【スコットランド議会選は独立派2党で過半数達成】FXユーロ円・ポンド円・豪ドル円【2021/5/9】

本記事では、ユーロ円・ポンド円・豪ドル円について、2021年5月10日から5月14日にかけての相場見通しを解説します。

ユーロ円 相場見通し ~ワクチン接種の進展は順調、欧州経済指標も好調で堅調な値動で高値更新を目指す~

ユーロ円の1週間の値動き(2021/5/3-5/7)の画像

ユーロ円の1週間の値動き(2021/5/3-5/7)

5月3日週のユーロ円の値幅は最大で「1.195円」となりました。

先週比では高値を下回ったものの、安値・終値は上回っており、堅調な値動を確認することができます。

欧州ではワクチン接種が順調に進んでおり、来月には渡航規制も緩和する提言がされるなど欧州経済の回復期待が高まっています。

これを受けて、ユーロ円は底堅い値動きを見せており、引き続きユーロは上昇を期待できると考えています。

そんなユーロに関する5月10日週のイベント・経済指標は下記の通りです。

5月11日:独ZEW景況感指数(5月)
5月12日:ユーロ・鉱工業生産指数 03月

日足チャート エントリーポイント解説

2021年5月9日時点のユーロ円の日足チャート画像

ユーロ円(日足チャート):2021/5/9時点

【環境認識】
・上昇トレンド継続
・移動平均線はパーフェクトオーダー維持
・RCIは短期線の向きに注目

【移動平均線】
現在レート:132.054円
20日移動平均線:130.800円
50日移動平均線:130.100円
100日移動平均線:128.450円
200日移動平均線:126.500円

上記を踏まえると、ユーロ円は引き続き買い目線でのトレードを考えています。

今年の最高値が「132.353円」であることを考えると、現在レートは高値圏であることを認識した上で週明けのトレードを検討します。

【買いエントリーポイント】
1.131.40-131.60円:下位足の4時間足で50MA+一目均衡表の上昇雲を目安に押し目買いを狙う。
2.130.80-131.00円:20日移動平均線を目安に押し目買いを狙う。基本戦略ですが、ただ現在レートと乖離が1円以上あるのでエントリー機会は低い。
3.132.350円:最高値を更新後の押し目買いを狙う。
高値圏での売りエントリーも検討の余地はありますが、現時点ではユーロ円に関しては売りエントリーより買いエントリーを軸にトレード戦略を考えています。
今週のユーロ円の想定レート
・「131.00円~133.50円」:買い目線、押し目買いの機会を逃さす積極的に買い増す。

ポンド円 相場見通し ~スコットランド議会は独立派2党で過半数を達成し、週明けのポンドは一波乱ある~

ポンド円の1週間の値動き(2021/5/3-5/7)の画像

ポンド円の1週間の値動き(2021/5/3-5/7)

5月3日週のポンド円の値幅は最大で「1.349円」となりました。

先週比で高値を下回っていますが、安値・終値を上回る結果となっています。ただ今回注目すべき点はボラティリティが先週比・先々週比で約半分以下に縮小している点です。

これは5月6日に行われたスコットランド議会の行方を見極めたいという投資家心理が働き、様子見ムードが広まったことが影響しています。

5月8日に開票が全て完了し、結果は英国からの独立を志向する地域政党スコットランド民族党(SNP)が第1党を維持しました。

単独過半数には1議席届きませんでしたが、独立派の小政党スコットランド緑の党との合計で過半数となっており、週明けのポンドは一波乱ありそうです。

そんなポンドに関する5月10日週のイベント・経済指標は下記の通りです。

5月12日:英国・実質GDP(速報値) 第1四半期、ベイリー英中銀総裁講演
5月13日:英国・RICS住宅価格指数 04月、ベイリー英中銀総裁講演

日足チャート エントリーポイント解説

2021年5月9日時点のポンド円の日足チャート画像

ポンド円(日足チャート):2021/5/9時点

【環境認識】
・152円台で上値を抑えられる展開
・下値は20日移動平均線、50日移動平均線が支える
・RCIは短中期線が上向き、長期線は水平で上昇を示唆

【移動平均線】
現在レート:151.870円
20日移動平均線:150.600円
50日移動平均線:150.900円
100日移動平均線:147.100円
200日移動平均線:142.500円

上記を踏まえると、テクニカル分析的には買い目線でのトレードを想定しています。

ただし先述の通り、スコットランド議会の結果がポンドに与える影響は考慮すべきでしょう。

セオリー通りなら週明けのポンドは下落してもおかしくないわけですが、まずは20日+50日移動平均線でサポートされるかに注目したいと思います。

ファンダメンタルを考慮すると買い6、売り4のイメージですね。

【買いエントリーポイント】
1.150.60-90円:20日+50日移動平均線をサポートラインとして押し目買い狙い
※スコットランド議会の結果を受けて、週明けのポンドがどう動くかを確認する
【売りエントリーポイント】
1.152.00-20円:約1か月このラインを抜けきれておらず、短期トレードの戻り売りポイントとしては悪くない。損切はシビアに設定。
今週のポンド円の想定レート
・「150.00-153.00円」:買いも売りも狙える、週明けはスコットランド議会の結果を受けてポンドがどう反応するかに要注意。

豪ドル円 相場見通し ~過去最高値を更新試す値動き、ブレイクできれば一段高を見込める~

豪ドル円の1週間の値動き(2021/5/3-5/7)の画像

豪ドル円の1週間の値動き(2021/5/3-5/7)

5月3日週の豪ドル円の値幅は最大で「1.382円」となりました。

先週比で高値・安値・終値を全て上回る結果となっており、堅調な値動きを確認することができます。

85円台での越週で強いトレンドを形成しつつあります、週明け早々に今年の最高値を更新するようであれば更に上を目指すことになります。

そんな豪ドルに関する5月10日週のイベント・経済指標は下記の通りです。

特になし

日足チャート エントリーポイント解説

【環境認識】
・85.40円を明確に上抜けると短期の上限トレンド再開
・移動平均線はパーフェクトオーダー維持
・RCIは短中長期線が上向いており、買いを示唆

【移動平均線】
現在レート:85.135円
20日移動平均線:84.100円
50日移動平均線:83.950円
100日移動平均線:82.300円
200日移動平均線:79.200円

上記を踏まえると、豪ドル円は買い目線でのトレードを検討しています。

基本的に押し目買いを狙いつつ、今年の高値圏付近での値動きを見極めたい。

高値圏付近での逆張りトレードは一考の余地はあるものの、やはり買いからのエントリーを優先したいと考えております。

【買いエントリーポイント】
1.84.50-60円:直近のレジスタンスラインとなっていたポイントで押し目買いを狙う。
2.83.90-84.10円:20日、50日移動平均線を目安に押し目買いを狙う。
今週の豪ドル円の想定レート
・「84.10-86.50円」:買い優勢、押し目買い狙いのトレード継続する。

まとめ

最後にこの記事のまとめを記載しておきます。

各通貨のエントリーポイントのまとめ

・ユーロ円:買い優勢
・想定レートは「131.00円~133.50円」:押し目買いの機会を逃さす積極的に買い増す。
・ポンド円:買い6売り4のイメージ
・想定レートは「150.00-153.00円」:週明けはスコットランド議会の結果を受けてポンドがどう反応するかに要注意。
・豪ドル円:買い目線
・想定レートは「84.10-86.50円」:押し目買い狙いのトレード継続、今年の最高値を更新するようなら上値余地の広がりを期待できる。

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