【黒田総裁は円安容認!ドル円は120円を目指す】FXドル円・ユーロ円・ポンド円・豪ドル円週間相場見通し【2022/3/19】

本記事では、ドル円、ユーロ円・ポンド円・豪ドル円について、2022年3月21日から3月25日にかけての相場見通しを解説します。

また、先週(2022年3月14日~3月18日)のドル円・ユーロ円・ポンド円・豪ドル円に関する記事も下記から合わせてご確認いただけます。

ドル円 来週の相場見通し(期間:2022年3月21日~2022年3月25日)

ドル円の1週間の値動き(2022/3/14-3/18)の画像

ドル円の1週間の値動き(2022/3/14-3/18)の画像

【振り返り】
・3月14日週のドル円の値幅は最大で「2.089円」となりました。
・先週比で高値安値終値の全てを上回る結果となっています。
・年初来高値を更新!
・FOMCではFF金利を「0.25%」引き上げることに決定。ウクライナ情勢には懸念を示されたものの、ブラード米セントルイス連銀総裁は「0.50%」の利上げを主張したことが明らかになる。
・ドットチャートは年内に計7回の利上げ実施が示唆される。
【考察】
・FOMCの結果は、タカ派的な要素が強まる内容となりました。この結果を受けて、米長期金利は一時「2.24%」まで急上昇し、ドル円は6年1か月ぶりの119円台に到達しています。
黒田総裁が円安容認姿勢なこともあり、ドル円は引き続き堅調な値動きで推移することが予想され、心理的節目である120円到達も濃厚と考えています。

そんなドル円に関する3月21日週の注目すべきイベント・経済指標は下記の通りです。

3月21日:祝日で東京市場は休場、パウエルFRB議長講演
3月23日:パウエルFRB議長国際決済銀行(BIS)イノベーションサミット参加
3月24日:米製造業PMI速報値(3月)
3月25日:NY連銀総裁講演

日足チャート エントリーポイント解説

ドル円(USD/JPY) 日足チャート画像(2022/3/19時点)

ドル円(USD/JPY) 日足チャート画像(2022/3/19時点)

【環境認識】
・強い上昇トレンドを維持
・移動平均線はパーフェクトオーダーを維持
・RCIは短中長期線が上向いており、買い優勢を示唆

【移動平均線】
現在レート:119.142円
20日移動平均線:116.342円
50日移動平均線:115.443円
100日移動平均線:114.801円
200日移動平均線:112.817円

上記の環境認識を踏まえると、来週のドル円は買い優勢であると考えています。

具体的なエントリーポイントは下記の通りとなります。

【買いエントリーポイント】
1.118.00-118.60円:118.00円を目安に118円台半ばから段階的な買いエントリーを狙う。
└利益確定のターゲットは「①120.00円」、「②121.00円」

【売りエントリーポイント】
1.120.00-120.10円:心理的節目である120.00円を目安に短期の売りエントリーを狙う。
└利益確定のターゲットは「119.50-119.60円」
※ファンダメンタル的にもテクニカル的にも買い優勢なので、売りエントリーを行う場合は、シビアに損切設定することを推奨。

今週のドル円の想定レート
・「118.00円~121.00円」:買い優勢、テクニカル的にもファンダメンタル的にも買いエントリーで利益を伸ばす相場になっています。ウクライナ情勢が悪化しても有事のドル買いの側面もあり、一方的な円高になる可能性は低く、堅調な値動きを期待できます。

ユーロ円 来週の相場見通し(期間:2022年3月21日~2022年3月25日)

ユーロ円の1週間の値動き(2022/3/14-3/18)の画像

ユーロ円の1週間の値動き(2022/3/14-3/18)の画像

【振り返り】
・3月14日週のユーロ円の値幅は最大で「3.948円」となりました。
・先週比で高値安値終値の全てを上回る結果となっています。
【考察】
・地政学リスクの後退による、エネルギー価格の下落や欧州株の上昇に伴い、ユーロも買い戻しの動きが強まった1週間となりました。
・上値余地としては2022年高値の「133.10円台」を想定し、目先の上昇の勢いについて行きたいと考えます。一方で引き続きウクライナ情勢には警戒が必要です。

