【利下げ期待後退でポンドは買い!】FXユーロ円・ポンド円・豪ドル円【2021/2/7】

本記事では、ユーロ円・ポンド円・豪ドル円について、2021年2月8日から2月12日にかけての相場見通しを解説します。

ユーロ円 相場見通し ~方向感に欠ける値動き、ファンダメンタル的にはやや売り優勢か~

ユーロ円の1週間の値動き(2021/2/1-2/5)の画像

ユーロ円の1週間の値動き(2021/2/1-2/5)

2月1日週のユーロ円の値幅は最大で「1.024円」となりました。

先週比では高値・終値を下回る結果となりましたが、安値は上回っており、方向感に欠ける値動きとなっています。

レンジ相場となりつつありますが、やはりEU諸国の経済指標も冴えない結果が続いており、上値の重たさを印象付けます。

ユーロに関しては、欧州当局者・ECB関係者の度重なるユーロ高牽制発言、EU関連の経済指標の芳しくない結果などを踏まえるとファンダメンタル的にはやや売り優勢な印象があります。

そんなユーロに関する2月8日週のイベント・経済指標は下記の通りです。

2月9日:ドイツ経済収支12月、ドイツ貿易収支12月
2月10日:パネッタECB専務理事の講演会
2月12日:ユーロ鉱工業生産指数 12月

日足チャート 徹底解説 ~レンジ相場で上限、下限の逆張りトレードを狙う~

それでは、ユーロ円の日足チャートを確認しましょう。

日足チャートを元に環境認識を行います。

・方向感に欠ける値動き、レンジ相場を形成
・レンジ上限(127.50円)、下限(126.00円)での逆張りトレードを検討
・移動平均線は短期線が下向き
・RCIは短期線と長期線が下向き、中期線は上向き
上記を踏まえると、レンジ上限・下限での逆張りトレードを検討することになります。
週末の終値が「126.952円」であったことを考えると、週明けは127.00-20円から打診売りを仕掛けることを想定できそうです。
一方で下落するようなら、やはり126.00-20円ラインで買いエントリーを模索することになりそう。
いすれもサポートライン、レジスタンスラインとして機能している過去実績がありますので、ラインブレイクや騙しには警戒しつつのトレードとなります。
今週のユーロ円の想定レート
・「125.50円~128.00円」:方向感に欠ける、レンジ上限(127.50円)・下限(126.00円)を目安に逆張りトレードを検討する。

ポンド円 相場見通し ~2週連続で高値更新、英中銀はマイナス金利に消極的で145円台到達へ視界は良好~

ポンド円の1週間の値動き(2021/2/1-2/5)の画像

ポンド円の1週間の値動き(2021/2/1-2/5)

2月1日週のポンド円の値幅は最大で「2.053円」となりました。

2週連続で2021年の最高値を更新しており、先週比で見ても高値・安値・終値を全て上回る結果でポンドの強さを確認することができます。

背景としては、2月4日に英中銀金融政策委員会(MPC)が発表した結果の内容です。

■ざっくりこんな感じ
・政策金利は「0.1%」で据え置き

・資産購入プログラムも8950億ポンドに維持
・マイナス金利の対応は少なくとも6か月の準備期間が必要という見解を示す
・中銀はマイナス金利導入を望んでいない
・ただし最悪の事態に備えて準備を始めるのが適切
マイナス金利の対応は少なくとも6か月の準備期間が必要という見解を示されたことから、裏を返せば少なくとも半年はマイナス金利の導入はないということで、ポンド買いに繋がっています。
また、英国での新型コロナウイルスの感染者数の推移もピーク時から減少傾向にあることもポンド買いの要因として挙げられます。
そんな好調なポンドに関する2月8日週のイベント・経済指標は下記の通りです。
2月10日:英国実質GDP(速報値) 第4四半期、英国鉱工業生産指数 12月、英国貿易収支 12月、英国製造業生産高 12月

