【6年7ヵ月ぶりの125円到達後は乱高下】FXドル円・ユーロ円・ポンド円・豪ドル円週間相場見通し【2022/4/2】

本記事では、ドル円、ユーロ円・ポンド円・豪ドル円について、2022年4月4日から4月8日にかけての相場見通しを解説します。

また、先週(2022年3月28日~4月1日)のドル円・ユーロ円・ポンド円・豪ドル円に関する記事も下記から合わせてご確認いただけます。

ドル円 来週の相場見通し(期間:2022年4月4日~2022年4月8日)

ドル円の1週間の値動き(2022/3/28-4/1)の画像

ドル円の1週間の値動き(2022/3/28-4/1)の画像

【振り返り】
・3月28日週のドル円の値幅は最大で「3.818円」となりました。
・先週比で高値安値終値の全てを上回る結果となっています。
・週明け早々に日銀指値オペ実施を受けて、2015年8月以来の125円に到達
・米雇用統計は事前予想に近い結果でサプライズはなし
└雇用者数:43.1万人増(事前予想は49.0万人増)
失業率:3.6%(事前予想は3.7%)
時給:前年比5.6%増(事前予想は前年比5.5%増)
【考察】
・週明け早々に125円に到達した際はどこまで上昇するのかと思いましたが、日本側要人による円安けん制発言、節目の125円到達による利確などもあり、買い一服で週半ばから後半に掛けて反落しています。
・とはいえ、121~122円台では買い支えられており、米雇用統計も堅調な結果となっており再び上値をトライすると想定しています。ここでの値動き次第では大きい調整下落もあり得るので注目の1週間と捉えています。

そんなドル円に関する4月4日週の注目すべきイベント・経済指標は下記の通りです。

4月5日:米ISM非製造業景気指数(3月)、ブレイナードFRB理事講演
4月6日:米FOMC議事録(3月15日-16日開催分)
4月7日:日本景気動向指数(2月)、セントルイス連銀総裁講演、
    アトランタ連銀総裁、講演

日足チャート エントリーポイント解説

ドル円(USD/JPY) 日足チャート画像(2022/4/2時点)

ドル円(USD/JPY) 日足チャート画像(2022/4/2時点)

【環境認識】
・節目の125円到達後に反落、ただし依然として20日MAとは「約2.8円」の乖離がある
・RCIは短期線が下向き、中長期線が80ポイント以上で張り付きで、目先の調整下落を示唆

【移動平均線】
現在レート:122.527円
5日移動平均線:122.510円

20日移動平均線:119.844円
50日移動平均線:117.048円
100日移動平均線:115.658円
200日移動平均線:113.422円

上記の環境認識を踏まえると、来週のドル円は売り買いどちらも狙える相場であると考えています。

具体的なエントリーポイントは下記の通りとなります。

【買いエントリーポイント】
1.121.20-121.90円:先週安値を目安に121円台での買いエントリーを狙う
└利益確定のターゲットは「124.00-124.30円」

【売りエントリーポイント】
1.124.30-125.10円:年初来高値を目安に124円台からの売りエントリーを狙う。
└利益確定のターゲットは「122.30-123.10円」

今週のドル円の想定レート
・「121.00円~124.50円」:日米の金融政策の違いから基本的には買いエントリーを狙う。ただし、直近の値動きからもわかるように節目の125円は意識されるラインであり、年初来高値を目安とした売りエントリーも検討の余地あり。

ユーロ円 来週の相場見通し(期間:2022年4月4日~2022年4月8日)

ユーロ円の1週間の値動き(2022/3/28-4/1)の画像

ユーロ円の1週間の値動き(2022/3/28-4/1)の画像

【振り返り】
・3月28日週のユーロ円の値幅は最大で「3.565円」となりました。
・先週比で高値安値終値の全てを上回る結果となっています。
【考察】
・今週はロシア・ウクライナに関する停戦期待の高まりもあり、他のクロス円と同様に買い一巡後に反落したものの底堅い値動きを見せました。
・テクニカル的にも長期の下落TLをブレイクしたポイントを目安に押し目買い狙いを想定しています。

そんなユーロ円に関する4月4日週の注目すべきイベント・経済指標は下記の通りです。

4月4日:ユーロ圏財務相会合
4月5日:EU財務相理事会
4月7日:ECB議事録(3月開催分)

日足チャート エントリーポイント解説

ユーロ円(EUR/JPY) 日足チャート画像(2022/4/2時点)

ユーロ円(EUR/JPY) 日足チャート画像(2022/4/2時点)

【環境認識】
・長期の下落TLをブレイクし、上昇トレンドは継続
・RCIは短期線が下向き、中長期線は上向きで買い優勢を示唆(目先の調整下落を考慮)

【移動平均線】
現在レート:135.374円
5日移動平均線:135.584円

20日移動平均線:132.053円
50日移動平均線:130.596円
100日移動平均線:129.943円
200日移動平均線:130.064円

上記の環境認識を踏まえると、来週のユーロ円は売り買いどちらも狙える相場であると考えています。

具体的なエントリーポイントは下記の通りとなります。

【買いエントリーポイント】
1.134.50-134.90円:先週末安値を目安に134円台での買いエントリーを狙う
└利益確定のターゲットは「137.00-137.40円」
2.133.00-133.40円:長期の下落TLが今度は支持線となることを想定し、買いエントリーを狙う
└利益確定のターゲットは「134.50-134.90円」

