【米FOMCに注目】FXドル円・ユーロ円・ポンド円・豪ドル円週間相場見通し【2022/1/22】

本記事では、ドル円、ユーロ円・ポンド円・豪ドル円について、2022年1月24日から1月28日にかけての相場見通しを解説します。

また、先週(2022年1月17日~1月21日)のドル円・ユーロ円・ポンド円・豪ドル円に関する記事も下記から合わせてご確認いただけます。

ドル円 来週の相場見通し(期間:2022年1月24日~2022年1月28日)

ドル円の1週間の値動き(2022/1/17-1/21)の画像

ドル円の1週間の値動き(2022/1/17-1/21)の画像

【今週の振り返り】
・1月17日週のドル円の値幅は最大で「1.455円」となりました。
・先週比で高値終値は下回ったものの、安値は上回る結果。
・不安定な金融相場となっており、リスク回避の円買いが強まる。
【考察】
・ジリジリと上値は切り下げており、下値余地を模索する展開となっています。個人的には下値余地は限定的だと考えますが、来週は米FOMCを筆頭に米GDP速報などの経済指標が控えており米長期金利の動向にはいつも以上に注目したいところです。

そんなドル円に関する1月24日週の注目すべきイベント・経済指標は下記の通りです。

1月24日:米製造業PMI速報値(1月)
1月25日:米消費者信頼感指数(1月)
1月26日:米FOMC、パウエルFRB議長記者会見
1月27日:米GDP速報値(第4四半期)
1月28日:米個人所得支出(12月)

日足チャート エントリーポイント解説

ドル円(USD/JPY) 日足チャート画像(2022/1/22時点)

ドル円(USD/JPY) 日足チャート画像(2022/1/22時点)

【環境認識】
・50日移動平均線(紫線)を下抜けており、上値を切り下げる値動き
・RCIは短長期線が水平、中期線が下向いており売り優勢を示唆(短期線がー80ポイント台に張り付き)

【移動平均線】
現在レート:113.679円
20日移動平均線:114.904円
50日移動平均線:114.292円
100日移動平均線:113.250円
200日移動平均線:111.466円

上記の環境認識を踏まえると、来週のドル円は売り買いどちらも狙える相場であると考えています。

もちろんチャート的には売り優勢ですが、先述の通り、来週は米FOMCという大きなイベントが控えており、ボラティリティの拡大が想定されます。

「米長期金利の急騰→ドル買いシナリオ」も想定しておきたいところです。

具体的なエントリーポイントは下記の通りとなります。

【買いエントリーポイント】
1.112.50-113.250円:2021年12月安値の112.50円台を下値余地として考え、100日移動平均線を目安に段階的な買いエントリーを狙う
└利益確定のターゲットは「114.90-115.00円」

【売りエントリーポイント】
1.114.00-114.30円:50日移動平均線を目安に114円台での売りエントリーを狙う。
2.114.70-114.90円:20日移動平均線を目安に114円台後半での売りエントリーを狙う
└利益確定のターゲットは「112.50-113.250円」

今週のドル円の想定レート
・「112.50円~115.00円」:リスクオフ相場が続いており、RCIも売り優勢を示唆しており、目先は戻り売り狙いが有力。
ただし、来週は米FOMCが控えており、ボラティリティの拡大が想定される。米長期金利の動向次第では急反発もあり得るので、米FOMC前後のエントリーには要警戒。

ユーロ円 来週の相場見通し(期間:2022年1月24日~2022年1月28日)

ユーロ円の1週間の値動き(2022/1/17-1/21)の画像

ユーロ円の1週間の値動き(2022/1/17-1/21)の画像

【今週振り返り】
・1月17日週のユーロ円の値幅は最大で「2.62円」となりました。
・先週比で高値安値終値の全てを下回る結果。
・リスク回避の影響により、2022年の安値を更新。
・スペイン中銀デコス総裁による「年内のECBの利上げはないと想定」との発言もユーロ売りを後押し。
【考察】
・リスク回避の影響や、欧州での金融緩和の長期化観測、それに伴う米欧での利上げタイミングに大きく差が出ると想定され、積極的なユーロ買いはないと想定しています。

そんなユーロ円に関する1月24日週の注目すべきイベント・経済指標は下記の通りです。

1月24日:ドイツ製造業PMI速報値(1月)、ユーロ圏製造業PMI速報値(1月)
1月25日:ドイツIFO景況感指数(1月)
1月26日:ドイツ10年債入札
1月28日:ドイツGDP速報値(第4四半期)

日足チャート エントリーポイント解説

ユーロ円(EUR/JPY) 日足チャート画像(2022/1/22時点)

ユーロ円(EUR/JPY) 日足チャート画像(2022/1/22時点)

【環境認識】
・100日移動平均線(水色)が上値抵抗線となり続落、50日移動平均線を下抜けての越週
・RCIは短長期線が水平、中期線が下向いており売り優勢を示唆(短期線がー80ポイント台に張り付き)

【移動平均線】
現在レート:128.944円
20日移動平均線:130.384円
50日移動平均線:129.329円
100日移動平均線:129.954円
200日移動平均線:130.512円

上記の環境認識を踏まえると、来週のユーロ円は売り優勢であると考えています。

具体的なエントリーポイントは下記の通りとなります。

【買いエントリーポイント】
※現時点で買いエントリーは見送る

【売りエントリーポイント】
1.129.350-129.950円:50日移動平均線、100日移動平均線を目安に130円にかけての戻り売りを狙う
└利益確定のターゲットは「127.50-128.00円」

今週のユーロ円の想定レート
・「127.50円~129.90円」:移動平均線を目安に戻り売りを狙う

ポンド円 来週の相場見通し(期間:2022年1月24日~2022年1月28日)

