【パウエル議長・黒田総裁の発言に注目】FXドル円・ダウ平均株価相場予測【2021/3/13】

この記事では、来週(2021年3月15日~3月19日)にかけてのドル円・NYダウ平均株価のチャート分析を解説します。

ダウ平均株価 相場見通し ~金利上昇でハイテク株は弱含みも、米追加経済対策成立でバリュー株は強気でダウ平均株価は最高値を更新~

ダウ平均株価の1週間の値動き(2021/3/8-3/12)の画像

ダウ平均株価の1週間の値動き(2021/3/8-3/12)

3月8日週のダウ平均株価の値幅は最大で「1,281.1ドル」となりました。

先週比で高値・安値・終値を全て上回る結果となっており、またも過去最高値を更新する強い値動きとなっています。

米長期金利が上昇している中で、これまで株価を牽引してきたハイテク株(グロース銘柄)には売りが目立つものの、コロナショックの影響で落ち込んでいた産業、特に銀行株、小売株、航空株が買われ株価を押し上げる展開となっています。

背景にはバイデン大統領が公約に掲げていた、「1.9兆ドル規模の米追加経済対策」が大きな修正なく署名までこぎ着けたのが要因となります。

加えて5月までに米国民へのワクチン接種の展開も想定されており、米経済の回復見込みも上方修正されるなど、株価をサポートする展開となりました。

一方で来週のFOMCでは、長期金利や経済先行き見通しの公表が予定されているなど、株価にとって注目の1週間となりそうです。

日足チャート エントリーポイント解説

2021年3月13日時点のダウ平均株価の日足チャート画像

ダウ平均株価(日足チャート):TradingViewより

それでは、ダウ平均株価の日足チャートを確認しましょう。

環境認識は下記の通りです。

・上昇トレンドは継続
・移動平均線はパーフェクトオーダー維持
・日足50MA+上昇平行チャネルの下限は強いサポートラインとして認識
・RSIは「68ポイント」
上記を踏まえると、引き続きダウ平均株価は押し目買い狙いのトレードとなるでしょう。
テクニカル的には日足20MAを背に、直近のレジスタンスラインとなっていた「32,000ドル」付近から打診買いを狙うことになります。
金利の急騰を受けても、「32,000ドル→30,500ドル」までしか下落しなかったことを考えると、今後も堅調な値動きが期待できます。
FOMCは懸念事項ですが、長期金利が「2.0%」を超えない限りは大勢に影響を及ぼすことはないでしょう。
基本的には押し目をじっくりと待って、コツコツと買い増すのがトレードシナリオとなります。
・来週のNYダウ平均株価の想定レート
「31,500ドル~34,000ドル」:買い目線、押し目をじっくり待って少しずつ買い増す。米長期金利が「2.0%」を超えると危険。

ドル円 相場見通し ~ドル高は続く、2020年3月以来の110円台も視野に入る~

ドル円の1週間の値動き(2021/3/8-3/12)の画像

ドル円の1週間の値動き(2021/3/8-3/12)

3月8日週のドル円の値幅は最大で「0.940円」となりました。

先週比で高値・安値・終値を全て上回る結果となっており、引き続きドル円は堅調な値動きとなっています。

109円付近では週足レベルでの抵抗ラインもあり、やや揉み合いが予想されますが、このラインを明確に上抜けると110円台へのトライも視野に入ります。

ドル高の最大の要因でもある、米長期金利も上昇の勢いは続いており、引き続きドル円は買い目線でのトレードを心掛けることになります。

そんなドル円の3月15日週のイベント・経済指標は下記の通りです。

やはり17日の「FOMC、パウエルFRB議長の会見」、19日の「日銀会合、黒田総裁の会見」には要注目となります。

いずれも長期金利に関する見解が気になるところですね。

・3月16日:米小売売上高(2月)
・3月17日:米FOMC・経済予測公表・パウエルFRB議長記者会見
・3月18日:米景気先行指数(2月)
・3月19日:日銀会合・政策点検公表・黒田日銀総裁記者会見

日足チャート エントリーポイント解説

2021年3月13日時点のドル円の日足チャート画像

ドル円(日足チャート):2021/3/13時点

それでは、ドル円の日足チャートを確認しましょう。

環境認識を行います。

・上昇トレンドは継続
・109円台付近で揉み合う→週足レベルでの抵抗ライン
・RCIは短、中、長期線の全てが90ポイント台で過熱感を示唆
上記を踏まえると、引き続きドル円は買い目線でのトレードとはなるものの、週足レベルでの抵抗ラインでの値動きや目先の過熱感を示唆する兆候もあり、押し目買いを狙うことになります。
日足20MAの価格帯が「106.90円」であることから、移動平均線に頼ったトレードは難しいところです。
そのため、3月8日週安値の「108.30円台」を下値余地として、108円台半ばからの押し目買いを狙うことになります。
上値余地は心理的節目でもある「110円」でしょう、2020年3月以来の水準でもあり、意識されるポイントです。
注意点としては、今のドル円は米長期金利次第なところがあるので、長期金利の動向は必ず押さえておきましょう。
来週のドル円の想定レート
・「108.00円~110.00円」:買い目線、米長期金利の動向は必ず押さえる。

まとめ

最後にこの記事のまとめを記載しておきます。

各通貨のエントリーポイントのまとめ

・買い目線、押し目をじっくり待って少しずつ買い増す。米長期金利が「2.0%」を超えると危険。
・想定レートは「31,500ドル~34,000ドル」
・買い目線、堅調な値動きが期待できる。米長期金利の動向は必ず押さえる。
・想定レートは「108.00円~110.00円」

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この記事を書いた人
ハイゼンベルク

FX歴3年目、普段はサラリーマンの兼業トレーダーです。現在はFX・投資信託・ブログに没頭中。
相場見通しやテクニカル分析手法を発信しています。このブログを通じて、FXトレーダーの方に役立つことができれば幸いです。

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