また、先週(2024年8月5日~8月9日)のドル円・ユーロ円・ポンド円・豪ドル円に関する記事も下記から合わせてご確認いただけます。
注目の経済指標一覧(期間:2024年8月12日~2024年8月16日)
8月12日週は要注目の経済指標が多く発表されます。
特に以下の指標の結果には警戒が必要です。
■8月13日(火)
・アメリカ・生産者物価指数(PPI) 07月
■8月14日(水)
・NZ・NZ中銀政策金利 08月
・英国・消費者物価指数(CPI) 07月
・アメリカ・消費者物価指数(CPI) 07月
■8月15日(木)
・アメリカ・小売売上高 07月
今週の振り返り
週足陽線:ドル円、ユーロ円豪ドル円
週足陰線:ポンド円
■週明けは歴史的な大暴落
8月5日は複数の要因が絡まり株価・為替ともに歴史的な相場となりました。
①日銀の更なる利上げ可能性②前週の米雇用統計が弱含み⇒米景気への懸念強まる
└日経平均株価は1日での過去最大の急落を記録、ドル円も146円台から一時141円台まで急落
■週末にかけてパニック相場は一段落
パニック相場となる中で、内田日銀副総裁が「市場が不安定な時は金利の引き上げはしない」との発言が報じられ、売り一辺倒の流れにストップを掛けました。
また、米景気の懸念についても、米ISM非製造業景気指数が予想を上回る好結果となったことで、落ち着きを見せ、相場は週末にかけて一段落となりました。
大荒れとなったドル円は最終的に146円台ミドルで越週となっています。(週足陽線)
来週の相場見通し(期間:2024年8月12日~2024年8月16日)
ドル円(USD/JPY)
【環境認識】
■年初来高値から約1か月で約20円下落
■日足RCIは短期線が上向き、中期線が水平、長期線が下向き
【移動平均線】
現在レート:146.574円
5日移動平均線:145.768円
20日移動平均線:152.128円
50日移動平均線:156.146円
100日移動平均線:155.339円
200日移動平均線:151.505円
上記の環境認識を踏まえた具体的なドル円のエントリーポイントは下記の通りとなります。
今週のドル円の想定レート:「143.50円~150.00円」
■8/14(水)の米CPI発表前までは方向感を探る展開で進み、当日の結果次第でドル円はまたも荒れる展開が想定されます。
⇒市場予想を下回った場合はドル売りのフロー(FRBによる9月利下げを後押し)、市場予想を上回った場合は金利上昇⇒ドル買いのフロー
ユーロ円(EUR/JPY)
【環境認識】
■年初来高値から約1か月で約21円下落
■日足RCIは短期線が上向き、中期線が水平、長期線が下向き
【移動平均線】
現在レート:159.992円
5日移動平均線:159.283円
20日移動平均線:165.504円
50日移動平均線:168.930円
100日移動平均線:167.693円
200日移動平均線:164.091円
上記の環境認識を踏まえた具体的なユーロ円のエントリーポイントは下記の通りとなります。
今週のユーロ円の想定レート:「157.00円~162.50円」
■直近は基本的にドル円の動きに連動しており、ドル円が弱含めば、ユーロ円も下方向に進むと想定されます(逆も然り)。
■8/12週はユーロ独自の材料は特にないため、いつも通り米経済指標・米金利・株価などの情報を確認し、環境認識を踏まえてエントリーを実行する。
ポンド円(GBP/JPY)
【環境認識】
■年初来高値から約1か月で約28円下落
■日足RCIは短期線が上向き、中期線が水平、長期線が下向き
【移動平均線】
現在レート:186.999円
5日移動平均線:185.589円
20日移動平均線:195.542円
50日移動平均線:199.647円
100日移動平均線:197.055円
200日移動平均線:191.869円
上記の環境認識を踏まえた具体的なポンド円のエントリーポイントは下記の通りとなります。
今週のポンド円の想定レート:「182.50円~190.00円」
■1か月で約20円急落したドル円、ユーロ円よりも更に8円多い、約28円下落しているポンド円。当然反発となればその分戻りの勢いも強いことが予想されます。
■株価の回復や、8/14(水)英消費者物価指数の結果次第で、上振れも想定されます。当然ですが、再び全世界株安によるリスク回避とれば、180円割れを狙いにいく展開も予想されます。
豪ドル円(AUD/JPY)
【環境認識】
■年初来高値から約1か月で約19円下落
■日足RCIは短期線が上向き、中期線が水平、長期線が下向き
【移動平均線】
現在レート:96.327円
5日移動平均線:95.330円
20日移動平均線:100.327円
50日移動平均線:103.700円
100日移動平均線:102.557円
200日移動平均線:99.913円
上記の環境認識を踏まえた具体的な豪ドル円のエントリーポイントは下記の通りとなります。
今週の豪ドル円の想定レート:「93.50円~99.00円」
■パニック相場が落ち着き、米CPIも無難に通過した場合は、個人的には反発期待で買うなら豪ドル円を狙いたい
⇒理由としては、6日RBAが想像以上に強気の姿勢を見せたことが挙げられる(年内の利下げを否定、必要に応じて利上げの可能性も示唆)
まとめ
最後にこの記事のまとめを記載しておきます。
各通貨の想定レート&目線まとめ
・想定レートは「143.50円~150.00円」
⇒売り
・想定レートは「157.00円~162.50円」
⇒売り
・想定レートは「182.50円~190.00円」
⇒売り
・想定レートは「93.50円~99.00円」
⇒売り
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