また、先週(2024年7月22日~7月26日)のドル円・ユーロ円・ポンド円・豪ドル円に関する記事も下記から合わせてご確認いただけます。
注目の経済指標一覧(期間:2024年7月29日~2024年8月2日)
7月29日週は要注目の経済指標が多く発表されます。
特に以下の指標の結果には警戒が必要です。
■7月30日(火)
・アメリカ・JOLTS求人件数 06月
■7月31日(水)
・豪・消費者物価指数(CPI・月次) 06月
・日本・日銀政策金利 07月、植田日銀総裁会見
・アメリカ・ADP雇用者数 07月
・FRB政策金利(FOMC) 07月&パウエルFRB議長会見
■8月1日(木)
・英国・英中銀政策金利 08月
・アメリカ・ISM製造業景気指数 07月
■8月2日(金)
・アメリカ・雇用統計 07月
今週の振り返り
週足陽線:-
週足陰線:ドル円、ユーロ円、ポンド円、豪ドル円
■先週に引き続き22日週も円買い優勢の相場となる
⇒全世界株安によるリスク回避の円買い
⇒一部メディアによる「日銀が7月会合にて利上げ検討」、「今後の数年間で債権購入の半減計画」が報じられたことによる円買い
⇒茂木自民党幹事長など本邦関係者によるタカ派発言が相次ぐ
来週の相場見通し(期間:2024年7月29日~2024年8月2日)
ドル円(USD/JPY)
【環境認識】
■3月以来、約4か月ぶりに100日MAを明確に下抜ける
■日足RCIは短期線が水平、中長期線が下向き
【移動平均線】
現在レート:153.084円
5日移動平均線:154.804円
20日移動平均線:158.399円
50日移動平均線:157.891円
100日移動平均線:155.520円
200日移動平均線:151.603円
上記の環境認識を踏まえた具体的なドル円のエントリーポイントは下記の通りとなります。
今週のドル円の想定レート:「151.50円~155.50円」
■短期的には完全に円高相場となっており、中長期のトレンドにまで波及するのかがポイント。そのための判断材料として日銀会合、FOMCの結果に要注目。
⇒日銀会合が利上げを検討した上で実施するのか(直近の経済データ、実質賃金の低下など)、11月に米大統領選を控える中で米FOMCは早期利下げはあるのか、それぞれ難易度は高いと想定
■基本的にはファンダメンタル次第で、下方向の場合は200日MA&50週MA到達までを想定、上方向の場合は100日MA到達を想定。
ユーロ円(EUR/JPY)
【環境認識】
■1月以来、約半年ぶりに100日MAを明確に下抜ける
■日足RCIは短期線が水平、中長期線が下向き
【移動平均線】
現在レート:166.921円
5日移動平均線:168.080円
20日移動平均線:171.823円
50日移動平均線:170.703円
100日移動平均線:167.883円
200日移動平均線:163.996円
上記の環境認識を踏まえた具体的なユーロ円のエントリーポイントは下記の通りとなります。
今週のユーロ円の想定レート:「164.00円~168.50円」
■他のクロス円同様に短期的には売り優勢、下値は200日MA到達を想定、上値は5日&100日MA到達を想定
⇒ドル円想定欄の記載の通り、日銀会合&FOMC通過後のトレンドに追従するのが無難
ポンド円(GBP/JPY)
【環境認識】
■一時100日MAを下抜けるも、最終的に100日MAより上で越週
■日足RCIは短期線が水平、中長期線が下向き
【移動平均線】
現在レート:197.837円
5日移動平均線:199.599円
20日移動平均線:203.739円
50日移動平均線:201.723円
100日移動平均線:197.188円
200日移動平均線:191.553円
上記の環境認識を踏まえた具体的なポンド円のエントリーポイントは下記の通りとなります。
今週のポンド円の想定レート:「195.00円~200.00円」
■ポンド独自の材料として、8/1に英中銀政策金利の発表が予定されている
⇒現時点では利下げ開始、据え置きの半々となっており、結果次第ではボラティリティ拡大が想定される
■上値は節目の200円、下値は節目の195円ラインを想定しているが、月末フローや日銀会合、FOMC、英中銀と材料多数で、ラインブレイクもあり得る。安易なエントリーを避けて、トレンドに逆らわずに追従するのが無難。
豪ドル円(AUD/JPY)
【環境認識】
■一時200日MAを下抜ける、直近のクロス円では弱い値動き
■日足RCIは短期線が水平、中長期線が下向き
【移動平均線】
現在レート:100.649円
5日移動平均線:101.926円
20日移動平均線:105.974円
50日移動平均線:105.167円
100日移動平均線:102.711円
200日移動平均線:99.865円
上記の環境認識を踏まえた具体的な豪ドル円のエントリーポイントは下記の通りとなります。
今週の豪ドル円の想定レート:「98.50円~103.00円」
■豪ドル円は節目の100円ラインを割り込み、一時200日MAを下抜けるなど、主要クロス円の中で弱い値動きを見せている
■株安によるリスクオフ相場の影響を諸に受けており、引き続き株価などの外部要因には要警戒
■下値は50週MA、上値は100日MA到達を想定しており、他のクロス円同様にトレンドに逆らわずに追従するトレードを狙う
まとめ
最後にこの記事のまとめを記載しておきます。
各通貨の想定レート&目線まとめ
・想定レートは「151.50円~155.50円」
⇒売り
・想定レートは「164.00円~168.50円」
⇒売り
・想定レートは「195.00円~200.00円」
⇒売り
・想定レートは「98.50円~103.00円」
⇒売り
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