【米雇用統計・欧英豪政策金利と注目指標多数!】FXドル円・ユーロ円・ポンド円・豪ドル円週間相場見通し【2022/1/29】

本記事では、ドル円、ユーロ円・ポンド円・豪ドル円について、2022年1月31日から月日にかけての相場見通しを解説します。

また、先週(2022年1月24日~1月28日)のドル円・ユーロ円・ポンド円・豪ドル円に関する記事も下記から合わせてご確認いただけます。

ドル円 来週の相場見通し(期間:2022年1月31日~2022年2月4日)

ドル円の1週間の値動き(2022/1/24-1/28)の画像

ドル円の1週間の値動き(2022/1/24-1/28)の画像

【振り返り】
・1月24日週のドル円の値幅は最大で「2.214円」となりました。
・先週比で安値を下回ったものの、高値終値は上回る結果となる。
・注目のFOMCについて、想定通り3月の利上げ開始が示唆される。
・パウエルFRB議長が金融引き締めに前向きな姿勢を示し、米金融相場の不透明感が強まる。
【考察】
・事前の予想通り3月の利上げ開始が濃厚となり、米長期金利上昇→ドル買い優勢の相場となっています。
一方でパウエルFRB議長のタカ派的な発言もあり、金融相場全体で見るとやや不安定な動きを見せているのは懸念材料。
とは言えリスク回避相場が続いても上値を抑えることはあっても、下値余地は限定的であり、ドル円に関しては上昇圧力は強く、年初来高値「116.338円」の更新期待も視野に入れておきましょう。

そんなドル円に関する1月31日週の注目すべきイベント・経済指標は下記の通りです。

2月4日の米雇用統計を筆頭に、連日重要な経済指標がありますので、結果には要注目です。

1月31日:日銀議事録(2021年7-12月開催分)
2月1日:日本雇用統計(12月)、米ISM製造業景気指数(1月)
2月2日:米ADP雇用者数(1月)
2月3日:米ISM非製造業景気指数(1月)
2月4日:米雇用統計(1月)

日足チャート エントリーポイント解説

ドル円(USD/JPY) 日足チャート画像(2022/1/29時点)

ドル円(USD/JPY) 日足チャート画像(2022/1/29時点)

【環境認識】
・20日移動平均線を再び上抜ける
・年初来高値更新を狙える位置での値動き
・RCIは短中長期線が再び上向きになり、買い優勢を示唆

【移動平均線】
現在レート:115.210円
20日移動平均線:114.814円
50日移動平均線:114.325円
100日移動平均線:113.479円
200日移動平均線:111.631円

上記の環境認識を踏まえると、来週のドル円は買い優勢であると考えています。

具体的なエントリーポイントは下記の通りとなります。

【買いエントリーポイント】
1.114.30-114.80円:20日、50日移動平均線を目安に114円台での買いエントリーを狙う
└利益確定のターゲットは「116.00-116.50円」

【売りエントリーポイント】
1.116.10-116.30円:年初来高値を目安に116円台での売りエントリーを狙う。
└利益確定のターゲットは「114.80-115.00円」
※年初来高値を更新した場合は、損切を推奨

今週のドル円の想定レート
・「114.30円~116.50円」:買い優勢の相場、20日移動平均線を目安に114円台での買いエントリーを狙いたい。
また、今週は米雇用統計を筆頭に重要な米経済指標も多数発表される。結果の良し悪しには要注目。

ユーロ円 来週の相場見通し(期間:2022年1月31日~2022年2月4日)

ユーロ円の1週間の値動き(2022/1/24-1/28)の画像

ユーロ円の1週間の値動き(2022/1/24-1/28)の画像

【振り返り】
・1月24日週のユーロ円の値幅は最大で「0.995円」となりました。
・先週比で高値安値終値の全てを下回る結果となっています。
・不安定な金融相場、ウクライナを巡る地政学リスクが高まりを受けてリスクオフ相場継続での円買い優勢
・FOMCを受けて、利上げが現実味を帯びた米国と年内の利上げ可能性が低い欧米での金融政策の違いでユーロ買いに消極的
【考察】
・リスク回避相場が継続しており、下値余地を探る展開となっています。地政学リスクの高まりはもちろん注視が必要ですが、それ以上に2月3日のECB政策金利とラガルドECB総裁の会見に注目が集まります。
ここでも欧米での金融政策の違いが鮮明になるようなら「米ドル・円>ユーロ」の力関係は今後も続くと想定できます。

