【バイデン氏が米大統領就任でどうなる?】FXドル円・ダウ平均株価相場予測【2021/1/16】

この記事では、来週(2021年1月18日~1月22日)にかけてのドル円・NYダウ平均株価のチャート分析を解説します。

ダウ平均株価 相場見通し ~追加経済対策は事前予想通り、好材料出尽くしでセル・ザ・ファクト~

ダウ平均株価の1週間の値動き(2021/1/11-1/15)の画像

ダウ平均株価の1週間の値動き(2021/1/11-1/15)

今週のダウ平均株価の値幅は最大で「611.1ドル」となりました。

バイデン次期米大統領が追加経済対策を発表するということで、週前半は様子見ムードが広がり14日には期待感で過去最高値を更新したものの、発表内容自体は事前予想通りでサプライズなく週末にかけてセル・ザ・ファクトの流れとなりました。

バイデン氏の「1.9兆ドル規模」の追加経済対策の要点は次の通りです。

・直接給付金を昨年12月承認の600ドルから計2000ドルに増額
・失業保険給付、9月まで400ドル上乗せ
・州・地方自治体への支援金3500億ドル
・最低賃金の時給15ドルへの引き上げ
・学校再開支援1300億ドル
・ワクチン・コロナ検査などに1600億ドル
・賃貸・小規模家主支援300億ドル
・保育サービス業者に250億ドル
ここまで追加経済対策への期待感で上昇してきた米国株ですが、期待相場もバイデン氏の演説をもって一段落した感があります。
今後は今月20日にいよいよバイデン氏が正式にアメリカ大統領に就任します、発表した経済対策を実行できるかが鍵となってきますし、来週は新たな方向性を探る局面となりそうです。

日足チャート 徹底解説 ~目先は調整下落を想定、押し目買いの機会をじっくりと待ちたい~

それでは、ダウ平均株価の日足チャートを確認しましょう。

2021年1月16日時点のダウ平均株価の日足チャート画像

ダウ平均株価(日足チャート):TradingViewより

まずは、環境認識を行います。

・上昇トレンド継続中、移動平均線はパーフェクトオーダーを維持
・3日連続で陰線は11月以来、イベント通過で下落余地あり
・20MA(赤)が支持線となるかに注目
上記を踏まえると、買い目線は継続。
チャート的には20MA(赤:30,500ドル付近)で打診買いをしたいところではありますが、先述のバイデン氏の追加経済対策の発表も終わり、期待相場が一旦は落ち着く可能性があります。
慎重にトレードをするなら50MA(紫:30,000ドル付近)や100MA(青:29,000ドル付近)までの調整下落も想定されますので、そこまで待っても良いのではないかと考えています。
また、100MAは上昇平行チャネルの下限と重なっているので、このポイントは押し目買いの本命のエントリーポイントとなります。
・来週のNYダウ平均株価の想定レート
「29,000ドル~31,500ドル」:買い目線は継続も、期待相場はやや息切れ感がある。押し目買いのポイントを見極める週となりそう。

ドル円 相場見通し ~底堅い値動きも104円台は重たい、方向感を探る展開~

ドル円の1週間の値動き(2021/1/11-1/15)の画像

ドル円の1週間の値動き(2021/1/11-1/15)

1月11日週のドル円の値幅は最大で「0.873円」となりました。

先週比で高値は「約0.31円」、安値は「0.93円」上昇しており、底堅い1週間となりました。

一方で終値は「103.868円」での越週となっており、筆者の感覚では104円台は重たい印象を受けています。

104円台を上昇していくには長期金利の更なる上昇など新しい材料が必要になるとの考えです。

1月18日週のドル円に関するイベント・経済指標は下記の通りです。

1月18日:米市場は休場
1月19日:イエレン氏の財務長官指名承認に関する公聴会
1月20日:バイデン氏がアメリカ大統領就任(第46代大統領)

日足チャート 徹底解説 ~フィボナッチの23.6%ラインから38.2%間での値動き、短期的にはレンジ相場を形成~

それでは、ドル円の日足チャートを確認しましょう。

2021年1月16日時点のドル円の日足チャート画像

ドル円(日足チャート):2021/1/16時点

環境認識を行います。

・104円台を維持できずに103.80円台での越週。
・フィボナッチの38.2%ライン(104.30-40円)の攻略は更なる材料が必要か
・一方で下値はフィボナッチの23.6%ライン+日足20MA(赤)がサポートラインとして機能
・RCIも長期線が「ー69ポイント」ではあるものの、短期線・中期線が上向いていることから目先は買いを示唆
上記を踏まえると、目先はサポートライン(103.50-60円)、レジスタンスライン(104.30-40円)がそれぞれ固い印象があり、目先はレンジ相場継続を想定しています。
それぞれのライン付近での逆張りを基本的なトレードシナリオとしたいところです。
注意点としては、買いで入る場合は明確に日足20MAを下抜けたら損切とします。これは中長期的な下落トレンドは崩れていないため、最悪今年の安値更新を狙いにいく形もあり得るためです。
また売りで入る場合は、仮にフィボナッチの38.2%ラインを上抜けても100MA(青)やフィボナッチの50.0%ラインと更なるレジスタンスラインが控えているため、直ぐには損切はしません。
日足100MAは半年以上も上抜けしてないことからも、やはり104円台からの売りエントリーを狙いたいものです。
来週のドル円の想定レート
・「103.00円~104.90円」:売り買い柔軟に対応、レンジ付近で逆張り。ただし104円台からの売りエントリーの方がレジスタンスラインは豊富。

まとめ

最後にこの記事のまとめを記載しておきます。

・中期的には買い目線なので、段階的な押し目買いを狙う
・想定レートは「23,500ドル~29,000ドル」
・104.00円ラインの攻防に注目、割れたら売りで付いていく。割れないなら買い。
・想定レートは「101.50円~107.00円」

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この記事を書いた人
ハイゼンベルク

FX歴3年目、普段はサラリーマンの兼業トレーダーです。現在はFX・投資信託・ブログに没頭中。
相場見通しやテクニカル分析手法を発信しています。このブログを通じて、FXトレーダーの方に役立つことができれば幸いです。

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