また、先週(2023年3月20日~3月24日)のドル円・ユーロ円・ポンド円・豪ドル円に関する記事も
下記から合わせてご確認いただけます。
注目の経済指標一覧(期間:2023年3月27日~2023年3月31日)
3月27日週は多くの要人発言や経済指標が発表されますが、
その中でも特筆すべき指標として以下の5つが挙げられます。
・2023年3月29日(水) :豪・消費者物価指数(月次) 02月
・2023年3月30日(木) :アメリカ・実質GDP(確報値) 第4四半期
・2023年3月31日(金) :アメリカ・個人所得・支出 02月
・2023年3月31日(金) :アメリカ・PCEデフレータ 02月
ドル円 来週の相場見通し(期間:2023年3月27日~2023年3月31日)
・3月20日週のドル円の値幅は最大で「約3.360円」となりました。
・先週比では、高値安値終値を大きく下回る結果となっていますね。
・注目の米FOMCは「0.25%」の利上げを実施、しかし声明文から「継続的な利上げ」の文言が削除されたことや、パウエルFRB議長から「利上げ休止の検討」に関する発言もあり、米長期金利は下落⇒ドル売りの流れが優勢な相場となっています。
【環境認識】
・下落平行チャネル内継続
・一時は130円を割れるも、129円台では買い戻しも入る
・日足RCIは短期線が水平、中長期線が下向き
【移動平均線】
現在レート:130.709円
5日移動平均線:131.317円
20日移動平均線:133.929円
50日移動平均線:132.760円
100日移動平均線:134.286円
200日移動平均線:137.422円
上記の環境認識を踏まえた具体的なドル円のエントリーポイントは下記の通りとなります。
・「129.00円~132.00円」:相場の流れがドル売りとなっているため、ドル円は下落平行チャネルに沿って、戻り売り狙いがメインシナリオを想定、下値余地を探る展開となります。
先週末は一時130円台を割り込む動きがありましたが、129円台では買いも入っており、最終的に130円台ミドルまで反発して越週、129円台の攻防がポイントとなりそうです。
ユーロ円 来週の相場見通し(期間:2023年3月27日~2023年3月31日)
・3月20日週のユーロ円の値幅は最大で「約4.801円」となりました。
・先週比では高値安値を下回り、終値はほぼ同等な結果となっていますね。
・基本的には金融関連の不安から円買い優勢の相場となっていますが、ユーロ自体はEU高官が利上げに関してタカ派的な発言が相次いでおり、他のクロスと比較すると下落の勢いは弱い点は意識しておきましょう。
【環境認識】
・上値は重いが、139円付近が以外に底堅い
・日足RCIは短期線が上向き、中長期線が下向き
【移動平均線】
現在レート:140.630円
5日移動平均線:141.648円
20日移動平均線:142.968円
50日移動平均線:142.345円
100日移動平均線:142.582円
200日移動平均線:141.815円
上記の環境認識を踏まえた具体的なユーロ円のエントリーポイントは下記の通りとなります。
・「138.50円~143.00円」:円買い優勢の相場となっていますが、139円付近では反発しているので下値はこのラインを意識、上値は各移動平均線が目安となりますが「①200日MA」⇒「②20日MA」を目安として売り買い柔軟に対応したい。
ポンド円 来週の相場見通し(期間:2023年3月27日~2023年3月31日)
・3月20日週のポンド円の値幅は最大で「約5.074円」となりました。
・先週比では高値安値終値の全てを下回っていますね。
・3/23の英中銀政策金利の発表では「0.25%」の利上げを実施、今後の利上げについては、インフレ持続の兆しがあるかを確認する必要性を示唆。
【環境認識】
・三角保ち合い内の値動き継続
・下限寄りかつ円買い優勢の相場なので、下方ブレイクの可能性を考慮
・日足RCIは短中長期線が下向き
【移動平均線】
現在レート:159.848円
5日移動平均線:160.919円
20日移動平均線:161.963円
50日移動平均線:161.188円
100日移動平均線:162.428円
200日移動平均線:163.204円
上記の環境認識を踏まえた具体的なポンド円のエントリーポイントは下記の通りとなります。
・「158.00円~163.00円」:三角保ち合い内での値動き継続。下値は下限の158円台、上値は163円台が意識される。
基本的には円買い優勢の相場となっているので、下限付近の値動きがポイントとなりそうです。
豪ドル円 来週の相場見通し(期間:2023年3月27日~2023年3月31日)
・3月20日週の豪ドル円の値幅は最大で「約3.175円」となりました。
・先週比では高値安値終値は下回る結果となっていますね。
・二週連続で年初来安値を更新しており、下値余地を探る展開が続きます。
・次回会合で利上げ休止が検討されるため、豪ドル売り優勢となっています。
【環境認識】
・下落トレンド継続
・87円ラインを割り込んで越週
・日足RCIは短長期線が下向き、中期線が水平
【移動平均線】
現在レート:86.046円
5日移動平均線:87.691円
20日移動平均線:89.282円
50日移動平均線:90.668円
100日移動平均線:91.178円
200日移動平均線:92.691円
上記の環境認識を踏まえた具体的な豪ドル円のエントリーポイントは下記の通りとなります。
・「85.00円~88.00円」:相場的に円買い優勢となりやすく、かつ豪ドル売りとなっており、クロス円の中では特に売りエントリーから入り易い通貨ペアです。
相場環境に変化がない限りは買いエントリーは想定せずに、基本的には5日MA+下落トレンドラインを目安に売りエントリーを狙うことになります、
まとめ
最後にこの記事のまとめを記載しておきます。
各通貨のエントリーポイントのまとめ
・想定レートは「129.00円~132.00円」
⇒下落平行チャネルに沿った値動き、基本的には戻り売り狙い
⇒129円台では買いも入っており、129円台の攻防がポイント
⇒129円割れでダウンサイドリスクが高まる可能性大
・想定レートは「138.50円~143.00円」
⇒円買い優勢の相場だが、139円付近ではしっかりと反発している(下値ライン)
⇒一方で上値は①200日MA(141.80円付近)⇒②20日MA(143円付近)を意識
・想定レートは「158.00円~163.00円」
⇒三角保ち合いの値動き継続
⇒やや売り優勢で下限付近の値動きがポイント
⇒下値は158円台、上値は163円台を意識
・想定レートは「85.00円~88.00円」
⇒2週連続で年初来安値を更新中
⇒下値余地を探る展開
⇒基本的には5日MA+下落トレンドを目安に戻り売り狙い
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