陽線:ドル円
週足陰線:ユーロ円、ポンド円、豪ドル円
■米大統領選
大注目のトランプ氏(共和党)vsハリス氏(民主党)の結果はトランプ氏の勝利で確定
⇒トランプ氏勝利が伝わり、市場は過熱。ドル高・金利上昇・米株上昇の流れとなる。
■FOMC
大統領選後に行われた、FOMCにて為替相場の流れが変わる。
「0.25%」の利下げを実施。(事前の予想通り)
また、パウエルFRB議長の会見の中で、インフレの鈍化と経済成長のバランスを重視し、慎重なスタンスを維持すると強調しました。FRBは引き続き労働市場や金融情勢を注意深く観察し、必要に応じて政策を適宜調整するとしています。今回の会合はインフレへの対応が重要である一方で、過度な引き締めによる景気後退も避けたいFRBの姿勢を示しています。
■英中銀政策金利
「0.25%」の利下げを実施。(事前の予想通り)
ベイリー総裁は声明で「インフレを目標付近で確実に維持する必要があるため、あまりに急激な、あるいは大幅な利下げはできない」と表明した。
来週の相場見通し(期間:2024年11月11日~2024年11月15日)
ドル円(USD/JPY)
【環境認識】
■20日&200日がサポートラインとして機能
■155円台手前で失速し、反落
■日足RCIは短中期線が下向き、長期線が水平
【移動平均線】
現在レート:152.610円
5日移動平均線:152.774円
20日移動平均線:151.933円
50日移動平均線:147.527円
100日移動平均線:150.042円
200日移動平均線:151.680円
上記の環境認識を踏まえた具体的なドル円のエントリーポイントは下記の通りとなります。
今週のドル円の想定レート:「150.50円~155.00円」
■米大統領選・FOMCとビッグイベントを通過し、11/11週からトランプ・トレードが本格化していくと予想されます。
基本的にはドル高相場が継続すると考えており、ドル円の目先は20日&200日MAを目安に押し目買いを狙います。上値は節目の155円ラインをターゲットに想定しています。
ただし、日本の関係者からの円買い為替介入の警戒感も高まっており、口先介入のトーンも強まっている点には警戒が必要です。
⇒個人的には155円ラインを超えてない限りは実弾介入はないと考えていますが、エントリー時のロット数を調整したり段階的に分けるなどリスク管理を徹底したいところです。
ユーロ円(EUR/JPY)
【環境認識】
■200日⇒20日⇒100日MAを下抜けて越週
■日足RCIは短中期線が下向き、長期線が水平
【移動平均線】
現在レート:163.554円
5日移動平均線:165.141円
20日移動平均線:164.466円
50日移動平均線:161.751円
100日移動平均線:164.110円
200日移動平均線:164.827円
上記の環境認識を踏まえた具体的なユーロ円のエントリーポイントは下記の通りとなります。
今週のユーロ円の想定レート:「161.50円~165.00円」
■11/4週のユーロ円は週末にかけて200日MA⇒20日⇒50日MAを一気に下抜けて、163円台前半まで急落しました。
加藤財務相の円安牽制発言がクロス円全般の上値を重くし、欧州株の急落がユーロ売りに繋がっています。
週間の終値ベースはほぼ50週MAに位置しており、このラインを下抜けるようなら、50日MAラインまで下値を拡大することが予想されます。
一方でこのラインで反発するようなら、再び200日MAをターゲットに再上昇することが予想されます。
⇒そのため、50週MA(163.30円台)を目安に売り買い柔軟に対応することになります。
ポンド円(GBP/JPY)
【環境認識】
■199円台で上値が重くなり、反落
■20日MAがサポートラインとして機能
■日足RCIは短中長期線が下向き
【移動平均線】
現在レート:197.108円
5日移動平均線:197.923円
20日移動平均線:197.081円
50日移動平均線:193.246円
100日移動平均線:194.895円
200日移動平均線:194.369円
上記の環境認識を踏まえた具体的なポンド円のエントリーポイントは下記の通りとなります。
今週のポンド円の想定レート:「194.50円~200.00円」
■上値は199円台が重く、下値は20日MAがサポートラインとして機能しています。週明けは20日MAでの値動きに注目。明確に下抜けた場合、売りエントリーを狙う。この場合のターゲットは100日MA(194.80円台)となります。
一方で20日MAが再びサポートラインとして機能する場合は、買いエントリーを狙います。この場合のターゲットは199円台ミドル~200円ラインとなります。
■引き続き欧米株の動きにも注目、リスクオン相場となるならポンド円は上昇基調の継続を想定しています。
豪ドル円(AUD/JPY)
【環境認識】
■100円ラインを目安に徐々に上値を拡大している印象、99円台では買いを検討
■日足RCIは短中長期線が下向き
【移動平均線】
現在レート:100.438円
5日移動平均線:100.981円
20日移動平均線:100.649円
50日移動平均線:99.029円
100日移動平均線:100.357円
200日移動平均線:100.548円
上記の環境認識を踏まえた具体的な豪ドル円のエントリーポイントは下記の通りとなります。
今週の豪ドル円の想定レート:「99.000円~102.00円」
■徐々に上値を拡大していおり、中長期目線で50日MAや50週MAがサポートラインとして機能し得る99円台では買いを検討します。(直近約1か月は99円台より上で推移)
まとめ
最後にこの記事のまとめを記載しておきます。
各通貨の想定レート&目線まとめ
・想定レートは「150.50円~155.00円」
⇒買い
・想定レートは「161.50円~165.00円」
⇒中立
・想定レートは「194.50円~200.00円」
⇒中立
・想定レートは「99.000円~102.00円」
⇒中立
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