日足チャート 徹底解説 ~移動平均線はパーフェクトオーダーを維持しており、基本シナリオは押し目買いを狙うトレードとなる~

それでは、ポンド円の日足チャートを確認しましょう。

日足チャートを元に環境認識を行います。

・上昇トレンド継続、中長期的な上昇平行チャネルの上限をブレイクするほどの勢い
・移動平均線はパーフェクトオーダーを維持
・日足20MAからの乖離に注意
・RCIは短期線、中期線、長期線の全てが90ポイントに到達しており、過熱感を示唆
上記を踏まえると、今のポンド円は買いの過熱感はあるものの、引き続き押し目買いを狙うトレードが基本戦略となります。
ただし、現在のレートは日足20MAからも「約2.3円」乖離があり、かつRCIも過熱感を示唆していることからも高値圏で慌てて買うよりは、しっかりと押し目買いを狙うトレードで利益を取りたいものです。
流石に日足20MAまで下落するのを待っていては消極的であり、トレード機会がない可能性が高いでしょう。
ポンド円のボラティリティを考慮しても、143.50円-144.00円を目安に1日に0.5円から1円ほど下落したタイミングで押し目買いを狙うのが良さそうです。
今週のポンド円の想定レート
・「143.50円~146.00円」:買い優勢、過熱感があるため慌てて買うよりは0.5円-1円ほど下落したタイミングで押し目買いを狙う。

豪ドル円 相場見通し ~経済指標は堅調で、豪ドルは強気相場を維持~

2月1日週の豪ドル円の値幅は最大で「1.378円」となりました。

先週比で高値・安値・終値を全て上回る結果となっており、目先の豪ドル円の強さを確認することができます。

2月4日に発表された12月の貿易収支も「67.85億豪ドル」の黒字となっており、市場予想を下回ったものの前回の「50.22億豪ドル」の黒字からは増加していることから及第点と言ったところでしょう。

リスク選好ムードになれば豪ドルは買われるので、上昇トレンドが継続する限りは、79円台での押し目は拾っていくのが良さそうです。

ちなみに豪ドルの買いエントリーは「海外FXのGEMFOREX口座」ならスワップポイントも期待できますので、オススメです。ご興味ある方は下記のリンクからどうぞ。

そんな強気相場を維持している豪ドルの2月8日週のイベント・経済指標は下記の通りです。

イベント特になし

日足チャート 徹底解説 ~三角保ち合いを上抜けで、2018年12月以来の81円台到達に期待~

それでは、豪ドル円の日足チャートを確認しましょう。

日足チャートを元に環境認識を行います。

・上昇平行チャネルの下限でサポートされ三角保ち合いを上にブレイク
・移動平均線は再びパーフェクトオーダー成立
・RCIも長期線が83ポイント台で短期線が上向いており、買いを後押し
上記を踏まえると、ポンド円同様に押し目買いを狙ったトレードが想定されます。
日足20MAや三角保ち合いのラインを明確に上抜けたことから、今度はこれらのラインがサポートラインとして機能することを見込み、エントリーポイントと考えることができます。
注意点としては、80円台後半の抵抗ラインですね。
この価格帯は1月上旬も上値を抑え込まれており、80円台後半の攻略が今週の鍵となります。
そして、このラインを上抜ければ上値余地は相当に期待できますが、抜けきれないようだと再度の80円割れも覚悟しておきましょう。
今週の豪ドル円の想定レート
・「79.90円~82.00円」:買い優勢、80円台後半の抵抗線は強いが抜ければ上値余地は期待できる。80円台前半での押し目買いを狙う。

まとめ

最後にこの記事のまとめを記載しておきます。

各通貨のエントリーポイントのまとめ

・ユーロ円:方向感なし
・想定レートは「125.50円~128.00円」:レンジ上限(127.50円)・下限(126.00円)を目安に逆張りトレードを検討する。
・ポンド円:買い優勢 今週のイチオシ!
・想定レートは「143.50円~146.00円」:過熱感があるため慌てて買うよりは0.5円-1円ほど下落したタイミングで押し目買いを狙う。
・豪ドル円:買い優勢
・想定レートは「79.90円~82.00円」:0円台後半の抵抗線は強いが抜ければ上値余地は期待できる。80円台前半での押し目買いを狙う。

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