また、先週(2023年12月11日~12月15日)のドル円・ユーロ円・ポンド円・豪ドル円に関する記事も下記から合わせてご確認いただけます。
注目の経済指標一覧(期間:2023年12月18日~2023年12月22日)
FOMCやECBが開催さらた先週に引き続き、今週も注目すべき指標&イベントが集まります。
特に円絡みの通貨ペアをトレードするなら、12月19日に予定されている「日銀会合&植田日銀総裁の会見」は要注目です。
ドル円 来週の相場見通し(期間:2023年12月18日~2023年12月22日)
●12月11日週のドル円の値幅は最大で「約5.633円」となりました。
●先週比では、高値安値終値を下回る結果となりました。
●週足は陰線で確定しています。(5週間連続)
●振り返ると今週はドル売りが強まった1週間でした。
●背景としては、米FOMCにて想定以上のハト派的な内容が示されたことが挙げられます。
└来年の金利予測で「0.75%」の利下げが示される
└パウエルFRB議長が利上げ開始に関する議論を行ったと発言
※これらの内容を受けて、米長期金利が急落⇒ドル売りのフローが強まりました。
【環境認識】
●200日MAを下抜けて、越週
●日足RCIは短長期線が下向き、中期線が「-90~95ポイント台で張り付く」
【移動平均線】
現在レート:142.110円
5日移動平均線:143.676円
20日移動平均線:146.624円
50日移動平均線:148.734円
100日移動平均線:147.677円
200日移動平均線:142.562円
上記の環境認識を踏まえた具体的なドル円のエントリーポイントは下記の通りとなります。
・「138.00円~144.00円」:テクニカル的には売り優勢、ドル売り優勢となっていることも後押し。
ただし今週は日銀会合の結果次第でしょう。仮に直近で報じられたように金融緩和政策の修正が決定された場合は、ドル円は更なる急落が予想されます。(7月以来の140円割れを考慮)
一方で金融緩和策継続(現状維持)となった場合は、反発も十分に考えられます。
安全にトレードするなら日銀会合&植田日銀総裁の会見を確認してから、トレンドに後乗りするのが良いでしょう。
ユーロ円 来週の相場見通し(期間:2023年12月18日~2023年12月22日)
●12月11日週のユーロ円の値幅は最大で「約3.827円」となりました。
●先週比では安値を上回ったものの、高値終値を下回る結果となっていますね。
●週足は陰線で確定しています。(3週間連続)
●注目のECBの主な内容は以下の通りでした。
└金利据え置き(事前予想通り)
└FOMCと違い、利下げの議論については時期尚早との考えを示す(従来通り)
【環境認識】
●5日MAに上値を抑えこまれる
●一方で200日MAでは買い圧力も根強く、ドル円とは違い200日MAは死守
●日足RCIは短期線が水平、中長期線が下向き
【移動平均線】
現在レート:154.823円
5日移動平均線:156.075円
20日移動平均線:159.479円
50日移動平均線:159.703円
100日移動平均線:158.724円
200日移動平均線:154.319円
上記の環境認識を踏まえた具体的なユーロ円のエントリーポイントは下記の通りとなります。
・「151.00円~157.00円」:ドル円記載の通り、今週は日銀会合の結果次第です。
日銀会合の結果がタカ派なら200日MAの下方ブレイクを想定、ハト派なら反発を想定。
※安値は7月28日安値の151円台ミドル、上値は157円までを想定。
ポンド円 来週の相場見通し(期間:2023年12月18日~2023年12月22日)
●12月11日週のポンド円の値幅は最大で「約5.989円」となりました。
●先週比では高値安値終値を下回る結果となっていますね。
●週足は陰線で確定しています。(3週間連続)
●注目の英中銀の主な内容は以下の通りでした。
└金利据え置き(事前予想通り)
└FOMCと違い、利下げの議論については時期尚早との考えを示す(従来通り)
【環境認識】
●5日MAに上値を抑え込まれるも、下値は200日MAでサポートされる
●日足RCIは短期線が水平、中長期線が下向き
【移動平均線】
現在レート:180.076円
5日移動平均線:181.517円
20日移動平均線:184.827円
50日移動平均線:184.179円
100日移動平均線:183.737円
200日移動平均線:178.218円
上記の環境認識を踏まえた具体的なポンド円のエントリーポイントは下記の通りとなります。
・「176.00円~184.50円」:日銀会合の結果次第で各レジサポラインのブレイクを想定。上値は5日MA(ブレイクで50日&100日MAまで上昇)、下値は200日MA(ブレイクで176円台まで下落)をターゲットに設定。
豪ドル円 来週の相場見通し(期間:2023年12月18日~2023年12月22日)
●12月11日週の豪ドル円の値幅は最大で「約1.575円」となりました。
●先週比では安値を上回ったものの、高値終値を下回る結果となっていますね。
●週足は陽線で確定しています。(3週間ぶり)
●他のクロス円と比較すると、94円台半ばから96円台前半の狭い範囲での値動きとなりました。
●豪雇用統計の新規雇用が事前予想を大きく上回ったことで、対円で上値は重いものの底堅い値動きとなっています。
【環境認識】
●100日MA付近での値動き
●日足RCIは短期線が上向き、中長期線が下向き
【移動平均線】
現在レート:95.254円
5日移動平均線:95.356円
20日移動平均線:96.784円
50日移動平均線:96.250円
100日移動平均線:95.357円
200日移動平均線:93.661円
上記の環境認識を踏まえた具体的な豪ドル円のエントリーポイントは下記の通りとなります。
・「93.60円~96.30円」:100日MA付近での値動きを想定。上値は50日MA、下値は200日MAを想定。他のクロス円同様に日銀会合の結果には要注目。
まとめ
最後にこの記事のまとめを記載しておきます。
各通貨のエントリーポイントのまとめ
・想定レートは「138.00円~144.00円」
⇒売り
※日銀会合&植田日銀総裁の会見次第、金融政策修正なら140円割れもある
・想定レートは「151.00円~157.00円」
⇒売り
・想定レートは「176.00円~184.50円」
⇒売り
・想定レートは「93.60円~96.30円」
⇒中立
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