また、先週(2021年12月20日~12月24日)のドル円・ユーロ円・ポンド円・豪ドル円に関する記事も下記から合わせてご確認いただけます。
ドル円 相場見通し ~底堅い動きで、再び115円台にトライ~
12月20日週のドル円の値幅は最大で「1.187円」となりました。
先週比で高値安値終値を上回る底堅い動きを見せています。
オミクロン株の感染拡大は懸念材料でしたが、重症化リスクが低いとの見方が強まっており、徐々にリスク回避からの巻き戻しが起きています。
実際に株価も反発しており、クロス円は円売り主導の上昇が後押しとなっています。
年末最後の1週間で11月26日以来の115円台に到達を狙える位置での越週となっており、買い目線でのトレードを想定しています。
そんなドル円に関する12月27日週の注目すべきイベント・経済指標は下記の通りです。
12月29日:米中古住宅販売制約指数(11月)、米週間原油在庫統計
12月31日:東京市場は休場
日足チャート エントリーポイント解説
【環境認識】
・20日、50日移動平均線を上抜ける
・三角保ち合いの上値抵抗線付近まで上昇
・RCIは短中長期線が上向きで買い優勢を示唆
【移動平均線】
現在レート:114.345円
20日移動平均線:113.566円
50日移動平均線:113.850円
100日移動平均線:112.239円
200日移動平均線:110.924円
上記の環境認識を踏まえると、来週のドル円は買い優勢であると考えています。
具体的なエントリーポイントは下記の通りとなります。
・「113.550円~115.500円」:買い目線、113円台での20日移動平均線や50日移動平均線を目安にした押し目買いを狙いたい
ユーロ円 相場見通し ~買い戻しの動き、130円台で年越し出来るかに注目~
12月20日週のユーロ円の値幅は最大で「2.24円」となりました。
先週比で安値を下回ったものの、高値と終値は上回る結果となっています。
株価上昇などリスク選好ムードの高まりにより、ユーロ円も上昇の恩恵を受けています。
129円台後半では上値の重たさを感じる場面もありましたが、次週は130円台に到達できるか、また130円台での年越しが達成できるかがポイントとなりそうです。
そんなユーロ円に関する12月27日週の注目すべきイベント・経済指標は下記の通りです。
日足チャート エントリーポイント解説
【環境認識】
・20日移動平均線を上抜ける
・節目の130.00円付近に抵抗線が複数ある
・RCIは短中長期線が上向いており、買い優勢を示唆
【移動平均線】
現在レート:129.323円
20日移動平均線:128.320円
50日移動平均線:129.892円
100日移動平均線:129.740円
200日移動平均線:130.454円
上記の環境認識を踏まえると、来週のユーロ円は買い優勢であると考えています。
具体的なエントリーポイントは下記の通りとなります。
・「128.30円~130.50円」:買い優勢ではあるが売り買いどちらも狙える相場、各レジサポラインを目安にエントリーポイントを判断したい。
ポンド円 相場見通し ~三角保ち合いを上方ブレイクでポンドは買い優勢~
12月20日週のポンド円の値幅は最大で「4.133円」となりました。
先週比で安値を下回ったものの、高値終値は上回る値動きとなりました。4円の値幅は反発の強さが伺える結果ですね。
理由は先述の通りで、オミクロン株に関して比較的軽症であるケースが多く、懸念後退となったことが挙げられます。
このことから相場は「リスク回避→リスク選好の動き」を見せて、当然ポンドもしっかりと買われる展開となったわけです。
英国は一足先に利上げ実施したこともあり、個人的には上昇余地はまだまだあると考えています。
そんなポンド円に関する12月27日週の注目すべきイベント・経済指標は下記の通りです。
12月28日:英国市場は休場
日足チャート エントリーポイント解説
【環境認識】
・三角保ち合いを上方ブレイク
・移動平均線を全て上抜け
・RCIは短中長期線が上向いており、買い優勢を示唆
【移動平均線】
現在レート:153.166円
20日移動平均線:150.765円
50日移動平均線:153.097円
100日移動平均線:152.401円
200日移動平均線:152.495円
上記の環境認識を踏まえると、来週のポンド円は買い優勢であると考えています。
具体的なエントリーポイントは下記の通りとなります。
・「152.50円~155.00円」:買い優勢、153.00円付近での押し目買いを狙いたい
豪ドル円 相場見通し ~アップサイドリスクを想定、50日移動平均線を上抜けるかに注目~
12月20日週の豪ドル円の値幅は最大で「2.712円」となりました。
先週比で安値を下回ったものの、高値と終値は上回る結果となっています。他のクロス円同様にリスクオン相場の恩恵を受けています。
後述のチャート画像を見て頂ければわかりますが、80円台前半でしっかりと土台を作っての上昇なので、非常に買い易い展開となっています。
もちろん引き続きオミクロン株の動向には要警戒です。
そんな豪ドル円に関する12月27日週の注目すべきイベント・経済指標は下記の通りです。
12月28日:オセアニア市場は休場
日足チャート エントリーポイント解説
【環境認識】
・82円台半ばでの越週
・50日移動平均線を上抜けるかがポイント
・RCIは短中長期線が上向いており、買い優勢を示唆
【移動平均線】
現在レート:82.509円
20日移動平均線:81.053円
50日移動平均線:82.887円
100日移動平均線:81.850円
200日移動平均線:82.625円
上記の環境認識を踏まえると、来週の豪ドル円は買い優勢であると考えています。
具体的なエントリーポイントは下記の通りとなります。
・「81.850円~84.00円」:買い優勢、100日移動平均線を背に、82円付近での押し目買いを狙いたい
まとめ
最後にこの記事のまとめを記載しておきます。
各通貨のエントリーポイントのまとめ
・想定レートは「113.550円~115.500円」:113円台での押し目買いを狙いつつ、上値余地を見極める。
・想定レートは「128.30円~130.50円」:節目の130円台にタッチできるか、また130円台での年越し達成できるかがポイント。値動き次第では売りも検討の余地あり。
・想定レートは「152.50円~155.00円」:買いトレードで利益を伸ばしたい、三角保ち合いをブレイクしておりテクニカル的にも買い易い。
・想定レートは「81.850円~84.00円」:82円付近での押し目買いを狙う。50日移動平均線を上にブレイクできれば上値余地の拡大が期待できる
LINE FXで1回取引で5,000円プレゼントキャンペーン実施中!
FX取引を「LINE FX」で始めよう!
今なら、口座開設&1回の取引で「5000円プレゼントキャンペーン」実施中です。
このレベルのお得なキャンペーンはなかなかありませんから、口座を持ってない方はこの機会を逃さないようにしましょう!ご興味ありましたら、下記リンクからご登録をお願いします。
コメント