また、先週(2023年5月29日~6月2日)のドル円・ユーロ円・ポンド円・豪ドル円に関する記事も下記から合わせてご確認いただけます。
注目の経済指標一覧(期間:2023年6月5日~2023年6月9日)
6月5日週は経済指標がたくさん発表されますが、その中でも特筆すべき指標として以下の3指標が挙げられます。
※6月12日週にFOMCを控えており、米要人の発言機会はない見込みです。
・2023年6月6日(火) :豪・中銀政策金利 06月
・2023年6月7日(水) :カナダ・中銀政策金利 06月
ドル円 来週の相場見通し(期間:2023年6月5日~2023年6月9日)
・5月29日週のドル円の値幅は最大で「約2.503円」となりました。
・先週比では、高値安値上回る結果となったものの、終値は下回る結果となりました。
・年初来高値を更新しています。
・週足は陰線で確定しています。(4週間ぶり)
・直近の懸念材料だった米債務上限問題の解決、全世界株高、米金利の反発上昇などの追い風となる材料はあったものの、FRB高官による「6月FOMCの利上げ見送り発言」が上値を抑制する形となっています。
【環境認識】
・140円台は重い印象
・ファンダメンタル的要素が強い(6月利上げ実施or停止)
・日足RCIは短期線が下向き、中期線が上向き、長期線が水平
【移動平均線】
現在レート:139.956円
5日移動平均線:139.631円
20日移動平均線:137.844円
50日移動平均線:135.284円
100日移動平均線:134.022円
200日移動平均線:137.281円
上記の環境認識を踏まえた具体的なドル円のエントリーポイントは下記の通りとなります。
・「138.00円~142.00円」:6月13日-14日にFOMCを控えており、大きな動きはないと想定。(正直かなり難しい)
テクニカル的には押し目買いスタンスだが、140円台をしっかりと上昇できる今のところ確信がない。
というのも、今回はFOMCで「利上げ継続」or「利上げ見送り(停止)」の判断が読みづらい。(直前の各メディアのレポートも二転三転している。)
今週は無理せずに想定レートの上限、下限を目安に出来るだけ引き付けてトレードを実施する。
ユーロ円 来週の相場見通し(期間:2023年6月5日~2023年6月9日)
・5月29日週のユーロ円の値幅は最大で「約2.478円」となりました。
・先週比では、高値を上回ったものの、安値終値を下回る結果となっていますね。
・週足は陰線で確定しています。(3週間ぶり)
【環境認識】
・150-151円ラインは上値が重い(上昇の勢い失速)
・20日MAが機能しており、149円付近は底堅い
・日足RCIは短長期線が下向き、中期線が上向き
【移動平均線】
現在レート:149.860円
5日移動平均線:149.705円
20日移動平均線:149.031円
50日移動平均線:147.406円
100日移動平均線:144.875円
200日移動平均線:144.012円
上記の環境認識を踏まえた具体的なユーロ円のエントリーポイントは下記の通りとなります。
・「148.50円~151.60円」:下値は148円台ミドル(20日MA)、上値は151円台ミドル(年初来高値)を想定。
年初来高値を更新しているポンドの連れ高も期待できる分、買いエントリーから入りたい気持ちが強い。
ポンド円 来週の相場見通し(期間:2023年6月5日~2023年6月9日)
・5月29日週のポンド円の値幅は最大で「約2.149円」となりました。
・先週比では高値安値終値の全てを上回っていますね。また、年初来高値を更新しています。
・週足は陽線となっています。(3週連続)
・堅調な値動きを継続中。
【環境認識】
・5日MAに沿った強い上昇トレンドを維持
・節目の175円台に迫る値動き
・日足RCIじゃ短長期線が水平、中期線が上向き
【移動平均線】
現在レート:174.230円
5日移動平均線:173.654円
20日移動平均線:171.765円
50日移動平均線:168.459円
100日移動平均線:164.823円
200日移動平均線:164.484円
上記の環境認識を踏まえた具体的なポンド円のエントリーポイントは下記の通りとなります。
・「173.00円~176.00円」:環境がリスクオン相場継続なら175円台到達(2016年2月以来)も時間の問題といった印象。
ただし、直近は日足レベルで大きな調整もなく3週間ほど上昇しており、警戒は必要。焦って買う必要はなく、5日MAレベルでの押し目買いを狙う。
豪ドル円 来週の相場見通し(期間:2023年6月5日~2023年6月9日)
・5月29日週の豪ドル円の値幅は最大で「約2.298円」となりました。
・先週比では安値を下回ったものの、高値終値を上回る結果となっています。
・週足は陽線で確定しております。
・週末に200日MAを上抜けて、越週しています。(6日の会合でサプライズ利上げ実施の可能性が報道される)
【環境認識】
・200日MAを明確に上抜ける
・100日MAが支持線として機能
・日足RCIは短中期線が上向き、長期線が水平
【移動平均線】
現在レート:92.442円
5日移動平均線:91.397円
20日移動平均線:91.298円
50日移動平均線:90.118円
100日移動平均線:90.393円
200日移動平均線:91.755円
上記の環境認識を踏まえた具体的な豪ドル円のエントリーポイントは下記の通りとなります。
・「90.00円~94.50円」:テクニカル的には3月24日以降は下値を切り上げて、上値を追う動きを継続しているので、買い目線ですが、今週は6日(火)の豪中銀政策金利、声明に注目したい。
事前予想では据え置きが可能性が濃厚でしたが、ここにきてサプライズ利上げの可能性を報道するメディアも出てきました。
結果次第では年初来高値の93円ラインをブレイクして、急騰のシナリオも想定されます。一方で利上げ停止→急落の可能性もあるので、要警戒です。
まとめ
最後にこの記事のまとめを記載しておきます。
各通貨のエントリーポイントのまとめ
・想定レートは「138.00円~142.00円」
⇒中立
・想定レートは「148.50円~151.60円」
⇒中立
・想定レートは「173.00円~176.00円」
⇒買い
・想定レートは「90.00円~94.50円」
⇒買い
※豪中銀政策金利の結果(サプライズ利上げはあるのか)、声明に注目
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