【ポンドが狙い目】FXユーロ円・ポンド円・豪ドル円相場見通し【2021/3/27】

本記事では、ユーロ円・ポンド円・豪ドル円について、2021年3月29日から4月2日にかけての相場見通しを解説します。

ユーロ円 相場見通し ~ユーロはネガティブ要素が多く、積極的な買いは見送る~

ユーロ円の1週間の値動き(2021/3/22-3/26)の画像

ユーロ円の1週間の値動き(2021/3/22-3/26)

3月22日週のユーロ円の値幅は最大で「1.648円」となりました。

先週比で高値・安値・終値の全てで下回る結果となっており、弱含みの展開となりました。

ただし週後半にはリスク選好ムードの高まりを受けて大きく反発を見せていることから、来週以降の値動きに注目が集まります。

ユーロに関しては、欧州圏における新型コロナウイルスの再拡大(第三波)について警戒感が他高まっており、ロックダウンの延長や経済正常化への停滞感などネガティブ要素が増えつつありユーロ自体は厳しい状況と言わざるを得ません。

そんなユーロに関する3月29日週のイベント・経済指標は下記の通りです。欧州自体の経済指標は重要なものはないので、米国雇用統計などドル主導の展開を想定しています。

3月31日:ユーロ・消費者物価指数3月
4月1日:ドイツ・製造業PMI(購買担当者景気指数)3月、ユーロ・製造業PMI(購買担当者景気指数)(確報値) 03月

日足チャート エントリーポイント解説

2021年3月27日時点のユーロ円の日足チャート画像

ユーロ円(日足チャート):2021/3/27時点

それでは、ユーロ円の日足チャートを元に環境認識を行います。

・上昇平行チャネル内での値動きは維持
・128円台前半で下げ渋ると、週末に大きく上昇
・日足20MAを上抜けるが週明けの注目ポイント
・RCIは短期線が-80ポイント台から反発できるかに注目
上記を踏まえると、ユーロは売り買い柔軟に対応したいと考えます。
エントリーポイントは下記を想定しています。
【売りエントリーの場合】
・129.50-60円:日足20MAを根拠に売りエントリー、リスク選好ムードが高まっており、このラインから売っていくのは、やや強気すぎる可能性はある
・130円台:直近のチャートでも130円台は上げ渋っており、戻り売りポイントとしては推せる
【買いエントリーの場合】
・128.30-40円:直近の反発ポイント、すぐ下に日足50MAも迎えに来ていることから押し目買いを狙う場合はこの価格帯まで引き付けたい。
注意点として、ユーロ自体はファンダメンタル的にも買いづらいわけですが、リスク選好ムードで円売りが加速すればユーロ円も更なる上昇の可能性は高まります。
そのため、今年の最高値を更新してくるようなら、売り目線の方は損切を設定しておきましょう。
今週のユーロ円の想定レート
・「128.30円~130.50円」:売り買い柔軟に対応、130円台では売り検討。128円台前半では買い検討。

ポンド円 相場見通し ~短期的な調整終了で、再び上昇トレンドへ~

ポンド円の1週間の値動き(2021/3/22-3/26)の画像

ポンド円の1週間の値動き(2021/3/22-3/26)

3月22日週のポンド円の値幅は最大で「3.02円」となりました。

先週比で高値・安値を下回る結果となりましたが、終値は上回っており、週前半・後半で流れが変わった1週間となりました。

週前半は円高・ドル高路線を受けて、一時は148円台まで下落するも、その後は148円台で下げ渋ると、週後半はワクチン接種の進展によるリスク選好ムードを追い風に、急ピッチで続伸。