そんなユーロ円に関する3月21日週の注目すべきイベント・経済指標は下記の通りです。

3月21日:EU外相理事会
3月22日:ドイツ5年債入札
3月24日:ドイツ製造業PMI速報値(3月)、ユーロ圏製造業PMI速報値(3月)
     ECB経済報告
3月25日:ドイツIFO企業景況感指数(3月)

日足チャート エントリーポイント解説

ユーロ円(EUR/JPY) 日足チャート画像(2022/3/19時点)

ユーロ円(EUR/JPY) 日足チャート画像(2022/3/19時点)

【環境認識】
・節目の130円、200日移動平均線を上抜けており目先の上昇の勢いは強い
・RCIは短中長期線が上向いており、買い優勢を示唆

【移動平均線】
現在レート:131.657円
20日移動平均線:128.691円
50日移動平均線:129.648円
100日移動平均線:129.578円
200日移動平均線:129.930円

上記の環境認識を踏まえると、来週のユーロ円は買い優勢であると考えています。

具体的なエントリーポイントは下記の通りとなります。

【買いエントリーポイント】
1.130.50-130.90円:130円台後半で買いエントリーを狙う。
2.129.90-130.40円:200日移動平均線を目安に130円台前半では積極的に買いたい
└利益確定のターゲットは「132.60-133.10円」

【売りエントリーポイント】
1.133.00-133.10円:2022年高値を目安に売りエントリーを狙う。
└利益確定のターゲットは「132.00-132.10円」

今週のユーロ円の想定レート
・「129.90円~133.10円」:買い優勢、130円台での買いエントリーを狙う。上値余地は年初来高値の「133.10円」を想定。引き続きウクライナ情勢の動向には要警戒。悪化するようなら買い目線は一旦ストップ。

ポンド円 来週の相場見通し(期間:2022年3月21日~2022年3月25日)

ポンド円の1週間の値動き(2022/3/14-3/18)の画像

ポンド円の1週間の値動き(2022/3/14-3/18)の画像

【振り返り】
・3月14日週のポンド円の値幅は最大で「4.337円」となりました。
・先週比で高値安値終値の全てを大きく上回る結果となっています。
・英中銀金融政策委員会では3回連続の利上げを実施、ただし据え置きの反対票が投じられるサプライズもあり、一時はポンド売りに傾く場面もありました。
【考察】
・英中銀金融政策委員会ではサプライズで下落となったものの、結果的には押し目買いのポイントとなるくらい上昇の勢いは強いですね。来週は年初来高値の更新を狙う形と想定しています。ユーロ同様にウクライナ情勢の悪化だけが懸念材料ですが、基本的には買い目線で問題ないと考えています。

そんなポンド円に関する3月21日週の注目すべきイベント・経済指標は下記の通りです。

3月23日:英消費者物価指数・生産者物価指数(2月)

日足チャート エントリーポイント解説

ポンド円(GBP/JPY) 日足チャート画像(2022/3/19時点)

ポンド円(GBP/JPY) 日足チャート画像(2022/3/19時点)

【環境認識】
・移動平均線を全て上にブレイクしており、買いの強さを確認できる
・RCIは短中長期線が上向いており、買い優勢を示唆

【移動平均線】
現在レート:156.975円
20日移動平均線:153.941円
50日移動平均線:155.003円
100日移動平均線:153.959円
200日移動平均線:153.285円

上記の環境認識を踏まえると、来週のポンド円は買い優勢であると考えています。

具体的なエントリーポイントは下記の通りとなります。

【買いエントリーポイント】
1.155.90-156.40円:156円台前半を目安に段階的な買いエントリーを狙う
└利益確定のターゲットは「157.90-158.10円」

