1.なぜFXで勝てないのか?
2.FXで負ける理由とは?
3.FXで勝つために必要なこと
「FX」を始めたはいいものの、「なかなか勝てない」・「利益が出ない」と大きな壁にぶち当たっている人も多いのではないでしょうか。
今回は、そんな悩みに対する対処法や「勝つために必要なこと」について解説していきます。
なぜFXで勝てないのか?
FXで勝てない日々が続く
FXで利益が出ない、資産が増えない
FXを始めたばかりの初心者の方には、こういった悩みを抱えている方も多くいると思います。
「勝てない」、「負けが続く」。それには必ず原因があります。
その原因を知ることで、対策を立てることができますので、あなたがなぜ勝てないのかを一緒に理解しましょう。
FXにおいて「勝つ」ということを再確認する
あなたにとって、FXにおける「勝つ」こととは何でしょうか?
この部分を理解できていないと、FXにおいて「勝つ」そして「勝ち続ける」ことはできません。
結論を先に述べると「FX」において、「勝つ」こととは「資産を増やす」こととなります。
例えば下記の条件をイメージして下さい。
資産の元手:10万円、目標:半年で資産2倍
結果:3ヶ月で資産が20万円到達
この場合は3ヶ月で資産が20万円に到達しているので、FXを利用して「勝った」と言えるでしょう。
ただしここで意識をすべき点として、「10万円」から「20万円」に到達する取引の過程では、勝ったり負けたりしているはずです。
理想をいえばすべての取引で勝てれば良いですが、現実的に考えて勝率「100%」のFXトレーダーはいません。
目先の勝率だけを追ってしまって、気づけば資産を減らしていたというのはよく聞く話です。
「目標」を設定していない
先述した通り、FXにおいて「勝つ」ということは「資産を増やす」ことでした。
そして「資産を増やす」に辺り、「いつ」までに「どれくらい」の資産を増やすかと目標を持ってトレードをしているかを考えてみて下さい。
厳しい言い方ですが、目標を設定することなくただ漠然と「お小遣い稼ぎ」ができればいいなと考えているようでは、勝ち続けることは難しいでしょう。
なぜなら最終的な目標がないので、1回の取引に一喜一憂し、毎回勝たなければいけないと思い込み、負けることへの恐怖心を取り除くことができません。
結果的に負けることを恐れ、損切ラインが守れなかったり、そもそも設定すらせずに相場から退場という形になりかねません。
一方で「1年以内に資産を2倍に増やす」と言った目標を掲げて、取り組むことで、目先の勝率に惑わされることがなくなります。
勝率ではなく、トータルの利益を考えてください。仮に勝率が「50%」でも合計の利益が「プラス」で推移していれば、勝ちなのです。
勝率が「50%」であれば2回に1回は負けます。それでも利益が出るようなトレードを意識すれば、自ずと負けに対する恐怖心が薄れてくることでしょう。
負けることの恐怖心が薄れることで、損切も心理的な抵抗なく最初にあなたが設定したラインで行うことができ、損失を最小限に抑えることができます。
FXで負ける理由とは?
それでは、続いてFXで「負ける理由」について解説いたします。
損切ラインを決めていない・守らない
FXで負ける大きな理由の一つに「損切ラインを決めていない・守らない」があります。
特に「損切ラインを守らない」は、多くのトレーダーが一度はやったことがあるのではないでしょうか?
具体例には、下記の通りです。
ドル円を107円で購入。106円になったら損切しよう。
思った以上に下落の勢いが強い、このままでは106円まで下落するな・・・よし105.50円に損切ラインを設定し直そう。
大丈夫、そろそろ反発するはずだ!
何を隠そう、筆者も経験があります。
ピンポイントでエントリーすることは難しく、どうしても相場のノイズなどもあり、自分が想定したエントリーポイントから「±20pips程度」はあり得ます。
その際に損切ラインを当初のポイントからずらしてしまいがちです。
損切ラインをずらした結果、相場のノイズが「±20pips程度」ですめば良いですが、相場は急変することもあるので、自分の想定とは違う強いトレンドが発生することもあります。
そしてこのような強いトレンドが発生した場合というのは、反発せずに下落し続けることが多いです。
「そろそろ反発するはずだ」も、もはや何の根拠もなくただの願望であり、お祈りトレードになってしまっています。
損切というのは、心理的な抵抗が大きくあります。損切したくないという気持ちは理解できますが、相場から退場しないためにも、予め決めた損切ラインは絶対に守りましょう。
適切な資金管理ができていない
「適切な資金管理ができていない」、これも大きな負ける理由の一つでしょう。
FXはレバレッジを利かすことで、トレード資金の何倍ものお金を運用することができます。
確かにレバレッジを利かすことで、効率的に利益を稼ぐこともできますが、その分大きく損失を被るリスクも増します。
自分の許容範囲を超えたレバレッジをかけてトレードを行ったことで、1回の取引の負けで、相場から退場というのは良くある話です。
相場から退場しないためにも、適切な資金管理ができるようしなければいけません。
資金管理について、詳細な内容を確認したい方は、下記記事を参考にしてみてください。
FXで勝つために必要なこと
ここまでで、「なぜFXで勝てないのか?」、「FXで負ける理由」について、ご説明いたしました。
それではどうすればFXで勝つことができのか?
FXで勝つために必要なことをご説明いたします。
自分にあったテクニカル分析を使用する
FXをトレードするに辺り、多くのトレーダーが様々なテクニカル分析を利用しています。
この記事を読まれている「あなた」もテクニカル分析を利用していることでしょう。
ここで重要なのは「テクニカル分析」は非常に有用ではありますが、決して万能ではないということです。
上記のような質問に該当する方、明確に答えられない方は注意が必要です。
適切な時に適切なテクニカル分析を使用することが重要です。是非、あなたのトレードスタイルに合ったテクニカル分析を模索しましょう。
「どんなテクニカル分析を使えばいいのかわからない!」という方は、筆者おすすめの勝てるテクニカル分析を紹介していますので、下記記事から一読してみてください。
最適なリスクリワードを設定しよう
FXで勝つために必要な要素として「最適なリスクリワードを設定する」というのがあります。
リスクリワードを設定することで、仮に取引の勝率が悪くても総合的に利益が出るトレード生活を送ることができます。
「コツコツドカン」や「損小利大」という言葉を聞いたこともあるでしょう。
勝てない、負けるトレーダーは「コツコツドカン」のトレードスタイルになっています。
逆に勝ち続けるトレーダーは「損小利大」のトレードスタイルが確立されています。
最適なリスクリワードを設定し、「勝てるFXトレーダー」を目指しましょう。
リスクリワードについて、詳細な内容を確認したい方は、下記記事を参考にしてみてください。
まとめ
最後にこの記事のまとめを記載しておきます。
・「目標」を設定することで、目先の勝率に惑わされない
・損切ラインを決めていない・守らないから負ける
・適切な資金管理ができていないから負ける
・自分に合ったテクニカル分析を使用する
・最適なリスクリワードを設定する
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