本記事では、ユーロドル・ポンドドルについて来週1週間の相場がどうなるか相場分析しましたので、是非参考にしてみてください。
また先週1週間の振り返りとドル円・ゴールドの相場分析に関しては、別の記事にまとめていますので、よろしければそちらの記事も確認してみてください。
ユーロドル 相場分析 ~戻り売り戦略を継続~
・「1.08000ドル」は底堅い
FXでは過去のチャートから大いに学びがあります。
ユーロドル・ポンドドルの先週の相場見通しはこちらこそご確認頂けます。
記事:【FX】フィボナッチで稼ぐ!ユーロドル・ポンドドル相場見通し【2020/04/13~17】
日足 ~フィボナッチの38.2%ラインまで引き付けて戻り売りを狙う~
それではユーロドルの日足チャートを確認しましょう。
先週の値動きとしては、高値が「1.09892ドル」・安値が「1.08112ドル」のドル円と同様にあまり値幅のない1週間となりました。
基本的には先週の値動きを参考に、フィボナッチの23.6%~38.2%ラインを上限・下限として考えてトレードを組み立てることになりそうです。
RCIは短期線が中期線・長期線をデッドクロスしており、売り優勢であることが伺えます。
ただし印象ではありますが、「1.08000ドル」というのはかなり底堅いイメージがあり、今の地点で売りエントリーを仕掛けてもあまり利益を狙いないのではないかと考えます。
戻り売りを基本戦略として考えて「1.09400ドル」から段階的に売りを仕掛けたいと考えます。
4時間足 ~RCIはゴールデンクロス、戻りが期待できる~
それでは続いてユーロドルの4時間足チャートを確認しましょう。
4時間足チャートで見るとよりレンジ相場であることを認識できます。
直近でみてもやはり「1.08000ドル」付近は底堅いことが確認でき、まずは下限をここに定めることができます。
日足とは違いRCIは短期線が中期線・長期線をゴールデンクロスしているので、週明け早々は上昇することが想定されます。
フィボナッチの38.2%ラインをや200MAも控えているので、基本的にはそれらのレジスタンスラインを根拠に戻り売りを狙いたい。
できるだけ引き付けたいところですが、「1.09400ドル」くらいから打診売りを仕掛けても良いでしょう。
筆者は長期的にユーロは売りスタンスでいるので、基本的には売りエントリーで利益を狙いたいと考えます。
ポンドドル 相場分析 ~200SMAが天井であることを確認~
・基本的には押し目買いを狙う
日足 ~フィボナッチの38.2%ラインで押し目買いを狙う~
それではポンドドルの日足チャートを確認しましょう。
ポンドドルは週明け早々に、「1.25000ドル」を超えて「1.26000ドル」台に到達。
しかし200MAに抑え込まれ形で、「1.24982ドル」で先週を終えています。
レジスタンスラインとなっていた、フィボナッチの50.0%ラインをサポートラインとして押し目買いを狙いたい。
気になる点としてはRCIの短期線が中期線をデッドクロスしている点。
週明けの月曜日の値動きを見てからでも遅くないかもしれません。ポンドは予期せぬ材料で乱高下する通貨なので、この辺はしっかりと確認してからでも充分に利益を狙えるでしょう。
4時間足 ~ポンドは売りも買いもできるだけ節目まで引き付けるのが勝つコツ~
それでは続いてポンドドルの4時間足チャートを確認しましょう。
4時間足ではやや値動きが落ち着いています。
基本的にはフィボナッチの50.0%ラインから200MAに掛けてを押し目としてみて、買いエントリーを狙いたい。
上手くいけば「1.23ドル」台で買いエントリーも考えられるので、「200pips」以上は狙える可能性があります。
基本的にポンドはドルや円・ユーロと言った通貨と違い、充分に引き付けてのトレードを狙うようにしましょう。
RCIは短期線が中期線をゴールデンクロスしており、上昇が見込まれますが、焦らずにじっくりと自分の得意とするエントリーポイントが来るまで待つことを推奨します。
まとめ
最後にこの記事のまとめを記載しておきます。
・売りの場合は利益確定ポイント。買いの場合はここをサポートラインとしてトレードを狙う。
・ポンドドルは基本的に押し目買いを狙う。
・「1.23ドル後半」~「1.24ドル前半」まで引き付けたい。利益確定は直近高値の「1.26500ドル」を目安とする。
コメント