最終的には「151.247円」での越週となっており、直近高値の下落分の70%以上を戻しており、再び上昇トレンドを形成しつつあります。

そんなポンドに関する3月29日週のイベント・経済指標は下記の通りです。

3月31日:英国・実質GDP(確報値) 第4四半期、英国・経常収支 第4四半期

日足チャート エントリーポイント解説

2021年3月27日時点のポンド円の日足チャート画像

ポンド円(日足チャート):2021/3/27時点

それでは、ポンド円の日足チャートを元に環境認識を行います。

・上昇平行チャネル内での値動き
・日足20MAを上抜けており、再び上昇トレンドを形成
上記を踏まえると、ポンド円は買い目線でのトレードとなります。
エントリーポイントは以下の2点を想定しています。
【エントリーポイント】
・150.50円付近:日足20MAをサポートラインとして認識
・150.00円付近:節目のライン、先週末の上昇の起点となったポイント
リスク選好ムードを追い風に2021年の最高値更新も狙えると考えていますので、基本的には利益を大きく伸ばすことを考えて良いと思います。
最高値付近の「152.50円」を目安に揉み合うようなら決済、あっさりブレイクするようなら流れに乗って利益を伸ばしましょう。
今週のポンド円の想定レート
・「150.00円~152.50円」:買い目線、日足20MAをサポートラインとして押し目買いを狙う。

豪ドル円 相場見通し ~調整局面入りかと思いきや、週末の急騰で不透明な相場へ~

豪ドル円の1週間の値動き(2021/3/22-3/26)の画像

豪ドル円の1週間の値動き(2021/3/22-3/26)

3月22日週の豪ドル円の値幅は最大で「2.094円」となりました。

先週比で高値・安値・終値を全て下回る結果となっており、短期的に大きく崩れた1週間となりました。

背景には、ニュージランド政府は住宅価格高騰を問題視し、NZ中銀の政策運営に「住宅価格考慮」を追加したこと挙げられます。

これに端を発してNZドルが急落、豪ドルも連れ安となりオセアニア通貨が崩れる形となりました。

ただし短期的に下落トレンドに転換したかと思いきや、週末には急騰したことでやや難しい局面となっています。

そんな豪ドルの3月29日週のイベント・経済指標は下記の通りです。

3月31日:豪・住宅建設許可 02月
4月1日:豪・貿易収支 02月

日足チャート エントリーポイント解説

2021年3月27日時点の豪ドル円の日足チャート画像

豪ドル円(日足チャート):2021/3/27時点

それでは、豪ドル円の日足チャートを元に環境認識を行います。

・中長期の上昇平行チャネルを一時割り込む
・日足50MAにサポートされて、再び上昇平行チャネル内へ
・RCIは短期線が「-88ポイント」から戻ってこれるかに注目
上記を踏まえると、豪ドル円は買い優勢と考えます。
一時的にとは言え、上昇平行チャネルを割り込みましたが、日足50MAではしっかりとサポートされたころからも長期的な上昇トレンドは崩れていないと判断できます。
現在のレートが日足20MAにタッチしていることからも、週明けはこのラインを抜けて84円台に復活できるかが注目ポイントとなります。
エントリーポイントとしては下記を想定しています。
【エントリーポイント】
1.83.40-50円付近:上昇平行チャネルの下限
2.82.30-40円付近:日足50MA
豪ドルに関しては、株価の上昇が続きリスク選好ムードが強まれば、積極的に買っていきたいとは思いますが、週明けは様子見しながら少しずつ買い増すのが堅実かと思います。
今週の豪ドル円の想定レート
・「82.30円~85.00円」:買い優勢、日足20MAを超えれるかが週明け最初のポイント。

まとめ

最後にこの記事のまとめを記載しておきます。

各通貨のエントリーポイントのまとめ

・ユーロ円:売り買いどちらも狙える
・想定レートは「128.30円~130.50円」:130円台での戻り売り狙い、128円台前半では買い狙い。
・ポンド円:買い目線 イチオシ!
・想定レートは「150.00円~152.50円」:日足20MAをサポートラインとして押し目買いを狙う。
・豪ドル円:買い目線
・想定レートは「82.30円~85.00円」:上昇平行チャネルの下限や日足50MAでの押し目買いを狙う。週明け日足20MAでの攻防が最初の勝負ポイント。

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