また、先週(2023年1月23日~1月27日)のドル円・ユーロ円・ポンド円・豪ドル円に関する記事も
下記から合わせてご確認いただけます。
注目の経済指標一覧(期間:2023年1月30日~2023年2月3日)
特筆すべき指標として以下の10点が挙げられます。
・2023年1月31日(火) :ユーロ・実質GDP(速報値) 第4四半期
・2023年2月1日(水) :アメリカ・コンファレンスボード消費者信頼感指数 01月
・2023年2月1日(水) :アメリカ・ADP雇用者数 01月
・2023年2月1日(水) :アメリカ・PMI(購買担当者景気指数) 01月
・2023年2月2日(木) :アメリカ・ISM製造業景気指数 01月
・2023年2月2日(木) :アメリカ・FRB政策金利(FOMC) 02月
・2023年2月2日(木) :英国・英中銀政策金利 02月
・2023年2月2日(木) :ユーロ・ECB政策金利 02月
・2023年2月3日(金) :アメリカ・雇用統計 01月
・2023年2月3日(金) :アメリカ・ISM非製造業景気指数 01月
⇒為替全体への影響が期待できます。
ドル円 来週の相場見通し(期間:2023年1月30日~2023年2月3日)
・1月23日週のドル円の値幅は最大で「約2.094円」となりました。
・先週比では高値を下回ったものの、安値終値は上回る形となっています。
・幾度と130円台を攻めましたが、上値は重く3週連続で130円台での越週には失敗しています。
【環境認識】
・超えられない20日MAと下落TL、レジスタンスラインとして機能
・日足RCIは短中期線が上向き、長期線が水平
【移動平均線】
現在レート:129.813円
5日移動平均線:130.062円
20日移動平均線:130.348円
50日移動平均線:133.947円
100日移動平均線:139.581円
200日移動平均線:136.804円
上記の環境認識を踏まえた具体的なドル円のエントリーポイントは下記の通りとなります。
・「127.00円~134.00円」:今週はほぼ確実に大荒れとなると予想します。
理由は単純で米FOMC、米雇用統計を筆頭に主要な米経済指標が連日発表されます。
特に米FOMCでの利上げ縮小(※予想は0.25%の利上げ)やパウエルFRB議長の発言次第では想定レートの127円割れも視野に入れる必要があります。
テクニカル的には20日MA+下落TLが機能しており、このラインを目安にしたトレードを想定しています。
ユーロ円 来週の相場見通し(期間:2023年1月30日~2023年2月3日)
・1月23日週のユーロ円の値幅は最大で「約1.826円」となりました。
・先週比では高値安値終値の全てを上回る結果となっていますね。
・来週のECB理事会を控えて、週末にかけてはボラティリティは縮小した印象を受けます。
【環境認識】
・12月21日以降は137円台~142円台のレンジ相場継続
・直近は50日~200日MA間の値動き
・日足RCIは短中長期線が上向き
【移動平均線】
現在レート:141.085円
5日移動平均線:141.590円
20日移動平均線:140.379円
50日移動平均線:142.166円
100日移動平均線:143.110円
200日移動平均線:140.839円
上記の環境認識を踏まえた具体的なユーロ円のエントリーポイントは下記の通りとなります。
・「140.00円~145.00円」:今週のユーロはECB理事会&ラガルド総裁の発言内容に注目ですね。利上げ予想は0.50%となっており、順当に行けば対円においてユーロ買いが強まる可能性が高いと予想しています。
ここ1ヶ月間は137円台~142円台でのレンジ相場となっていますが、レンジブレイクの期待感もあります。
直近は上値は50日MA、下値は200日MAを意識しつつ、エントリータイミングを見極めたい。
ポンド円 来週の相場見通し(期間:2023年1月30日~2023年2月3日)
・1月23日週のポンド円の値幅は最大で「約2.297円」となりました。
・先週比では高値安値終値の全てを上回っていますね、ただ、上昇一辺倒というわけではなく、2月2日(木)の英中銀政策金利を見据えて、ボラティリティは控え目でした。
