また、先週(2021年10月4日~10月8日)のドル円・ユーロ円・ポンド円・豪ドル円に関する記事も下記から合わせてご確認いただけます。
ドル円 相場見通し ~米雇用統計は予想を下回ったものの、ドル高相場継続~
10月4日週のドル円の値幅は最大で「1.435円」となりました。
先週比で高値、安値、終値の全てを上回る結果となっており、2週連続で年初来高値を更新するなどドル高相場が継続していることが確認できます。
今週は10月8日に米雇用統計が発表されました。結果は下記の通りでNFPは予想を下回ったものの失業率は改善傾向にあり、ドル買いの流れは止まることはありませんでした。(※発表直後こそ、一時的に111.50円台まで下落しましたが結果は押し目買いのポイントとなる)
112円台での越週となったことや米長期金利が「1.6%台」まで上昇していることからも、次週以降もドル円は買い優勢であることが想起されます。
そんなドル円に関する10月11日週の注目すべきイベント・経済指標は下記の通りです。
10月14日:アメリカ・生産者物価指数 09月、
アメリカ・新規失業保険申請件数 10/03 – 10/09
10月15日:アメリカ・輸入物価指数 09月、アメリカ・小売売上高 09月、
アメリカ・ニューヨーク連銀製造業景気指数 10月
日足チャート エントリーポイント解説
【環境認識】
・上昇トレンド継続、112円台での越週
・移動平均線はパーフェクトオーダー成立
・RCIは短期線、長期線が水平。中期線が上向きで買い優勢。
【移動平均線】
現在レート:112.217円
20日移動平均線:110.605円
50日移動平均線:110.141円
100日移動平均線:110.093円
200日移動平均線:108.681円
上記の環境認識を踏まえると、来週のドル円は買い優勢であると考えています。
具体的なエントリーポイントは下記の通りとなります。
※現在のレートと20日移動平均線の価格帯が乖離していることから、移動平均線を頼ったトレードは難しい点を意識しておきましょう。
・「111.30円~113.50円」:買い優勢、米長期金利の動向を見つつ、押し目買いを積極的に狙う。2018年以来の113円台も視野に入る。
ユーロ円 相場見通し ~中期の下落平行チャネルをブレイクできるかに注目~
10月4日週のユーロ円の値幅は最大で「1.577円」となりました。
先週比で高値、安値を下回ったものの、終値は上回る結果となっています。
週末までは冴えない値動きとなったユーロ円ですが、週末にはリスク選好ムードの高まりから大陽線となっており、次週に中期の下落平行チャネルのブレイクの可能性を見せる形となっています。
そんなユーロ円に関する10月11日週の注目すべきイベント・経済指標は下記の通りです。
10月13日:ユーロ・鉱工業生産指数 08月
日足チャート エントリーポイント解説
【環境認識】
・下落平行チャネル内の値動きを継続
・20日、50日移動平均線を上抜ける
・RCIは短期線が下向き、中長期線が上向きで目先は売り買いの優位性なし
【移動平均線】
現在レート:129.871円
20日移動平均線:129.148円
50日移動平均線:129.334円
100日移動平均線:130.498円
200日移動平均線:129.785円
上記の環境認識を踏まえると、来週のユーロ円は売り買いどちらも狙える相場であると考えています。
具体的なエントリーポイントは下記の通りとなります。
・「129.00円~130.70円」:130.70円を明確に上抜ければ完全に買い目線でのトレードを想定。それまでは売り買いどちらも狙える相場。
ポンド円 相場見通し ~100日移動平均線を上抜けており、上値余地拡大!~
10月4日週のポンド円の値幅は最大で「2.753円」となりました。
先週比で高値、安値、終値の全てを上回る力強い結果となっていますね。
特に週末にかけては中期の下落平行チャネルの上限+100日移動平均線を明確に上抜けており、次週の更なるポンド高に期待が持てる展開となっています。
そんなポンド円に関する10月11日週の注目すべきイベント・経済指標は下記の通りです。
10月13日:英国・貿易収支 8月、英国・製造業生産高 8月、英国・鉱工業生産指数 8月
日足チャート エントリーポイント解説
【環境認識】
・中期の下落平行チャネルの上限+100日移動平均線を明確に上抜け
・RCIは短期線が水平、中長期線は上向きで買い優勢
【移動平均線】
現在レート:152.792円
20日移動平均線:150.985円
50日移動平均線:151.336円
100日移動平均線:152.398円
200日移動平均線:150.474円
上記の環境認識を踏まえると、来週のポンド円は買い優勢であると考えています。
具体的なエントリーポイントは下記の通りとなります。
・「152.00円~155.00円」:買い目線、152円台前半での押し目買いを狙いつつ上値余地を模索する。
豪ドル円 相場見通し ~82円にタッチ、82円台の上値抵抗線をブレイクできるかに注目~
10月4日週の豪ドル円の値幅は最大で「1.6円」となりました。
先週比で高値、安値、終値の全てを上回る結果となっており、堅調な値動きであったことが確認できます。
今週は豪州単体のイベントとして、豪・政策金利の発表がありましたが、予想通りの据え置きで声明内容もサプライズはなく、無難にイベントを通過しました。
堅調な値動きの豪ドル円ですが、82円台前半には強い上値抵抗線があり、このラインをブレイクできるかが次週のポイントとなります。
そんな豪ドル円に関する10月11日週の注目すべきイベント・経済指標は下記の通りです。
10月14日:豪・雇用統計 09月
日足チャート エントリーポイント解説
【環境認識】
・20日、50日移動平均線を起点に上昇
・100日移動平均線を上抜けて82円にタッチ
・RCIは短期線が水平、中長期線は上向きで買い優勢
【移動平均線】
現在レート:81.993円
20日移動平均線:80.432円
50日移動平均線:80.432円
100日移動平均線:81.771円
200日移動平均線:82.332円
上記の環境認識を踏まえると、来週の豪ドル円はやや買い優勢であるものの売りエントリーも十分に検討の余地があると考えています。
具体的なエントリーポイントは下記の通りとなります。
・「80.90円~83.00円」:売り買いどちらも狙える相場(やや買い優勢)、82円台前半の上値抵抗線を抜けきれるかが焦点。
まとめ
最後にこの記事のまとめを記載しておきます。
各通貨のエントリーポイントのまとめ
・想定レートは「111.30円~113.50円」:2週連続で年初来高値を更新。米長期金利の上昇を後押しに2018年以来の113円台を目指す。押し目買いで利益を伸ばしたい。
・想定レートは「129.00円~130.70円」:リスク選好ムードで買い優勢も、中期の下落平行チャネルは継続しており、戻り売り狙いのトレードも想定できる。
・想定レートは「152.00円~155.00円」:100日移動平均線を上方ブレイクしたいことで完全に買い目線。152円台前半での押し目買いで利益を伸ばしたい。
・想定レートは「80.90円~83.00円」:82円台前半には強い上値抵抗線があるため、このラインをブレイクできるかがポイント。株価の動向を見つつ揉み合うようなら売りエントリーを狙う。
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