【欧州通貨は強気相場入り】FXユーロ円・ポンド円・豪ドル円【2021/5/16】

本記事では、ユーロ円・ポンド円・豪ドル円について、2021年5月17日から5月21日にかけての相場見通しを解説します。

ユーロ円 相場見通し ~堅調な値動きで2021年の過去最高値を更新~

ユーロ円の1週間の値動き(2021/5/10-5/14)の画像

ユーロ円の1週間の値動き(2021/5/10-5/14)

5月10日週のユーロ円の値幅は最大で「1.167円」となりました。

先週比では高値・安値・終値の全てを上回る結果となっており、堅調な値動きとなったことが確認できます。

背景にはワクチン接種の進展やクノット総裁(オランダ中央銀行)による「先行き見通しは明るい」発言などを好材料として、ユーロは足元を固めながら買われています。

そんな堅調なユーロに関する5月17日のイベント・経済指標は下記の通りです。

ラガルド総裁の発言内容には要注目ですね。

5月17日:ラガルドECB総裁、イベント参加
5月20日:ラガルドECB総裁、講演
5月21日:ドイツ製造業PMI速報値(5月)、ユーロ圏製造業PMI速報値(5月)

日足チャート エントリーポイント解説

【環境認識】
・上昇トレンドは継続しており、最高値を更新
・移動平均線はパーフェクトオーダー維持
・RCIは短中長期線が上向いており、更なる上昇を示唆

【移動平均線】
現在レート:132.791円
20日移動平均線:131.300円
50日移動平均線:130.400円
100日移動平均線:128.750円
200日移動平均線:126.700円

上記を踏まえると、引き続きユーロ円は買い目線でのトレードを想定しています。

4月26日以降は約3週間に渡って、20日移動平均線にもタッチせずに上昇を続けており、押し目買いを狙うポイントも強気に設定したいところです。エントリーポイントは下記を検討しています。

【買いエントリーポイント】
1.132.00-10円:132円台前半から打診買いもありか。
2.131.30-60円:20日移動平均線を目安に先週安値付近で押し目買いを狙う。(正直このラインまで押目が来るかは微妙)
今週のユーロ円の想定レート
・「132.00~133.50円」:引き続き買い目線でのトレードを想定、各サポートラインでの押し目買いを狙う。

ポンド円 相場見通し ~2018年2月以来の154円台に到達、結果的にスコットランド議会選挙は絶好の押し目となる~

5月10日週のポンド円の値幅は最大で「2.487円」となりました。

先週比では高値・安値・終値の全てを大きく上回る結果となっており、2018年2月以来の154円台に到達しています。

スコットランド議会の結果を受けて、一時は下落の可能性も考慮されましたが、独立賛成派のSNP党がコロナ禍では独立を求める住民投票は実施しないことを改めて宣言したことが好感され、ポンドの買いが強まりました。

そんな目先の懸念材料がなくなったポンドに関して、5月17日週のイベント・経済指標は下記の通りです。

5月19日:英小売物価指数(4月)、英消費者物価指数(4月)、英生産者物価指数(4月)

日足チャート エントリーポイント解説

【環境認識】
・上昇トレンド継続
・移動平均線はパーフェクトオーダー成立
・RCIは短中長期線が上向いており、更なる買いを示唆

【移動平均線】
現在レート:154.126円
20日移動平均線:151.700円
50日移動平均線:151.300円
100日移動平均線:147.850円
200日移動平均線:142.850円

上記を踏まえると、引き続きポンド円は買い目線でのトレードを想定しています。

ファンダメンタル的な懸念材料もなく、押し目をしっかりと拾っていきたいと考えています。20日移動平均線などからは乖離しているので、ユーロ同様に強気の押し目買いを狙うことになりますね。

具体的なエントリーポイントは下記の通りです。

【買いエントリーポイント】
1.153.40-50円:過去のレジスタンスラインがサポートラインとなることを想定して押し目買いを狙う。
2.152.50-60円:4月23日を起点に引ける短期の上昇トレンドラインにタッチで押し目買いを狙う。
今週のポンド円の想定レート
・「153.00円~156.50円」:買い目線、スコットランド議会の懸念材料もなく、押し目買いをしっかりと拾う。

豪ドル円 相場見通し ~週足陰線となるも中長期の上昇トレンドは維持、上値余地を探る展開~

5月10日週の豪ドル円の値幅は最大で「1.511円」となりました。

先週比で高値・安値を上回りましたが、終値は下回る結果となりました。とは言え85円台を維持しての越週で、中長期の上昇トレンドも維持されており、上値余地を探る展開となっています。

5月17日週の豪ドル円に関するイベント・経済指標は下記の通りです。

5月20日:豪雇用統計(4月)

日足チャート エントリーポイント解説

【環境認識】
・上昇トレンド継続
・上昇平行チャネルの下限付近での値動き
・RCIは短期線が下向き、中期線は水平、長期線が上向いており、目先は方向感を探る展開となりそう

【移動平均線】
現在レート:85.071円
20日移動平均線:84.400円
50日移動平均線:84.100円
100日移動平均線:82.600円
200日移動平均線:79.450円

上記を踏まえると、豪ドル円は「買い8売り2」のイメージで買いエントリーが基本戦略ではあるものの、機会があれば売りエントリーも仕掛けてみたいと考えています。

具体的なエントリーポイントは下記の通りです。

【買いエントリーポイント】
1.84.00-40円:20日移動平均線+50日移動平均線+上昇平行チャネルの下限とサポートラインが集まっている価格帯でサポートラインとして機能することを想定しての押し目買いを狙う。
【売りエントリーポイント】
1.85.40-70円:過去2回反落したポイントで短期売りを仕掛けてみたい、先週高値(85.80円)を明確に超えたら損切。
今週の豪ドル円の想定レート
・「84.00円~86.00円」:買い8売り2のイメージ、基本的には押し目買いを狙う。

まとめ

最後にこの記事のまとめを記載しておきます。

各通貨のエントリーポイントのまとめ

・ユーロ円:買い優勢
・想定レートは「132.00~133.50円」:各サポートラインでの押し目買いを狙う。
・ポンド円:買い優勢
・想定レートは「153.00円~156.50円」:各サポートラインでの押し目買いを狙う。
・豪ドル円:買い8売り2
・想定レートは「84.00円~86.00円」:基本的には買いからエントリー、ただしRCIの短期線は下向いており、高値圏での短期売りを仕掛けてみるのも検討の余地あり。

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