また、先週(2022年1月17日~1月21日)のドル円・ユーロ円・ポンド円・豪ドル円に関する記事も下記から合わせてご確認いただけます。
ドル円 来週の相場見通し(期間:2022年1月24日~2022年1月28日)
そんなドル円に関する1月24日週の注目すべきイベント・経済指標は下記の通りです。
1月25日:米消費者信頼感指数(1月)
1月26日:米FOMC、パウエルFRB議長記者会見
1月27日:米GDP速報値(第4四半期)
1月28日:米個人所得支出(12月)
日足チャート エントリーポイント解説
【環境認識】
・50日移動平均線(紫線)を下抜けており、上値を切り下げる値動き
・RCIは短長期線が水平、中期線が下向いており売り優勢を示唆(短期線がー80ポイント台に張り付き)
【移動平均線】
現在レート:113.679円
20日移動平均線:114.904円
50日移動平均線:114.292円
100日移動平均線:113.250円
200日移動平均線:111.466円
上記の環境認識を踏まえると、来週のドル円は売り買いどちらも狙える相場であると考えています。
もちろんチャート的には売り優勢ですが、先述の通り、来週は米FOMCという大きなイベントが控えており、ボラティリティの拡大が想定されます。
「米長期金利の急騰→ドル買いシナリオ」も想定しておきたいところです。
具体的なエントリーポイントは下記の通りとなります。
・「112.50円~115.00円」:リスクオフ相場が続いており、RCIも売り優勢を示唆しており、目先は戻り売り狙いが有力。
ただし、来週は米FOMCが控えており、ボラティリティの拡大が想定される。米長期金利の動向次第では急反発もあり得るので、米FOMC前後のエントリーには要警戒。
ユーロ円 来週の相場見通し(期間:2022年1月24日~2022年1月28日)
そんなユーロ円に関する1月24日週の注目すべきイベント・経済指標は下記の通りです。
1月25日:ドイツIFO景況感指数(1月)
1月26日:ドイツ10年債入札
1月28日:ドイツGDP速報値(第4四半期)
日足チャート エントリーポイント解説
【環境認識】
・100日移動平均線(水色)が上値抵抗線となり続落、50日移動平均線を下抜けての越週
・RCIは短長期線が水平、中期線が下向いており売り優勢を示唆(短期線がー80ポイント台に張り付き)
【移動平均線】
現在レート:128.944円
20日移動平均線:130.384円
50日移動平均線:129.329円
100日移動平均線:129.954円
200日移動平均線:130.512円
上記の環境認識を踏まえると、来週のユーロ円は売り優勢であると考えています。
具体的なエントリーポイントは下記の通りとなります。
・「127.50円~129.90円」:移動平均線を目安に戻り売りを狙う
ポンド円 来週の相場見通し(期間:2022年1月24日~2022年1月28日)
そんなポンド円に関する1月24日週の注目すべきイベント・経済指標は下記の通りです。
日足チャート エントリーポイント解説
【環境認識】
・20日移動平均線を下抜ける
・153円台に集中する50日~200日移動平均線での反応に注目
・RCIは短長期線が水平、中期線が下向きで売り優勢を示唆
【移動平均線】
現在レート:154.053円
20日移動平均線:155.882円
50日移動平均線:153.351円
100日移動平均線:153.317円
200日移動平均線:152.994円
上記の環境認識を踏まえると、来週のポンド円は売り優勢であると考えています。
具体的なエントリーポイントは下記の通りとなります。
・「151.00円~155.80円」:リスク回避が続くようなら売り優勢、テクニカル的には153円付近の移動平均線の重なりに注目。
豪ドル円 来週の相場見通し(期間:2022年1月24日~2022年1月28日)
そんな豪ドル円に関する月日週の注目すべきイベント・経済指標は下記の通りです。
1月27日:NZ・消費者物価指数 第4四半期
日足チャート エントリーポイント解説
【環境認識】
・50日移動平均線を下抜けての越週
・RCIは短期線が水平、中期線が下向き、長期線が上向きで、方向感を探る展開
【移動平均線】
現在レート:81.539円
20日移動平均線:82.924円
50日移動平均線:82.163円
100日移動平均線:82.394円
200日移動平均線:82.550円
上記の環境認識を踏まえると、来週の豪ドル円は売り優勢であると考えています。
具体的なエントリーポイントは下記の通りとなります。
・「80.00円~82.90円」:売り優勢、移動平均線を目安に売りエントリーを狙う。下値余地は節目は80.00円を想定。
まとめ
最後にこの記事のまとめを記載しておきます。
各通貨のエントリーポイントのまとめ
・想定レートは「112.50円~115.00円」:来週は何と言っても、米FOMCの動向次第。
現時点では売り優勢ですが、米FOMCを経て米長期金利の急騰→ドル買いシナリオも想定した立ち回りは考慮したい。
・想定レートは「127.50円~129.90円」:20日~200日移動平均線を全て下抜けており、戻り売り狙いのトレードを検討したい。
・想定レートは「151.00円~155.80円」:リスク回避ムードではポンド売りが優勢。テクニカル的には153円付近に50日、100日、200日移動平均線が重なっており、注目のポイント。下抜ければ売りエントリーを追加して利益を稼ぎたい。
・想定レートは「80.00円~82.90円」:ポンド円同様にリスク回避ムードで反落している。現時点では売り目線のトレードを想定。ただし直近の豪雇用統計の結果は良好。リスク回避→リスク選好ムードに変化した場合は、反発が期待できる。
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