そんなユーロ円に関する1月31日週の注目すべきイベント・経済指標は下記の通りです。

1月31日:ユーロ圏GDP速報値(第4四半期)、ドイツ・小売売上高 12月
2月1日:ユーロ・雇用統計 12月

2月3日:ECB政策金利、ラガルドECB総裁会見
2月4日:ECB専門家予測調査

日足チャート エントリーポイント解説

ユーロ円(EUR/JPY) 日足チャート画像(2022/1/29時点)

ユーロ円(EUR/JPY) 日足チャート画像(2022/1/29時点)

【環境認識】
・50日移動平均線が上値抵抗線として機能
・RCIは短期線がー90ポイント台で張り付き、中長期線が下向きで売り優勢を示唆

【移動平均線】
現在レート:128.447円
20日移動平均線:129.981円
50日移動平均線:129.254円
100日移動平均線:129.888円
200日移動平均線:130.474円

上記の環境認識を踏まえると、来週のユーロ円は売り優勢であると考えています。

具体的なエントリーポイントは下記の通りとなります。

【買いエントリーポイント】
1.127.30-127.50円:2021年11月~12月にかけて支持線として機能した127円台前半での買いエントリーを狙う。
└利益確定のターゲットは「129.00-129.40円」

【売りエントリーポイント】
1.129.00-129.30円:50日移動平均線を目安に129円台での売りエントリーを狙う。
└利益確定のターゲットは「127.30-127.50円」

今週のユーロ円の想定レート
・「127.30円~129.30円」:売り優勢、50日移動平均線を目安に129円台での売りエントリーを狙う。ECB政策金利&ラガルド総裁の会見には要注目。予想外のタカ派的な発言が出るようなら急伸or急落の可能性あり。

ポンド円 来週の相場見通し(期間:2022年1月31日~2022年2月4日)

ポンド円の1週間の値動き(2022/1/24-1/28)の画像

ポンド円の1週間の値動き(2022/1/24-1/28)の画像

【振り返り】
・1月24日週のポンド円の値幅は最大で「2.054円」となりました。
・先週比で高値安値を下回ったものの、終値は上回る結果となっています。
・リスク回避相場でクロス円全般的に下値余地を探る値動きの中で、ポンド円は底堅い動きでした。
・背景には2月3日の英中銀政策金利の追加利上げ期待があります。
【考察】
・先週のポンド円は週明け早々に152.80円台まで下落をしましたが、その後は英中銀による追加利上げ期待から154円台まで反発しています。
1月31日週のポンド円は、2月3日の英中銀政策金利の結果次第といった印象ですね。仮に利上げがなければ、期待の反動からダウンサイドリスクを考慮しておく必要があります。

そんなポンド円に関する1月31日週の注目すべきイベント・経済指標は下記の通りです。

2月1日:英国・ネーションワイド住宅価格指数 01月
2月3日:英中銀政策金利、金融政策報告、ベイリー英中銀総裁会見

日足チャート エントリーポイント解説

ポンド円(GBP/JPY) 日足チャート画像(2022/1/29時点)

ポンド円(GBP/JPY) 日足チャート画像(2022/1/29時点)

【環境認識】
・200日移動平均線が支持線として機能
・RCIは短長期線が上向き、中期線は下向きでレンジ相場を示唆

【移動平均線】
現在レート:154.327円
20日移動平均線:155.666円
50日移動平均線:153.387円
100日移動平均線:153.422円
200日移動平均線:153.092円

上記の環境認識を踏まえると、来週のポンド円は売り買いどちらも狙える相場であると考えています。

※英中銀政策金利の結果次第でボラティリティ拡大の可能性あり!

