また、先週(2023年5月22日~5月26日)のドル円・ユーロ円・ポンド円・豪ドル円に関する記事も下記から合わせてご確認いただけます。
注目の経済指標一覧(期間:2023年5月26日~2023年6月2日)
5月29日週は経済指標がたくさん発表されますが、その中でも特筆すべき指標として以下の3指標が挙げられます。また米債券上限問題の「Xデー」とされる6月1日前後のニュースには要注意です。
・2023年6月1日(木) :アメリカ・ISM製造業景気指数 05月
・2023年6月2日(金) :アメリカ・雇用統計 05月
ドル円 来週の相場見通し(期間:2023年5月26日~2023年6月2日)
・5月22日週のドル円の値幅は最大で「約3.230円」となりました。
・先週比では、高値安値終値を全て上回る結果となっており、年初来高値を更新しています。
・週足は3週連続で陽線で確定しています。
・米国の債務上限問題が最終的に合意となる可能性が高まったこと、直近の米経済指標の強い結果を受けて、6月の追加利上げ観測が強まったことを受けて、ドル買いが加速しています。
・節目の140円もあっさりと攻略し、140円台を維持しての越週となっています。
【環境認識】
・5日MAに沿って、強い上昇トレンドを維持し、節目の140円を突破
・日足RCIは短中長期線が全て80ポイントを超えており、水平を維持
【移動平均線】
現在レート:140.577円
5日移動平均線:139.434円
20日移動平均線:136.819円
50日移動平均線:134.452円
100日移動平均線:133.502円
200日移動平均線:137.233円
上記の環境認識を踏まえた具体的なドル円のエントリーポイントは下記の通りとなります。
・「139.00円~142.50円」:週明けは英国、米国市場が休場のため、動意はなさそう。5月30日からが本番。そして、基本的には買い目線。5日MAに沿った押し目買いを狙う。
ちなみに6月1日が「Xデー」とされる米債券上限問題の報道には要警戒。
また6月1日・2日と米ISM製造業景気指数や米雇用統計などの重要な指標もあり、大きな値動きが期待できそう。
ユーロ円 来週の相場見通し(期間:2023年5月26日~2023年6月2日)
・5月22日週のユーロ円の値幅は最大で「約2.095円」となりました。
・先週比では、高値安値終値の全てを上回る結果となっていますね。
・週足は陽線で確定しています。(2週連続)
・直近の欧州経済指標が軒並み予想を下回る弱い結果な点は気掛かりです。
【環境認識】
・5日&20日MAに支えられ、年初来高値の更新を狙う値動き
・日足RCIは短中期線が上向き、長期線が水平
【移動平均線】
現在レート:150.786円
5日移動平均線:149.989円
20日移動平均線:148.930円
50日移動平均線:146.600円
100日移動平均線:144.374円
200日移動平均線:143.706円
上記の環境認識を踏まえた具体的なユーロ円のエントリーポイントは下記の通りとなります。
・「149.00円~152.00円」:年初来高値の更新(151.60円)が期待できる値動き。同じ欧州通貨のポンドと比べるとやや上昇の勢いが弱いものの、基本的には5日MAを目安に押し目買いを狙って利益を伸ばす。
ポンド円 来週の相場見通し(期間:2023年5月26日~2023年6月2日)
・5月22日週のポンド円の値幅は最大で「約2.534円」となりました。
・先週比では高値安値終値の全てを上回っていますね。また、年初来高値を更新しています。
・週足は陽線となっています。(2週連続)
・週末、相場がリスクオン相場となったことで、急騰しての越週となっています。
【環境認識】
・5日MA付近で上下していましたが、週末一気に173円台ミドルまで急騰
・日足RCIは短中期線が上向き、長期線が水平
【移動平均線】
現在レート:173.563円
5日移動平均線:172.550円
20日移動平均線:170.861円
50日移動平均線:167.186円
100日移動平均線:164.031円
200日移動平均線:164.185円
上記の環境認識を踏まえた具体的なポンド円のエントリーポイントは下記の通りとなります。
・「172.50円~175.00円」:173円台は2016年2月以来。ちなみに2016年2月の高値は175円台であることから、このラインが次のターゲットとなると想定。
基本的には米債券上限問題さえクリアすれば、175円台も到達可能だと考えています。ポンドは月末フローもあり大きく動くことが予想されますが、米債券上限問題と合わせて今月末はいつも以上に警戒が必要です。
豪ドル円 来週の相場見通し(期間:2023年5月26日~2023年6月2日)
・5月22日週の豪ドル円の値幅は最大で「約1.596円」となりました。
・先週比では安値を上回ったものの、高値終値を下回る結果となっています。
・週足は陰線で確定しております。
・今週はオセアニア通貨(特にNZドル)の弱い動きが目立ちました。NZ中銀が今後の利上げ休止を示唆したことが影響したようです。
【環境認識】
・200日MA、92円台前半で続伸を阻まれています。
・日足RCIは短中期線が下向き、中期線が水平
【移動平均線】
現在レート:91.624円
5日移動平均線:91.522円
20日移動平均線:91.089円
50日移動平均線:89.747円
100日移動平均線:90.318円
200日移動平均線:91.847円
上記の環境認識を踏まえた具体的な豪ドル円のエントリーポイントは下記の通りとなります。
・「90.80円~92.40円」:対円において、他の主要なクロス円と比較すると弱い値動きをしています。売り買いどちらも狙える相場とポジティブに捉えることもできます。
下値は20日MAを目安に91円付近、上値は200日MAを目安に92円台前半までを想定してトレードを検討します。
まとめ
最後にこの記事のまとめを記載しておきます。
各通貨のエントリーポイントのまとめ
・想定レートは「139.00円~142.50円」
⇒買い
・想定レートは「149.00円~152.00円」
⇒買い
・想定レートは「172.50円~175.00円」
⇒買い
・想定レートは「90.80円~92.40円」
⇒中立
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