また、先週(2023年6月5日~6月9日)のドル円・ユーロ円・ポンド円・豪ドル円に関する記事も下記から合わせてご確認いただけます。
注目の経済指標一覧(期間:2023年6月12日~2023年6月16日)
6月12日週は重要な経済指標・イベントが目白押しです。正直言って各イベントに大きく左右される1週間となりそうです。
・2023年6月13日(火) :ベイリー英中銀総裁、会見
・2023年6月13日(火) :アメリカ・消費者物価指数 05月
・2023年6月14日(水) :パウエルFRB議長、会見
・2023年6月14日(水) :アメリカ・生産者物価指数 05月
・2023年6月14日(水) :アメリカ・FRB政策金利(FOMC) 06月
・2023年6月15日(木) :ラガルドECB総裁、会見
・2023年6月15日(木) :ユーロ・ECB政策金利 06月
・2023年6月15日(木) :アメリカ・小売売上高 05月
・2023年6月16日(金) :植田日銀総裁、会見
・2023年6月16日(金) :日本・日銀政策金利 06月
ドル円 来週の相場見通し(期間:2023年6月12日~2023年6月16日)
・6月5日週のドル円の値幅は最大で「約1.692円」となりました。
・先週比では、安値を上回る結果となったものの、高値終値は下回る結果となりました。
・週足は陰線で確定しています。(2週間連続)
・来週14日(水)にFOMCを控えていたこともあり、大きな動きはなく138円台後半~140円台前半で様子見ムードの値動きとなりました。
【環境認識】
・140円台では上値が重い印象
・20日MAで買い支えが入る
・日足RCIは短中期線が下向き、長期線が水平
【移動平均線】
現在レート:139.368円
5日移動平均線:139.513円
20日移動平均線:138.980円
50日移動平均線:136.024円
100日移動平均線:134.521円
200日移動平均線:137.256円
上記の環境認識を踏まえた具体的なドル円のエントリーポイントは下記の通りとなります。
・「137.20円~142.20円」:今週は米CPI、FOMC、パウエルFRB議長会見、米小売売上高、日銀会合、植田日銀総裁会見と連日のように重要な指標とイベントが予定されています。
結果次第では上下に大きく動くことが予想され、特に米CPIと米FOMCにてタカ派的な結果となった場合や日銀会合にてハト派的な内容となった場合は、ドル円は年初来高値の更新が想定されます。(※逆の場合もあり得ます)
また、テクニカル的には20日MAをサポートに上値を狙う動きが継続しているので、可能であれば買いエントリーから入りたい。
先述の経済指標などのファンダメンタル的要素が後押しとなるタイミングがあれば、積極的に買いを狙いたいところです。
ユーロ円 来週の相場見通し(期間:2023年6月12日~2023年6月16日)
・6月5日週のユーロ円の値幅は最大で「約1.807円」となりました。
・先週比では、安値を上回ったものの、高値終値を下回る結果となっていますね。
・週足は陰線で確定しています。(2週連続)
・直近で発表されたユーロ圏の経済指標が軒並み不調で、ユーロ円も伸び悩む。
【環境認識】
・今週は148円台~150円台でのレンジ相場
・日足RCIは短中長期線が全て下向く
【移動平均線】
現在レート:149.803円
5日移動平均線:149.641円
20日移動平均線:149.519円
50日移動平均線:148.038円
100日移動平均線:145.332円
200日移動平均線:144.255円
上記の環境認識を踏まえた具体的なユーロ円のエントリーポイントは下記の通りとなります。
・「148.00円~151.60円」:下値は50日MA、上値は年初来高値を想定。
今週ユーロのメインイベントはECB政策金利&ラガルド総裁の会見でしょう。利上げの実施はあるのか、また今後の利上げサイクルに関する内容には要注目です。
分かり易いシナリオとしては利上げ実施&今後の利上げサイクル継続となった場合、この場合はユーロ円の年初来高値の更新も期待できます。
ポンド円 来週の相場見通し(期間:2023年6月12日~2023年6月16日)
・6月5日週のポンド円の値幅は最大で「約2.875円」となりました。
・先週比では高値安値終値の全てを上回っていますね。また、節目の175円台を突破し、年初来高値を更新しています。
・週足は陽線となっています。(4週連続)
【環境認識】
・5日MAに沿って強い上昇トレンドを維持
・節目の175円台を突破
・日足移動平均線はパーフェクトオーダー成立中
・日足RCIは短長期線が水平、中期線が上向き
【移動平均線】
現在レート:175.326円
5日移動平均線:174.197円
20日移動平均線:172.919円
50日移動平均線:169.586円
100日移動平均線:165.525円
200日移動平均線:164.785円
上記の環境認識を踏まえた具体的なポンド円のエントリーポイントは下記の通りとなります。
・「174.00円~177.30円」:下値は5日MAの174円付近を想定、上値は2016年高値の177.30円付近を想定。
強い上昇トレンドを維持しており、テクニカル的には完全に買い目線。相場環境がリスクオン継続なら買いでしっかりと利益を伸ばしたい局面です。
豪ドル円 来週の相場見通し(期間:2023年6月12日~2023年6月16日)
・6月5日週の豪ドル円の値幅は最大で「約1.961円」となりました。
・先週比では高値安値終値を上回る結果となっています。
・週足は陽線で確定しております。(2週連続)
・注目の豪中銀政策金利ですが「0.25%」のサプライズ利上げを実施、加えて今後の利上げ継続の可能性が示唆されたことで、対ドル、対円で上昇の後押しとなりました。
【環境認識】
・強めの抵抗ラインである93円をブレイク
・5日MAに沿って上値を追う動き
・日足RCIは短中期線が上向き、長期線が水平
【移動平均線】
現在レート:93.966円
5日移動平均線:93.171円
20日移動平均線:91.875円
50日移動平均線:90.602円
100日移動平均線:90.532円
200日移動平均線:91.699円
上記の環境認識を踏まえた具体的な豪ドル円のエントリーポイントは下記の通りとなります。
・「93.00円~95.50円」:テクニカル的には買い目線。下値は直近の抵抗ラインだった93円を想定しており、このラインを目安に押し目買いを狙う。
ポンド同様に相場環境次第で続伸余地が決まると考えています。リスクオン相場継続であれば節目の95円越えも期待できます。
まとめ
最後にこの記事のまとめを記載しておきます。
各通貨のエントリーポイントのまとめ
・想定レートは「137.20円~142.20円」
⇒買い
⇒経済指標・イベント次第
・想定レートは「148.00円~151.60円」
⇒中立
⇒ECB政策金利、ラガルド総裁会見に要警戒
・想定レートは「174.00円~177.30円」
⇒買い
・想定レートは「93.00円~95.50円」
⇒買い
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