ポンド円の1週間の値動き(2022/1/17-1/21)の画像

ポンド円の1週間の値動き(2022/1/17-1/21)の画像

【今週の振り返り】
・1月17日週のポンド円の値幅は最大で「2.995円」となりました。
・先週比で高値安値終値を全て下回る結果。
・英小売売上高の悪化によるポンド売り。
【考察】
・リスク回避の動きが直撃した形、チャート的にはサポートラインとなるポイントはあるが153円を割り込むようなら、下落余地は大きい。
リスク回避には過敏に反応する通貨ペアであるため、次週も株価の動きを見つつのトレードを想定。

そんなポンド円に関する1月24日週の注目すべきイベント・経済指標は下記の通りです。

特になし。

日足チャート エントリーポイント解説

ポンド円(GBP/JPY) 日足チャート画像(2022/1/22時点)

ポンド円(GBP/JPY) 日足チャート画像(2022/1/22時点)

【環境認識】
・20日移動平均線を下抜ける
・153円台に集中する50日~200日移動平均線での反応に注目
・RCIは短長期線が水平、中期線が下向きで売り優勢を示唆

【移動平均線】
現在レート:154.053円
20日移動平均線:155.882円
50日移動平均線:153.351円
100日移動平均線:153.317円
200日移動平均線:152.994円

上記の環境認識を踏まえると、来週のポンド円は売り優勢であると考えています。

具体的なエントリーポイントは下記の通りとなります。

【買いエントリーポイント】
1.152.90-153.350円:50日~200日移動平均線を目安に153円付近で買いエントリーを狙う
└利益確定のターゲットは「155.80-156.00円」
※200日移動平均線を明確に下抜けた場合は、即損切を推奨します。

【売りエントリーポイント】
1.154.70-155.00円:155円台にかけての戻り売りを狙う
└利益確定のターゲットは「152.90-153.30円」
2.200日移動平均線(152.90-153.00円)を明確に下抜けた場合、売りエントリーを狙う
└利益確定のターゲットは「151.00-151.40円」

今週のポンド円の想定レート
・「151.00円~155.80円」:リスク回避が続くようなら売り優勢、テクニカル的には153円付近の移動平均線の重なりに注目。

豪ドル円 来週の相場見通し(期間:2022年1月24日~2022年1月28日)

豪ドル円の1週間の値動き(2022/1/17-1/21)の画像

豪ドル円の1週間の値動き(2022/1/17-1/21)の画像

【今週の振り返り】
・1月17日週の豪ドル円の値幅は最大で「1.475円」となりました。
・先週比で高値安値終値を全て下回る結果。
・豪雇用統計の結果は好調。失業率は「4.2%」と2008年8月以来の低水準、新規雇用者数は事前予想の「43,300人」を上回る「64,800人」という結果。
【考察】
・豪雇用統計の結果は良かったが、相場全体のリスク回避ムードの流れには逆らえずに失速。ただポンド円と比較すると比較的下落は緩やかだった印象。
リスク回避→リスク選好となった際の反発には期待できそうです。

そんな豪ドル円に関する月日週の注目すべきイベント・経済指標は下記の通りです。

1月25日:豪・消費者物価指数 第4四半期
1月27日:NZ・消費者物価指数 第4四半期

日足チャート エントリーポイント解説

豪ドル円(AUD/JPY) 日足チャート画像(2022/1/22時点)

豪ドル円(AUD/JPY) 日足チャート画像(2022/1/22時点)

【環境認識】
・50日移動平均線を下抜けての越週
・RCIは短期線が水平、中期線が下向き、長期線が上向きで、方向感を探る展開

【移動平均線】
現在レート:81.539円
20日移動平均線:82.924円
50日移動平均線:82.163円
100日移動平均線:82.394円
200日移動平均線:82.550円

上記の環境認識を踏まえると、来週の豪ドル円は売り優勢であると考えています。

具体的なエントリーポイントは下記の通りとなります。

【買いエントリーポイント】
1.80.00-80.40円:節目の80円台を目安に買いエントリーを狙う
└利益確定のターゲットは「82.50-82.90円」

【売りエントリーポイント】
1.82.20-82.50円:50日、100日、200日移動平均線を目安に82円台での売りエントリーを狙う
└利益確定のターゲットは「80.00-80.40円」
今週の豪ドル円の想定レート
・「80.00円~82.90円」:売り優勢、移動平均線を目安に売りエントリーを狙う。下値余地は節目は80.00円を想定。

まとめ

最後にこの記事のまとめを記載しておきます。

各通貨のエントリーポイントのまとめ

・ドル円:売り買いどちらも狙える相場
・想定レートは「112.50円~115.00円」:来週は何と言っても、米FOMCの動向次第。
現時点では売り優勢ですが、米FOMCを経て米長期金利の急騰→ドル買いシナリオも想定した立ち回りは考慮したい。
・ユーロ円:売り優勢
・想定レートは「127.50円~129.90円」:20日~200日移動平均線を全て下抜けており、戻り売り狙いのトレードを検討したい。
・ポンド円:売り優勢
・想定レートは「151.00円~155.80円」:リスク回避ムードではポンド売りが優勢。テクニカル的には153円付近に50日、100日、200日移動平均線が重なっており、注目のポイント。下抜ければ売りエントリーを追加して利益を稼ぎたい。
・豪ドル円:売り優勢
・想定レートは「80.00円~82.90円」:ポンド円同様にリスク回避ムードで反落している。現時点では売り目線のトレードを想定。ただし直近の豪雇用統計の結果は良好。リスク回避→リスク選好ムードに変化した場合は、反発が期待できる。

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