また、先週（2022年8月29日～9月2日）のドル円・ユーロ円・ポンド円・豪ドル円に関する記事も下記から合わせてご確認いただけます。
注目の経済指標一覧（期間：2022年9月5日～2022年9月9日）
注目の経済指標一覧（2022年9月5日～9月9日）
その中でも特筆すべき指標として以下の3つが挙げられます。・9月6日（火）：豪・中銀政策金利09月
⇒豪ドル、NZドル関連のボラティリティ拡大が期待できます。
・9月6日（火）：アメリカ・ISM非製造業景気指数 08月
⇒ドル関連のボラティリティ拡大が期待できます。
・9月8日（木）：ユーロ・ECB政策金利 09月
⇒ユーロ関連のボラティリティ拡大が期待できます。
ドル円 来週の相場見通し（期間：2022年9月5日～2022年9月9日）
1週間の値動き振り返り
ドル円の1週間の値動き（2022/8/29-9/2）の画像
日足チャート エントリーポイント解説
ドル円(USD/JPY) 日足チャート画像（2022/9/3時点）
【環境認識】
・年初来高値を更新し140円台に到達
・上昇トレンド継続、日足移動平均線はパーフェクトオーダー成立
・RCIは短中期線が80台後半で張り付き、長期線は上向き
【移動平均線】
現在レート：140.180円
5日移動平均線：139.351円
20日移動平均線：136.319円
50日移動平均線：136.108円
100日移動平均線：133.294円
200日移動平均線：124.995円
上記の環境認識を踏まえた具体的なドル円のエントリーポイントは下記の通りとなります。
・「138.70円～142.00円」：ファンダメンタル的にもテクニカル的にも買い優勢の状況。強気に5日MAを目安に買いエントリーを狙う。または上昇TLまで調整が入るのを待っての押し目買い狙いもあり。
いずれにしても、現在のドル円は買いエントリーから利益を稼ぎたい。
ユーロ円 来週の相場見通し（期間：2022年9月5日～2022年9月9日）
1週間の値動き振り返り
ユーロ円の1週間の値動き（2022/8/29-9/2）の画像
日足チャート エントリーポイント解説
ユーロ円(EUR/JPY) 日足チャート画像（2022/9/3時点）
【環境認識】
・50日、100日MAを上方ブレイク
・6月28日から続いた下落平行チャネルを上方ブレイク
・RCIは短長期線が上向き、中期線が水平
【移動平均線】
現在レート：139.533円
5日移動平均線：139.228円
20日移動平均線：137.450円
50日移動平均線：138.418円
100日移動平均線：138.372円
200日移動平均線：134.490円
上記の環境認識を踏まえた具体的なユーロ円のエントリーポイントは下記の通りとなります。
・「138.00円～142.00円」：テクニカル的には下落平行チャネルを上方ブレイクしたことで買い目線。
また、9月8日のECB政策金利は要注目。結果次第では風向きが変わる可能性あり。「0.75％」の利上げならユーロは上値を伸ばす公算大。一方で「0.50％」の利上げに留まるようなら失望売りもあり得る。
ポンド円 来週の相場見通し（期間：2022年9月5日～2022年9月9日）
1週間の値動き振り返り
ポンド円の1週間の値動き（2022/8/29-9/2）の画像
日足チャート エントリーポイント解説
ポンド円(GBP/JPY) 日足チャート画像（2022/9/3時点）
【環境認識】
・三角保ち合いの下限付近での値動き継続
・RCIは短中期線が下向き、長期線が水平
【移動平均線】
現在レート：161.361円
5日移動平均線：161.740円
20日移動平均線：161.936円
50日移動平均線：163.066円
100日移動平均線：162.929円
200日移動平均線：159.296円
上記の環境認識を踏まえた具体的なポンド円のエントリーポイントは下記の通りとなります。
・「159.20円～163.00円」：三角保ち合い内での値動きを維持しており、下限付近でエントリーポイントを検討。ラインを目安に打診買いを狙いつつ、下方ブレイクした場合は損切⇒売りエントリーに切り替えるなど柔軟に対応したい。
豪ドル円 来週の相場見通し（期間：2022年9月5日～2022年9月9日）
1週間の値動き振り返り
豪ドル円の1週間の値動き（2022/8/29-9/2）の画像
日足チャート エントリーポイント解説
豪ドル円(AUD/JPY) 日足チャート画像（2022/9/3時点）
【環境認識】
・三角保ち合いの上限ブレイク
・96円ラインが抵抗ラインとなる可能性あり
・日足移動平均線はパーフェクトオーダー維持
・RCIは短中期線が水平、長期線が上向き
【移動平均線】
現在レート：95.420円
5日移動平均線：95.249円
20日移動平均線：94.562円
50日移動平均線：93.950円
100日移動平均線：93.194円
200日移動平均線：88.923円
上記の環境認識を踏まえた具体的な豪ドル円のエントリーポイントは下記の通りとなります。
・「94.50円～97.00円」：買い優勢、各サポートラインでの押し目買い狙いで利益を稼ぎたい。豪中銀政策金利の結果にも要注目。
まとめ
最後にこの記事のまとめを記載しておきます。
各通貨のエントリーポイントのまとめ
・想定レートは「138.70円～142.00円」：強気に5日MAでの押し目買い狙いや、待てるなら日足の上昇TLでの押し目買い狙いが有力。
今のドル円は逆張りせずに、素直に順張りの買いエントリーで利益を稼ぎたい。
・想定レートは「138.00円～142.00円」：普通はテクニカル的に三角保ち合いを上方ブレイクしたこともあり買い目線。しかしながらECB理事会で政策金利の発表があるため、この結果次第なところがある。
「0.5％」以下の利上げなら売り、「0.75％」以上の利上げなら買いといったトレードもあり。
・想定レートは「159.20円～163.00円」：三角保ち合いの下限付近での値動きを維持。
ポンドにしてはボラティリティが縮小しており、無理してトレードせずに様子見するのが良さそう。
下限ブレイクなら売りエントリーを狙いたい。
・想定レートは「94.50円～97.00円」：三角保ち合いを上方ブレイクしており、テクニカル的には買い目線。ただしユーロ同様に豪中銀政策金利の発表がノイズになる可能性がある。
とは言え、94円台まで調整が入るようなら流石に買いエントリーを狙う。
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