また、先週(2024年6月3日~6月7日)のドル円・ユーロ円・ポンド円・豪ドル円に関する記事も下記から合わせてご確認いただけます。
注目の経済指標一覧(期間:2024年6月10日~2024年6月14日)
6月10日週は要注目の経済指標が多く発表されます。
特に以下の指標の結果には警戒が必要です。
■6月12日(水)
・アメリカ・消費者物価指数(CPI) 05月
・FRB政策金利(FOMC) 06月、パウエルFRB議長会見
■6月13日(木)
・アメリカ・生産者物価指数(PPI) 05月
■6月14日(金)
・日銀会合
・植田日銀総裁会見
今週の振り返り
■週前半はクロス円全般にリスク回避的な値動きが見られました。週後半はやや持ち直したものの、翌週にFOMC、日銀会合という大型イベントが予定されていることもあり、上値の重い印象でした。
■注目のECBは事前の予想通り、「0.25%」の利下げが発表されました。今後の利下げについては、経済データ次第と従来の方針を継続することになっています。
■週末に発表された米・雇用統計は事前の予想を上回る好結果となったことで、米金利の上昇⇒ドル買いが強まっての越週となりました。
来週の相場見通し(期間:2024年6月10日~2024年6月14日)
ドル円(USD/JPY)
【環境認識】
■157円台が抵抗ラインとなる
■一方で50日MAが支持ラインとして機能
■日足RCIは短中期線が下向き、長期線が水平
【移動平均線】
現在レート:156.742円
5日移動平均線:155.852円
20日移動平均線:156.312円
50日移動平均線:154.981円
100日移動平均線:152.215円
200日移動平均線:149.891円
上記の環境認識を踏まえた具体的なドル円のエントリーポイントは下記の通りとなります。
今週のドル円の想定レート:「154.50円~158.50円」
■6/10日週は米消費者物価指数、FOMC、日銀会合と大型イベントが目白押しで、これらの結果次第でボラティリティの拡大が期待できます。
⇒ファンダメンタル相場となり、仮に米消費者物価指数の結果が予想より強く、FOMCがタカ派的な内容となればドル買いが強まることが想定されます。(逆も然り)
⇒日銀会合では政策金利の引き上げ、国際買い入れ減額の発表があるかに注目が集まっており、仮に正式にアナウンスされれば円買いが強まることが想定されます。(逆も然り)
■テクニカル的には下値は50日MAを、上値は157.90円ラインを攻略できるかがポイントとなります。
ユーロ円(EUR/JPY)
【環境認識】
■5月3日を起点とした上昇の勢いはひと段落、方向感を探る展開
■日足RCIは短中期線が下向き、長期線が水平
【移動平均線】
現在レート:169.300円
5日移動平均線:169.388円
20日移動平均線:169.563円
50日移動平均線:167.031円
100日移動平均線:164.480円
200日移動平均線:161.660円
上記の環境認識を踏まえた具体的なユーロ円のエントリーポイントは下記の通りとなります。
今週のユーロ円の想定レート:「167.00円~171.00円」
■ドル円に記載の通り、大型イベントが予定されていることもあり、中途半端なポジションでエントリーは避けましょう。
■買いは4時間足200MAや、50日MAまで引き付けて押し目買いを狙います。
■売りは170円台後半が抵抗ラインとして機能しており、このラインを目安に売りエントリーを狙います。
ポンド円(GBP/JPY)
【環境認識】
■一時20日MAを下抜ける場面があったものの、最終的には5日MAを上抜けての越週
■日足RCIは短中期線が下向き、長期線が水平
【移動平均線】
現在レート:199.368円
5日移動平均線:199.095円
20日移動平均線:198.787円
50日移動平均線:195.262円
100日移動平均線:192.356円
200日移動平均線:188.006円
上記の環境認識を踏まえた具体的なポンド円のエントリーポイントは下記の通りとなります。
今週のポンド円の想定レート:「197.00円~201.00円」
■イベントの結果次第でボラティリティが拡大しやすい通貨ペアなので、今週は雑なエントリーは避けましょう。
■197~198円台では買いも入りやすく、このラインまで引き付けて買いエントリーを狙いたい。上値のターゲットは年初来高値の更新が視野に入ります。
豪ドル円(AUD/JPY)
【環境認識】
■5日&20日MAが上値抵抗線となる
■日足RCIは短中長期線が下向き
【移動平均線】
現在レート:103.103円
5日移動平均線:103.568円
20日移動平均線:103.868円
50日移動平均線:101.896円
100日移動平均線:99.862円
200日移動平均線:97.983円
上記の環境認識を踏まえた具体的な豪ドル円のエントリーポイントは下記の通りとなります。
今週の豪ドル円の想定レート:「101.80円~105.50円」
■下値は50日MAを、上値は20日MA⇒年初来高値を想定し、短期的には売り買い柔軟に対応することになります。
まとめ
最後にこの記事のまとめを記載しておきます。
各通貨の想定レート&目線まとめ
・想定レートは「154.50円~158.50円」
⇒中立
・想定レートは「167.00円~171.00円」
⇒中立
・想定レートは「197.00円~201.00円」
⇒中立
・想定レートは「101.80円~105.50円」
⇒中立
スキャルピング可能なJFXでトレードしよう!
スキャルピング取引を検討されている方は「JFX」で口座開設をするのがオススメです。
スキャルピングが容認されているFX業者は意外と少ないです。口座を持ってない方は是非検討してみて下さい。ちなみに取引量に応じて、キャッシュバックや食品が貰えたりするのも何気に美味しいです。
ご興味ありましたら、下記リンクからご登録をお願いします。
コメント