また、先週(2024年10月21日~10月25日)のドル円・ユーロ円・ポンド円・豪ドル円に関する記事も下記から合わせてご確認いただけます。
注目の経済指標一覧(期間:2024年10月28日~2024年11月1日)
10月28日週は要注目の経済指標が多く発表されます。
特に以下の指標の結果には警戒が必要です。
■10月28日(月)
※衆院選選挙明けのマーケットの反応に警戒
■10月29日(火)
・アメリカ・JOLTS求人件数 09月
■10月30日(水)
・アメリカ・ADP雇用者数 10月
・アメリカ・実質GDP(速報値) 第3四半期
■10月31日(木)
・日本・日銀政策金利 10月&植田日銀総裁会見
・アメリカ・個人所得・支出 09月
・アメリカ・PCEデフレータ 09月
■11月1日(金)
・アメリカ・雇用統計 10月
・アメリカ・ISM製造業景気指数 10月
今週の振り返り
週足陽線:ドル円、ユーロ円、ポンド円、豪ドル円
週足陰線:-
■米長期金利の上昇によるドル高相場へ
⇒直近の米経済指標が好調⇒年内の大幅利下げ観測が後退⇒米金利上昇⇒ドル買いフローへ、ドル円は一時153円台まで上昇(7月以来の水準)しています
■米大統領選はトランプ氏優勢か
⇒11月5日に迫る米大統領選はここにきてトランプ氏がやや優勢となっている状況が伝えられ、「トランプトレード」としてドル買いを後押しという形となっています
■日銀による利上げ期待の後退、円売り強まる
⇒翌週に日銀会合が控えていますが、10月会合での利上げはないとの見方が強まっています
⇒背景には10月27日に控える衆院選選挙において、自民・公明の過半数割れとなる可能性が高まっており、政局の見通しが不透明な状況下で日銀としても利上げには動き辛いと見られています
来週の相場見通し(期間:2024年10月28日~2024年11月1日)
ドル円(USD/JPY)
【環境認識】
■100日⇒200日MAを明確に上抜ける(7月31日以来)
■日足RCIは短中期線が水平、長期線が上向き
【移動平均線】
現在レート:152.276円
5日移動平均線:151.741円
20日移動平均線:148.967円
50日移動平均線:145.866円
100日移動平均線:150.594円
200日移動平均線:151.405円
上記の環境認識を踏まえた具体的なドル円のエントリーポイントは下記の通りとなります。
今週のドル円の想定レート:「149.00円~155.00円」
■10/28週は1週間イベント盛り沢山で、ファンダメンタル的な要素から相場が荒れる可能性が高いと考えています。
■まずは週明け、10/27(日)の衆院選選挙の結果を受けて、マーケットがどう反応するかを見極めることになります。(事前予想では自民・公明の過半数割れの公算大)
■続いて、10/31(木)に控える日銀会合にも警戒が必要です、10月利上げの可能性はほぼない状況で、植田日銀総裁の会見内容(今後の見通し)に注目が集まっています。
⇒いつも通り、ハト派的内容なら円売り、タカ派的内容なら円買い
■更に米国の主要な経済指標が多く発表され、特に米雇用統計の結果には要注目です。前回は予想を上回る結果となったことで、ドル買いが強まる後押しとなりました。
ユーロ円(EUR/JPY)
【環境認識】
■20日MAを起点に100日&200日MAにタッチ
■日足RCIは短長期線が上向き、中期線が水平
【移動平均線】
現在レート:164.385円
5日移動平均線:163.897円
20日移動平均線:162.617円
50日移動平均線:160.904円
100日移動平均線:164.558円
200日移動平均線:164.519円
上記の環境認識を踏まえた具体的なユーロ円のエントリーポイントは下記の通りとなります。
今週のユーロ円の想定レート:「162.50円~166.00円」
■20日MAに沿って下値を切り上げての上昇を見せており、100日&200日MAにタッチしています。このラインを上抜けるようだと更なる上昇が期待できます。
⇒週明けはこのラインを目安に売り買い柔軟に対応したい(衆院選選挙の結果次第では週明け早々から荒れる展開もあり得ます)
ポンド円(GBP/JPY)
【環境認識】
■100日を明確に上抜ける(7月30日以来)
■日足RCIは短長期線が上向き、中期線が水平
【移動平均線】
現在レート:197.363円
5日移動平均線:196.728円
20日移動平均線:194.785円
50日移動平均線:191.674円
100日移動平均線:195.190円
200日移動平均線:193.773円
上記の環境認識を踏まえた具体的なポンド円のエントリーポイントは下記の通りとなります。
今週のポンド円の想定レート:「196.50円~200.50円」
■100日MAを上抜けており、5日MAに沿って上昇を継続しています
⇒テクニカル的には押し目買い狙いのトレードで利益を狙う局面
■ファンダメンタル的には日銀会合の結果がハト派的内容で円売り相場が加速する状況となれば、節目の200円台到達も視野に入ります
⇒逆にタカ派的内容となれば、円買いが強まりポンド円は急落の可能性もあるため、警戒が必要です
豪ドル円(AUD/JPY)
【環境認識】
■一時100日MAを上抜けるも、再び反落
■20日MAがサポートラインとして機能
■日足RCIは短中期線が下向き、長期線が上向き
【移動平均線】
現在レート:100.565円
5日移動平均線:100.802円
20日移動平均線:100.331円
50日移動平均線:98.489円
100日移動平均線:100.801円
200日移動平均線:100.332円
上記の環境認識を踏まえた具体的な豪ドル円のエントリーポイントは下記の通りとなります。
今週の豪ドル円の想定レート:「98.50円~102.50円」
■10/21週はオーストラリア単体での指標は特になく、他のクロス円と比較すると値動きは控え目ですが、20日MAをサポートラインとしてジリジリ上昇しています。
■10/30(水)には豪・消費者物価指数の発表が予定されており、非常に重要視される。インフレ鈍化が確認できれば、年内最後の金融会合での利下げ観測が再燃し、豪ドル売りに繋がる可能性が考えられるため、要注目です。(逆のパターンも然り)
まとめ
最後にこの記事のまとめを記載しておきます。
各通貨の想定レート&目線まとめ
・想定レートは「149.00円~155.00円」
⇒買い
・想定レートは「162.50円~166.00円」
⇒中立
・想定レートは「196.50円~200.50円」
⇒買い
・想定レートは「98.50円~102.50円」
⇒中立
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