具体的なエントリーポイントは下記の通りとなります。

【買いエントリーポイント】
1.153.00-153.40円:50日、100日、200日移動平均線を目安に153円台前半での買いエントリーを狙う。
└利益確定のターゲットは「155.50-155.70円」

【売りエントリーポイント】
1.155.50-155.70円:20日移動平均線を目安に155円台後半での売りエントリーを狙う。
└利益確定のターゲットは「153.00-153.40円」

今週のポンド円の想定レート
・「152.00円~156.00円」:売り買いどちらも狙える、基本的には移動平均線を目安にできるだけ引き付けてのエントリーを狙う。
また、英中銀政策金利の結果次第でボラティリティ拡大が想定されるので、発表前後は慎重に立ち回りたい。

豪ドル円 来週の相場見通し(期間:2022年1月31日~2022年2月4日)

豪ドル円の1週間の値動き(2022/1/24-1/28)の画像

豪ドル円の1週間の値動き(2022/1/24-1/28)の画像

【振り返り】
・1月24日週の豪ドル円の値幅は最大で「1.781円」となりました。
・先週比で高値安値終値を下回る結果となっています。
・リスク回避相場の影響を諸に受けている通貨ペアですね。
【考察】
・1月31日週の豪ドル円は80円台を維持できるかがポイント、80円割れなら中期トレンドも下目線となり、ダウンサイドリスクが増大します。
また2月1日に予定されている「豪・中銀政策金利」は据え置きが想定されています。

そんな豪ドル円に関する1月31日週の注目すべきイベント・経済指標は下記の通りです。

2月1日:豪小売売上高(12月)、豪中銀政策金利
2月2日:NZ雇用統計 第4四半期

日足チャート エントリーポイント解説

豪ドル円(AUD/JPY) 日足チャート画像(2022/1/29時点)

豪ドル円(AUD/JPY) 日足チャート画像(2022/1/29時点)

【環境認識】
・50日移動平均線が上値抵抗線として機能
・RCIは短中期線が下向き、長期線が水平で売り優勢を示唆

【移動平均線】
現在レート:80.536円
20日移動平均線:82.400円
50日移動平均線:81.962円
100日移動平均線:82.402円
200日移動平均線:82.488円

上記の環境認識を踏まえると、来週の豪ドル円は売り優勢であると考えています。

具体的なエントリーポイントは下記の通りとなります。

【買いエントリーポイント】
1.80.00-80.10円:80円を目安に買いエントリーを狙う。
└利益確定のターゲットは「81.00-81.10円」
※80円割れで損切設定を推奨

【売りエントリーポイント】
1.81.00-81.30円:81円台での売りエントリーを狙う。
2.81.60-81.90円:50日移動平均線を目安に売りエントリーを狙う。
└利益確定のターゲットは「80.00-80.30円」
3.80円を明確に下抜けた場合、売りエントリーを狙う。
└利益確定のターゲットは「78.70-79.00円」
今週の豪ドル円の想定レート
・「78.70円~81.90円」:売り優勢、80円台を維持できるかがポイント。下抜ければダウンサイドリスクが増大。

まとめ

最後にこの記事のまとめを記載しておきます。

各通貨のエントリーポイントのまとめ

・ドル円:買い優勢
・想定レートは「114.30円~116.50円」:FOMCを受けて、3月の利上げ濃厚。ドル買い優勢の相場で114円台での買いエントリーを狙いたい。
米雇用統計を筆頭に主要な経済指標の結果の良し悪しに要注目です。
・ユーロ円:売り優勢
・想定レートは「127.30円~129.30円」:50日移動平均線を目安に129円台での売りエントリーを狙う。
ECB政策金利&ラガルド総裁の会計には要注目、サプライズがあれば面白いことになりそう。
・ポンド円:売り買いどちらも狙える
・想定レートは「152.00円~156.00円」:基本的には各レジサポラインに引き付けてのエントリーを狙う。英中銀政策金利の結果次第ではボラティリティの拡大が予想される。
・豪ドル円:売り優勢
・想定レートは「78.70円~81.90円」:80円台を維持できるかがポイント、80円割れで下値余地の拡大期待できる。

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