本記事では、ユーロドル・ポンドドルについて来週1週間の相場がどうなるか相場分析しましたので、是非参考にしてみてください。
また先週1週間の振り返りとドル円・ゴールドの相場分析に関しては、別の記事にまとめていますので、よろしければそちらの記事も確認してみてください。
ユーロドル 相場分析 ~フィボナッチを活用して売りも買いも稼ぐ~
現在のユーロドルは、フィボナッチが意識されています。
フィボナッチは、エントリーポイントだけでなく利益確定や損切の判断も行うための補助ツールとして活用できます。
FX以外の金融商品にも活かすことができるので、是非この機会にフィボナッチを学んでみましょう。
日足 ~フィボナッチの38.2%ラインが戻り売りポイント~
それではユーロドルの日足チャートを確認しましょう。
ユーロドルに関してはやはり「1.08000ドル」はサポートラインとして機能していますね。
売りエントリーで入る場合の利益確定のターゲットはここでしょうし、逆に買いエントリーで入るにもこのラインを意識しておくとよいでしょう。
先日の過剰なドル需要でもない限りは、このラインはなかなか明確には割れることはないかと思います。
さて、その辺の環境認識をした上で、現在は「1.09300ドル」前後で推移しています。RCIも短期線が-80ラインをタッチ後に中期線をゴールデンクロスしています。
来週前半はフィボナッチの38.2%ラインを抜けれるかに注目したいところです。素直に抜けるようなら買いで付いていく、揉むようなら「1.09600ドル」付近から売りエントリーを狙いたい。
先ほども書いた通り、「1.08000」ドルをターゲットと考えると「150pips」は狙えるポイントなのでまずまずと言ったところでしょう。
4時間足 ~RCIはデッドクロスを確認、週明け売り狙いもあり~
それでは続いてユーロドルの4時間足チャートを確認しましょう。
4時間足レベルで見るとよりエントリーのタイミングを見計らうことができますね。
RCIを見ると短期線が80ラインを下抜け、かつ中期線をデッドクロスしています。この形なら軽めに売りエントリーを入れても良さそうです。
損切ラインは200MAのある「1.10100ドル」を明確に上抜けた場合ですね。
この形であれば「50pips」くらいは狙えそうなので、トレード機会を逃さないようにしましょう。
・4時間足レベルではRCIはデッドクロス
・買いも売りも狙える相場。
・「1.08000ドル」を意識する。売りエントリーの場合は利益確定目標。買いエントリーの場合はこのラインは強力なサポートラインであることを認識すること。
ポンドドル 相場分析 ~フィボナッチの50%ラインがレジスタンスラインとなる~
日足 ~週明け、フィボナッチの50%ライン付近の値動きに注目~
それではポンドドルの日足チャートを確認しましょう。
ポンドドルは週明け前半いきなり重要なラインに差し掛かっています。
チャートからもわかるように、この二週間はフィボナッチの50%ラインに上値を抑えつけられており、フィボナッチの38.2~50.0%ラインのレンジ相場となっています。
現時点では50.0%まで来ているので、まずはここを明確に上抜けるか、それとも再度ここで下落をするか注目したいところです。
RCIは短期線がゴールデンクロスをしており、中期線・長期線も上向いているので、基本的には押し目買いの方が有利でしょう。
買う場合はレンジの下限であるフィボナッチの38.2%ラインである「1.22000ドル」を目安としましょう。
4時間足 ~RCIはデッドクロス、戻りを売りを試す~
続いてポンドドルの4時間足チャートを確認しましょう。
4時間足レベルではRCIは短期線が80ラインを下抜けており、中期線をデッドクロスしています。
ただ上手い具合に200MAが直ぐ下にきており、まずはここがサポートラインとして機能するかを見たい。
ここが割れないようだと、買いエントリー。このラインを割り込むようなら短期トレードで売りエントリーを仕掛けたい。
ターゲットは直近安値で支えられているフィボナッチの38.2%ラインを参考にしましょう。
いずれにせよ、ポンドは値動きが期待できるので、膠着状態にあるドル円よりもトレード機会に恵まれています。
焦らずに自身の得意な形がチャートに出現するのを待って、トレードを心掛けましょう。
・この二週間上値を抑えられているフィボナッチの50.0%を超えれるかに注目。
まとめ
最後にこの記事のまとめを記載しておきます。
・ユーロドルで取引する場合は下限の「1.08000ドル」を意識する。強力なサポートラインとして機能している。
・ポンドドルはフィボナッチの50.0%である「1.24800ドル」付近を意識する。
・この二週間近くこのラインで上値を抑えられいる点に注意。
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