ユーロドル・ポンドドルについても来週1週間の相場がどうなるかを相場分析してみました。
先週1週間の振り返りとドル円・ゴールドの相場分析は下記記事を確認してみてください。
【FX相場分析】2020/03/16~03/20 ドル円・ゴールド【RCI活用】
ユーロドル 相場分析 中長期的には戻り売り路線
日足 戻り売りを狙うだけの簡単なお仕事
それではユーロドルの日足チャートを確認しましょう。
先週の筆者のユーロドルのターゲットは1.14ドル~1.15ドルラインと予想しましたが、
予想通り1.15ドルタッチ目前で、ドル需要の高まりによるドル高と「コロナショック」による欧州へのダメージが深刻なことによる影響から反落しています。
最終的には「1.11089ドル」で引けています。
RCIを確認すると、短期線が中期線・長期線をデッドクロスしているので、先週の後半同様売り目線となります。
フィボナッチをみていると「61.8」のポイントでしっかりと下げ止まっているので、まずはこのラインを明確に割れることができるかが週明けの焦点となるでしょう。
このラインをあっさり割れるようだと下げ止まるポイントがしばらくなさそうなので、素直に売りエントリーで利益が伸ばせそうです。
どちらにせよ、ユーロを積極的に買う理由もなくドル高の現状では、戻り売りが手堅いトレードとなるでしょう。
フィボナッチはエントリーポイント・利益確定のターゲットを模索するのに役立ちます。そんなフィボナッチに関する記事はこちらからご一読ください。
記事:【フィボナッチ】勝てるおすすめのテクニカル分析【FX】
1時間足 日足と時間足両方での売りシグナルを狙う
続いてユーロドルの1時間足チャートを確認しましょう。
1時間足のチャートではRCIが短期線が中期線・長期線をゴールデンクロスしており、上昇が見込めます。
RCIを利用したトレード手法の詳細な内容については、下記記事をご一読ください。
上手くいけば、1.120ドル付近まで戻りを期待できますが、フィボナッチの「38.2」ラインの少し上に損切を設定した戻り売りを仕掛けるのが、筆者の考える週明けのプランとなります。
ここで短期の買いエントリーもありですが、まずは週明けの相場の動きを見てからにしましょう。
ここ最近は週明け早々に相場が大きく動いているので、慎重にトレードをするのが確実です。
最近の相場はボラティリティも非常に大きいので、トレード機会はたくさんありますので、焦らずに慎重にいきましょう。
ポンドドル 相場分析 ユーロ同様に戻り売りを狙う
日足 反発はできるだけ引き付ける
それでは引き続きポンドドルの相場分析を行いましょう。
ポンドドルの日足チャートです。
ポンドドルは先週1週間で最大幅で「1000pips」近く下げました。
特に木曜日・金曜日は1日で「400pips」近く下落しており、ポンドが殺人通貨と言われる所以が見て取れます。
ポンド円などボラティリティが高い通貨を取引する場合は、資金管理が特に重要となります。FXで勝ち続けるために必須となる考え方なので、記事を是非ご一読ください。
記事:【資金管理】FXで退場せずに稼ぎ続けるたった一つの方法【2%ルール】
同じ欧州通貨であるユーロも下落しましたが、ポンドの方がより売り込まれている状況です。
RCIを確認しても、短期線が中期線をデッドクロスしており、長期線のデッドクロスも狙いに行く状況となっています。
正直RCIの短期線が上向くか、もしくは一旦は短期線がマイナス80ラインをタッチしてからの動きが見れるまでは戻りを待った売りエントリー一択でしょう。
もちろんポンドはファンダメンタルやEU離脱に関する報道などでいきなり急騰する可能性もありますが、上がれば売りエントリーをするくらいの気構えでいいでしょう。
売りエントリーの場合は、直近のターゲットは「1.120ドル」でしょう。ここが割れると更に利益の伸びも期待できますが、過去に何度か反発しているポイントでもあるのでこのライン付近は大きな反発に注意しておきましょう。
1時間足 RCIの反発を確認してからの戻り売りを狙う
続いてポンドドルの1時間足チャートも確認しておきましょう。
先週は大きな反発もなくひたすら下げ続けています。
RCI的にも上がり目はほぼ期待できないでしょう。
売り目線なので、まずはRCIの短期線が80ラインをタッチして、折り返しくるのを見て売りエントリーが無難でしょう。
買いエントリーを検討するにしてもある程度のサポートが期待できるラインである「1.120ドル」付近で損切ラインをシビアにしてのトレードとなるでしょう。
どちらにせよ日足レベルで買いの兆候が見えない状況では、トレンドに乗った売りエントリーが確実です。
それでは来週1週間も良いトレードができるようにしましょう。
コメント