【環境認識】
・12月21日以降、155円台~162円台のレンジ相場継続
・162-163円ラインはレジスタンスラインが多く、上値は重い印象
・ただし、日足RCIは短中長期線が上向き
【移動平均線】
現在レート:160.886円
5日移動平均線:161.048円
20日移動平均線:159.332円
50日移動平均線:162.832円
100日移動平均線:163.909円
200日移動平均線:163.373円
上記の環境認識を踏まえた具体的なポンド円のエントリーポイントは下記の通りとなります。
・「155.50円~163.90円」:今週のポンドは英中銀政策金利の発表に要注目です。事前予想では0.50%の利上げ想定となっています。個人的には無難な選択ですが、結果を見て流れが出来たのを確認してから、エントリーするのが確実だと思っています。
正直、今週のポンド円の予想は難しく、英中銀政策金利発表前のエントリーは控えます。
豪ドル円 来週の相場見通し(期間:2023年1月30日~2023年2月3日)
・1月23日週の豪ドル円の値幅は最大で「約2.722円」となりました。
・先週比では高値安値終値の全てを上回っています。後述すると、三角持ち合いの上限ブレイクを達成したことで、上昇が強まる結果となりました。豪ドル円に関しては完全に流れが変わっています。
【環境認識】
・三角保ち合いを上方ブレイク、50日MAもブレイク
・100日&200日MAが次のターゲット
・日足RCIは短中長期線が上向き
【移動平均線】
現在レート:92.285円
5日移動平均線:92.079円
20日移動平均線:90.451円
50日移動平均線:91.250円
100日移動平均線:92.714円
200日移動平均線:93.017円
上記の環境認識を踏まえた具体的な豪ドル円のエントリーポイントは下記の通りとなります。
・「90.50円~95.00円」:三角持ち合いをブレイクしており、買い目線に変更。
レジスタンスラインとなっていた50日MAを今度はサポートラインと見なし、押し目買いを狙う。
次のターゲットは100日&200日MAのある93円付近、このラインをブレイクすると更に上昇リスクが高まることが期待でき、強気に買いポジションを追加する。
まとめ
最後にこの記事のまとめを記載しておきます。
各通貨のエントリーポイントのまとめ
・想定レートは「127.00円~134.00円」
⇒今週のドル円はファンダメンタル次第、特に米FOMC&パウエルFRB議長の発言次第では大荒れ必至
⇒米FOMCでは0.25%の利上げ予想、サプライズ次第では再びドル売りが強まる恐れあり
⇒テクニカル的には20日MA+下落トレンドラインがレジスタンスラインとして機能、このラインを目安にした戻り売りを狙う
・想定レートは「140.00円~145.00円」
⇒ECB理事会&ラガルド総裁の発言に大注目、利上げ予想は0.50%
⇒順当に行けばユーロ買いが強まると考える
⇒直近の値動きは上値は50日MA、下値は200MAとなっており、意識しておきたい
・想定レートは「155.50円~163.90円」
⇒英中銀政策金利の結果次第、利上げ予想は0.50%
⇒正直、読めない
⇒結果発表後にトレンドが出来た方向に後乗りするのが無難だが確実
⇒今週は英中銀政策金利発表前のエントリーは控えたい
・想定レートは「90.50円~95.00円」
⇒昨年9月から続いた下落トレンドラインをブレイク、次いで50日MAもブレイク
⇒次のターゲットは100日&200日MA、このラインを抜けると上昇リスクが高まる
⇒押し目買いを狙いつつ、93円付近の値動きを注視したい
LINE FXで1回取引で5,000円プレゼントキャンペーン実施中!
FX取引を「LINE FX」で始めよう!
今なら、口座開設&1回の取引で「5000円プレゼントキャンペーン」実施中です。
このレベルのお得なキャンペーンはなかなかありませんから、口座を持ってない方はこの機会を逃さないようにしましょう!ご興味ありましたら、下記リンクからご登録をお願いします。
コメント