本記事では、ユーロ円・ポンド円について来週1週間の相場がどるなるかの見通しを記述しています。是非参考にしてみてください。
また先週1週間の振り返りとドル円・ゴールドの相場分析に関しては、別の記事にまとめていますので、よろしければそちらの記事も確認してみてください。
記事:【FX】原油価格は衝撃のマイナス!?ドル円・ゴールド相場予測【2020/04/27~5/1】
ユーロ円 見通し 「来週も基本戦略は戻り売りを狙う」
・重要なサポートラインである「116.00円」を一時的に割れる
日足 「突っ込み売りは避け、あくまで戻りを待つ」
それではユーロ円の日足チャートを確認しましょう。
ユーロ円はジワジワと下落を継続しています。
為替においては、現時点では比較的安全資産とされる「円」や「米ドル」が買われやすい状況もあり、ユーロは売られています。
ユーロにおいても新型コロナに関するダメージは深刻で、欧州各国の経済指標も悪化の一途を辿っています。
そのためユーロ自体を積極的に買う理由も特には無く、来週も基本的には戻り売りを推奨します。
気になる点は116円という有力なサポートライン付近の値動きです、一時的にとはいえ2019年9月以来の115円台も突入しており、どこまで下落するかは読めません。
手掛かりとしては2017年4月につけた安値である、「114.840円」がターゲットでしょうか?
いずれにせよ下値余地はさほどない可能性もあるので、突っ込み売りは避けるのが無難でしょう。
4時間足 「戻り売りは116円後半から」
それでは続いて、ユーロ円の4時間足チャートを確認しましょう。
4時間足を確認すると、新型コロナの影響で暴落をしてから、半値戻しを達成後、再度下落をしております。
基本的には、レジスタンスラインまで引き付けてからの戻り売りを狙う形となります。
RCIが4時間足レベルでゴールデンクロスをしているので、まずは116円後半まで上昇したのを確認してから売りを狙うといいでしょう。レジスタンスラインを明確に超えた場合は損切することも忘れずに。
また、4時間足レベルで「115.80円」付近では底堅さを見せたことから、利益確定の際のターゲットと捉えることもできるので認識をしておきましょう。
そして「あなた」がユーロ円で買いを検討している場合は、「115円台」まで落ちてから買うのも一つの手だとは思います。もちろんその際は損切はシビアに設定することを推奨します。
ポンド円 見通し 「売りも買いも目線はフラット」
・売りも買いもあり得るので臨機応変に対応する
日足 「フィボナッチの38.2%ラインに注目」
それではポンド円の日足チャートを確認しましょう。
ポンド円は週明け早々にフィボナッチの50.0%ラインを明確に割れて、その後三角保ち合いも下に割れて、大きく下落しました。
手前味噌で恐縮ですが、ポンド円に関しては予想通りの値動きとなりました。
記事:【フィボナッチ】勝てるおすすめのテクニカル分析【FX】
前回の50.0%ラインの時と同様に38.2%でも同じことを繰り返すのではないかと考えます。
そのため、まずは38.2%ラインでの値動きを確認しましょう。押し目となる可能性もありますし、もちろん下抜けて今度は「23.6%」ラインまで下落ということも想定されます。
いずれにせよ週明け早々に、ポンドがどのような反応をするかを確認してからのトレードを推奨します。
4時間足 「RCIは買い、週明け132.50から買いエントリー」
それでは引き続き、ポンド円の4時間足チャートを確認しましょう。
4時間足レベルでは、RCIもゴールデンクロスをしており、やや買い目線でしょうか。ただ133円前半の売り圧力もあり、先週末は132円後半で推移しています。
売りも買いも有り得る状況なので、来週のシナリオはトレードをする方の目線によるでしょう。
あなたがフィボナッチの38.2%ラインを押し目と捉える場合は、買いのポイントは「132.50円」が一つの目安となるでしょう。
200MAが沿っているのも一応のサポートの根拠としては有効でしょう。
またあなたが4時間足レベルでは下落トレンドが形成されつつあると捉えるのであれば、133円台前半からの戻り売りを行うがも一つの手となります。
いずれにせよ、来週は経済指標やイベントもあり、リスクオン相場となるかリスクオフ相場となるか、ファンダメンタルを注視しつつのトレードとなるでしょう。
ファンダメンタルに関する詳細な内容については、こちらの記事を参考にしてみてください。
記事:【FX】ファンダメンタルズ分析を学んで勝ちトレーダーになる!【役立つ】
まとめ
最後にこの記事のまとめを記載しておきます。
・売りポイントは116円後半から段階的に
・ポンド円は売りも買いも有り得る状況
・フィボナッチの38.2%ラインが押し目となるか割れるかに注目
・来週は経済指標・イベントが盛り沢山。ファンダメンタルに注意。
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