また、先週(2021年10月11日~10月15日)のドル円・ユーロ円・ポンド円・豪ドル円に関する記事も下記から合わせてご確認いただけます。
ドル円 相場見通し ~2018年以来の114円台到達!強気相場継続で115円台を目指す~
10月11日週のドル円の値幅は最大で「2.345円」となりました。
先週比で高値、安値、終値の全てを上回る結果となっており、今週も年初来高値を更新しました。力強い値動きが継続していることが確認できます。
ここ最近のドル円の上昇には、FOMC議事要旨による早期テーパリングが既定路線となったこと、米長期金利の上昇、リスク選好による円売りなど複数の要素が寄与しています。
テクニカル的にもファンダメンタル的にも、ドル円は今後も続伸が基本シナリオとなり、2017年3月以来の115円を目指す値動きが想定されます。
そんなドル円に関する10月18日週の注目すべきイベント・経済指標は下記の通りです。
10月20日:アメリカ・週間石油在庫統計 10/09 – 10/15、
米地区連銀経済報告(ベージュブック)
10月21日:アメリカ・フィラデルフィア連銀景況指数 10月、
アメリカ・中古住宅販売件数 09月
日足チャート エントリーポイント解説
【環境認識】
・9月22日の陽線を起点に力強い上昇トレンドを形成
・移動平均線はパーフェクトオーダー成立
・RCIは短中長期線の全てが上向きで買い優勢
【移動平均線】
現在レート:114.243円
20日移動平均線:111.572円
50日移動平均線:110.547円
100日移動平均線:110.312円
200日移動平均線:108.927円
上記の環境認識を踏まえると、来週のドル円は買い優勢であると考えています。
上値余地を明確に想定するのは難しいですが、目先は心理的節目の価格帯である115.00円や2017年3月高値の115.50円付近を目指す事となるでしょう。
具体的なエントリーポイントは下記の通りとなります。
・「113.10円~115.50円」:買い優勢、113円台での買いエントリーを狙う。目先のターゲットは2017年3月以来の115円台。
ユーロ円 相場見通し ~中期の下落トレンドを上方ブレイク、目指すは134円台復活~
10月11日週のユーロ円の値幅は最大で「3.031円」となりました。
先週比で高値、安値、終値の全てを上回る結果となっており、力強い値動きを見せました。
ただし、注意点としてはユーロ自体が積極的に買われたというよりは、円売り優勢の相場が後押しとなりクロス円全体を押し上げた側面があります。
実際ドル円やポンド円などは年初来高値を更新していますが、ユーロ円は更新できていない点が事実としてあります。
来週は週後半にユーロに関する経済指標が多くあり、ユーロ自体の経済状況などを見極める良い機会となりそうです。
さて、ユーロ円に関する10月18日週の注目すべきイベント・経済指標は下記の通りです。
10月21日:ユーロ・消費者信頼感指数(速報値) 10月
10月22日:ドイツ・非製造業PMI(購買担当者景気指数)(速報値) 10月、
ドイツ・製造業PMI(購買担当者景気指数)(速報値) 10月、
ユーロ・非製造業PMI(購買担当者景気指数)(速報値) 10月、
ユーロ・製造業PMI(購買担当者景気指数)(速報値) 10月
日足チャート エントリーポイント解説
【環境認識】
・2021年6月を起点とした下落トレンドは終了
・130.70円を抵抗線→支持線になり、上昇トレンドを形成
・RCIは短中期線が上向きで買い優勢
【移動平均線】
現在レート:132.509円
20日移動平均線:129.697円
50日移動平均線:129.520円
100日移動平均線:130.404円
200日移動平均線:129.899円
上記の環境認識を踏まえると、来週のユーロ円は買い優勢であると考えています。
上値余地は年初来高値の「134.10円」台がターゲットとなることを想定しています。
具体的なエントリーポイントは下記の通りとなります。
・「131.70円~134.10円」:買い目線、年初来高値の到達を目指す。週後半のユーロ圏の経済指標には要注目。
ポンド円 相場見通し ~強気のポンド円、2016年以来の157円に到達~
10月11日週のポンド円の値幅は最大で「4.733円」となりました。
先週比で高値、安値、終値の全てを大幅に上回る結果となっており、年初来高値を更新。2016年以来の157円台に到達しています。
ポンド上昇の背景として、リスク選好の円売りが上昇の後押しになったことに加えて、週末には英中銀の早期利上げ期待もあり、力強い値動きを見せました。
そんな更なる上昇が期待できそうなポンド円に関する10月18日週の注目すべきイベント・経済指標は下記の通りです。
英国・生産者物価指数 09月
10月22日:英国・GfK消費者信頼感調査 10月、英国・小売売上高 09月、
英国・製造業PMI(速報・購買担当者景気指数) 10月
日足チャート エントリーポイント解説
【環境認識】
・週足レベルの長期上昇平行チャネルのセンターラインをブレイクし、年初来高値を更新中
・RCIは短中長期線が上向きで買い優勢
【移動平均線】
現在レート:156.995円
20日移動平均線:151.897円
50日移動平均線:151.620円
100日移動平均線:152.416円
200日移動平均線:150.828円
上記の環境認識を踏まえると、来週のポンド円は買い優勢であると考えています。
具体的なエントリーポイントは下記の通りとなります。
・「156.00円~160.00円」:買い優勢、156円台前半での買いエントリーを狙う。ターゲットは2016年6月以来の160円台。
豪ドル円 相場見通し ~中期の下落トレンドをブレイクで、目線は買い優勢~
10月11日週の豪ドル円の値幅は最大で「3.074円」となりました。
先週比で高値、安値、終値の全てを大幅に上回る結果となっていますね。
豪ドル円上昇の背景には、先述の円売りも大きいですが、エネルギー価格の上昇に伴い資源国通貨も買われる相場となっていることが挙げられます。
そんな豪ドル円に関する10月18日週の注目すべきイベント・経済指標は下記の通りです。
日足チャート エントリーポイント解説
【環境認識】
・中期の下落平行チャネルの上限をブレイク、200日移動平均線を上抜けており、年初来高値の更新を目指す
・RCIは短中長期線が上向きで買い優勢
【移動平均線】
現在レート:84.751円
20日移動平均線:81.333円
50日移動平均線:80.736円
100日移動平均線:81.736円
200日移動平均線:82.406円
上記の環境認識を踏まえると、来週の豪ドル円は買い優勢であると考えています。
具体的なエントリーポイントは下記の通りとなります。
・「84.00円~86.00円」:買い優勢、目先のターゲットは年初来高値の85.70円付近。
まとめ
最後にこの記事のまとめを記載しておきます。
各通貨のエントリーポイントのまとめ
・想定レートは「113.10円~115.50円」:113円台での買いエントリーを狙う。目先のターゲットは2017年3月以来の115円台。心理的節目でもあるため、この付近での値動き二注目したい。
・想定レートは「131.70円~134.10円」:他のクロス円と比べると、やや上昇の勢いに欠ける。とは言え円売り相場ではあるので押し目買いを狙いたい。
週後半のPMIの経済指標には要注目。
・想定レートは「156.00円~160.00円」:年初来高値を更新しており、力強い値動き。
英中銀の早期利上げ期待もあり、テクニカル的にもファンダメンタル的にも買い目線となる。
2016年6月以来の160円台到達も視野に入る。
・想定レートは「84.00円~86.00円」:84円台前半での買いエントリーを狙う。目先のターゲットは年初来高値の85.70円付近。
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