また、先週（2023年1月9日～1月13日）のドル円・ユーロ円・ポンド円・豪ドル円に関する記事も下記から合わせてご確認いただけます。
注目の経済指標一覧（期間：2023年1月16日～2023年1月20日）
その中でも特筆すべき指標として以下の7つが挙げられます。
・2023年1月17日(火) ：英国・雇用統計 12月
・2023年1月18日(水) ：日本・日銀政策金利 01月
・2023年1月18日(水) ：黒田日銀総裁の記者会見
・2023年1月18日(水) ：英国・消費者物価指数 12月
・2023年1月18日(水) ：アメリカ・小売売上高 12月
・2023年1月19日(木) ：ECB議事録
・2023年1月20日(金) ：日本・消費者物価指数 12月
⇒米ドル、円、ポンドを中心に為替全体への影響が期待できます。
注目の経済指標一覧（2022年1月16日～1月20日）1/2
注目の経済指標一覧（2022年1月16日～1月20日）2/2
ドル円 来週の相場見通し（期間：2023年1月16日～2023年1月20日）
1週間の値動き振り返り＆日足チャート（エントリーポイント解説）
ドル円の1週間の値動き（2023/1/9-1/13）の画像
・1月9日週のドル円の値幅は最大で「約5.415円」となりました。
・先週比では高値安値終値を全てを下回る結果で、ドル売り優勢の相場となっています。
ドル円(USD/JPY) 日足チャート画像（2023/1/14時点）
【環境認識】
・下落TL継続、下値リスク拡大中
・日足RCIは短長期線が水平、中期線が下向き
【移動平均線】
現在レート：127.837円
5日移動平均線：130.708円
20日移動平均線：132.390円
50日移動平均線：136.544円
100日移動平均線：140.749円
200日移動平均線：136.680円
上記の環境認識を踏まえた具体的なドル円のエントリーポイントは下記の通りとなります。
・「125.00円～129.50円」：テクニカル的には下落トレンドが継続しており、戻り売りを狙うのが基本シナリオであることに変わりないですが、正直言うと1月16日週は日銀金融政策決定会合の内容次第といった印象です。金融緩和修正などの政策修正となれば一層の下落リスクが高まることが想定できます。
ユーロ円 来週の相場見通し（期間：2023年1月16日～2023年1月20日）
1週間の値動き振り返り＆日足チャート（エントリーポイント解説）
ユーロ円の1週間の値動き（2023/1/9-1/13）の画像
・1月9日週のユーロ円の値幅は最大で「約4.843円」となりました。
・先週比では高値安値を上回ったものの、終値は大きく下回る結果となっており、週後半にかけて円買いが強まったことが確認できますね。
ユーロ円(EUR/JPY) 日足チャート画像（2023/1/14時点）
【環境認識】
・142円台後半のブレイクに失敗し反落、ダブルトップ形成
・137円割れを目指す形
・日足RCIは短期線が上向き、中期線が下向き、長期線が水平
【移動平均線】
現在レート：138.467円
5日移動平均線：140.928円
20日移動平均線：141.094円
50日移動平均線：143.131円
100日移動平均線：143.152円
200日移動平均線：140.689円
上記の環境認識を踏まえた具体的なユーロ円のエントリーポイントは下記の通りとなります。
・「135.00円～141.00円」：137円ラインを意識したトレードを検討。円買い優勢相場が継続するなら137円割れ⇒下落リスクの拡大を想定しておきたい。
ポンド円 来週の相場見通し（期間：2023年1月16日～2023年1月20日）
1週間の値動き振り返り＆日足チャート（エントリーポイント解説）
ポンド円の1週間の値動き（2023/1/9-1/13）の画像
・1月9日週のポンド円の値幅は最大で「約5.876円」となりました。
・先週比では高値安値を上回ったものの、終値は大きく下回る結果となっており、週後半にかけて円買いが強まったことが確認できますね。
ポンド円(GBP/JPY) 日足チャート画像（2023/1/14時点）
【環境認識】
・20日MAに上値を抑え込まれて反落
・節目の155円ライン割れを目指す形
・日足RCIは短期線が水平、中長期線が下向き
【移動平均線】
現在レート：156.336円
5日移動平均線：159.241円
20日移動平均線：160.064円
50日移動平均線：164.096円
100日移動平均線：164.245円
200日移動平均線：163.645円
上記の環境認識を踏まえた具体的なポンド円のエントリーポイントは下記の通りとなります。
・「152.50円～160.00円」：売り目線は継続、週明けは節目の155円ラインを目安にしたトレードを想定。
豪ドル円 来週の相場見通し（期間：2023年1月16日～2023年1月20日）
1週間の値動き振り返り＆日足チャート（エントリーポイント解説）
豪ドル円の1週間の値動き（2023/1/9-1/13）の画像
・1月9日週の豪ドル円の値幅は最大で「約4.407円」となりました。
・先週比では高値安値を上回ったものの、終値は大きく下回る結果となっており、週後半にかけて円買いが強まったことが確認できますね。
豪ドル円(AUD/JPY) 日足チャート画像（2023/1/14時点）
【環境認識】
・下落トレンドラインのブレイク失敗し反落
・20日MAを下抜けての越週
・日足RCIは短期線が下向き、中期線が上向き、長期線が水平
【移動平均線】
現在レート：89.168円
5日移動平均線：90.581円
20日移動平均線：89.930円
50日移動平均線：91.905円
100日移動平均線：93.237円
200日移動平均線：93.167円
上記の環境認識を踏まえた具体的な豪ドル円のエントリーポイントは下記の通りとなります。
・「87.00円～91.00円」：クロス円の中では唯一、買いも検討し易い通貨ペア。とはいえ、円買い優勢相場が継続したり強まるなら売りエントリーから狙うべきで、20日MAや下落トレンドラインを目安に売りエントリーを狙う。
下値は87円ラインが目安、このラインは過去に反発（サポート）しているので意識しておきたい。
まとめ
最後にこの記事のまとめを記載しておきます。
各通貨のエントリーポイントのまとめ
・想定レートは「125.00円～129.50円」
⇒下落トレンド継続
⇒戻り売り狙い継続
⇒日銀金融政策決定会合の内容次第で円買いが更に強まる可能性あり
・想定レートは「135.00円～141.00円」
⇒142円台後半でダブルトップを形成し、反落
⇒下値は137円ラインが意識される、このラインを目安にトレードを検討
・想定レートは「152.50円～160.00円」
⇒20日MAタッチ後に急落
⇒下値は節目の155円ラインが意識される、下方ブレイクした場合は更なる急落の可能性大
⇒英国・雇用統計 12月、英国・消費者物価指数 12月などの経済指標にも要注目
・想定レートは「87.00円～91.00円」
⇒下落トレンドのブレイクに失敗
⇒他のクロス円と比較すると買いも検討の余地あり
⇒下値は87円、上値は91円を想定しています
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