【売りエントリーポイント】
1.158.00-158.10円:年初来高値を目安に短期の売りエントリーを狙う。
└利益確定のターゲットは「157.00-157.10円」
※高値更新で損切設定を推奨

今週のポンド円の想定レート
・「155.00円~158.50円」:買い優勢、上値余地は年初来高値の更新を視野に入れる。156円台前半から積極的に買いたい。引き続きウクライナ情勢の動向には要警戒。

豪ドル円 来週の相場見通し(期間:2022年3月21日~2022年3月25日)

豪ドル円の1週間の値動き(2022/3/14-3/18)の画像

豪ドル円の1週間の値動き(2022/3/14-3/18)の画像

【振り返り】
・3月14日週の豪ドル円の値幅は最大で「3.785円」となりました。
・先週比で高値安値終値の全てを大きく上回る結果となっています。
・年初来高値を更新!
・豪雇用統計(2月)は失業率「4.0%」、新規雇用者数「+7.74万人」と事前予想を上回る好結果となりました。
【考察】
好調な経済指標、地理的に地政学リスクが他国よりも低い優位性が為替にも如実に現れています。欧州通貨の買い戻しの動きも強いですが、ユーロポンドともに年初来高値更新はまだ未達成ですからね。
今は対円で米ドル豪ドル買いが安定して利益を稼げる相場と考えています。

そんな豪ドル円に関する3月21日週の注目すべきイベント・経済指標は下記の通りです。

特になし

日足チャート エントリーポイント解説

豪ドル円(AUD/JPY) 日足チャート画像(2022/3/19時点)

豪ドル円(AUD/JPY) 日足チャート画像(2022/3/19時点)

【環境認識】
・三角保ち合いをブレイク後に上昇の勢い強まる
・移動平均線はパーフェクトオーダー維持
・RCIは短中長期線が上向いており、買い優勢を示唆

【移動平均線】
現在レート:88.295円
20日移動平均線:84.705円
50日移動平均線:83.185円
100日移動平均線:82.792円
200日移動平均線:82.307円

上記の環境認識を踏まえると、来週の豪ドル円は買い優勢であると考えています。

具体的なエントリーポイントは下記の通りとなります。

【買いエントリーポイント】
1.87.00-87.90円:87円台で段階的な買いエントリーを狙う
└利益確定のターゲットは「89.90-90.00円」

【売りエントリーポイント】
現時点では豪ドル円の売りエントリーは想定していない
今週の豪ドル円の想定レート
・「87.00円~90.00円」:買い優勢、ファンダメンタル的にも下値余地は限定的。87円台での買いエントリーを狙う。上値余地は節目の90.00円を想定。RCIが短中長期線のいずれも80ポイント超えで、過熱感が出てくる可能性は考慮したい。調整下落の可能性は意識した立ち回りを実践する。

まとめ

最後にこの記事のまとめを記載しておきます。

各通貨のエントリーポイントのまとめ

・ドル円:買い優勢
・想定レートは「118.00円~121.00円」:テクニカル的にもファンダメンタル的にも買いを後押し。ウクライナ情勢も有事のドル買いがあり下値余地は限定的。
今のドル円は買いエントリーで利益を伸ばしたい通貨ペアです、節目の120円台到達は濃厚と想定しています。
・ユーロ円:買い優勢
・想定レートは「129.90円~133.10円」:130円台での買いエントリーを狙いつつ、上値は年初来高値の「133.10円」を想定。もちろんウクライナ情勢は引き続き注視する。
・ポンド円:買い優勢
・想定レートは「155.00円~158.50円」:156円台前半では積極的に買いエントリーを狙う。上値余地は年初来高値の「158円台」を意識する。ユーロ同様にウクライナ情勢の悪化には要警戒。
・豪ドル円:買い優勢
・想定レートは「87.00円~90.00円」:年初来高値を更新しており、堅調な値動きを期待できる。経済指標も好調で地政学リスクが他国よりも低い点も魅力。87円台での買いエントリーを狙いつつ、節目の90円台到達を意識したい。

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