【売りエントリーポイント】
1.137.00-137.50円:年初来高値を目安に137円台での売りエントリーを狙う。
└利益確定のターゲットは「136.00-136.50円」
2.134.50円を明確に下抜けたタイミングで売りエントリーを狙う。
└利益確定のターゲットは「133.00-133.50円」

今週のユーロ円の想定レート
・「134.50円~137.00円」:テクニカル的には買い優勢、基本的には134円台での押し目買い狙い。一方で134.50円を明確に下抜けた場合は短期の売りエントリーを狙うのもあり。

ポンド円 来週の相場見通し(期間:2022年4月4日~2022年4月8日)

ポンド円の1週間の値動き(2022/3/28-4/1)の画像

ポンド円の1週間の値動き(2022/3/28-4/1)の画像

【振り返り】
・3月28日週のポンド円の値幅は最大で「5.598円」となりました。
・先週比で高値安値を上回ったものの、終値は下回る結果となっています。
ベイリー英中銀総裁の英国経済の成長と需要が減速している兆候があるとの発言が伝わりポンド売りが優勢となる場面がありました。
【考察】
・今週のポンド円は「160円から164円まで急伸したかと思うと159円まで急落」とクロス円の中でも特に振れ幅の大きな1週間となりました。
・ポンドに関しては乱高下しており、安易な打診買いは控えて、売り買いどちらもいつも以上にシビアなエントリーを行いたいと思います。

そんなポンド円に関する4月4日週の注目すべきイベント・経済指標は下記の通りです。

4月4日:ベイリー英中銀総裁講演

日足チャート エントリーポイント解説

ポンド円(GBP/JPY) 日足チャート画像(2022/4/2時点)

ポンド円(GBP/JPY) 日足チャート画像(2022/4/2時点)

【環境認識】
・1週間の値動きが5円以上とボラティリティ拡大中
・RCIは短期線が下向き、中長期線が上向きで買い優勢を示唆(目先の調整下落を考慮する)

【移動平均線】
現在レート:160.670円
5日移動平均線:160.686円

20日移動平均線:157.343円
50日移動平均線:155.983円
100日移動平均線:154.668円
200日移動平均線:153.630円

上記の環境認識を踏まえると、来週の売り買いどちらも狙える相場であると考えています。

具体的なエントリーポイントは下記の通りとなります。

【買いエントリーポイント】
1.159.00-159.20円:直近安値の159円を目安に買いエントリーを狙う
└利益確定のターゲットは「161.00-161.20円」
2.158.00-158.30円:過去の抵抗線を目安に買いエントリーを狙う
└利益確定のターゲットは「160.00-160.30円」

【売りエントリーポイント】
1.161.10-161.40円:先週末の高値を目安に売りエントリーを狙う
└利益確定のターゲットは「160.10-160.40円」
※高値更新で損切設定を推奨

今週のポンド円の想定レート
・「158.30円~163.00円」:ボラティリティが拡大していることから、売り買いどちらも狙える相場。ベイリー英中銀総裁の発言には要注目。

豪ドル円 来週の相場見通し(期間:2022年4月4日~2022年4月8日)

豪ドル円の1週間の値動き(2022/3/28-4/1)の画像

豪ドル円の1週間の値動き(2022/3/28-4/1)の画像

【振り返り】
・3月28日週の豪ドル円の値幅は最大で「3.548円」となりました。
・先週比で高値安値終値の全てを上回る結果となっています。
【考察】
・他のクロス円同様に、ドル円の125円到達後に調整局面に入っています。豪ドルに関してはエネルギー価格が上昇一服となったこともあり、週半ばは下落となりましたが、それでも90円台をしっかりと維持しての越週となっていることから底堅い動きは期待できそうです。

そんな豪ドル円に関する4月4日週の注目すべきイベント・経済指標は下記の通りです。

4月5日:豪中銀政策金利

日足チャート エントリーポイント解説

豪ドル円(AUD/JPY) 日足チャート画像(2022/4/2時点)

豪ドル円(AUD/JPY) 日足チャート画像(2022/4/2時点)

【環境認識】
・短期的な調整局面も90円台は維持
・RCIは短期線が下向き、中長期線は90ポイント台で張り付きで買い優勢を示唆(目先の調整下落を考慮する)

【移動平均線】
現在レート:91.873円
5日移動平均線:91.838円

20日移動平均線:88.684円
50日移動平均線:85.074円
100日移動平均線:83.569円
200日移動平均線:82.716円

上記の環境認識を踏まえると、来週の豪ドル円は買い優勢であると考えています。

具体的なエントリーポイントは下記の通りとなります。

【買いエントリーポイント】
1.90.50-90.90円:直近安値を目安に90円台後半からの買いエントリーを狙う
└利益確定のターゲットは「92.90-93.10円」

【売りエントリーポイント】
1.90円を明確に下抜けタイミングで売りエントリーを狙う
└利益確定のターゲットは「88.70-88.90円」
今週の豪ドル円の想定レート
・「90.50円~93.50円」:買い優勢、90円台での買いエントリーを狙いつつ上値余地を模索したい。豪中銀政策金利の発表前後の値動きには要警戒。

まとめ

最後にこの記事のまとめを記載しておきます。

各通貨のエントリーポイントのまとめ

・ドル円:売り買いどちらも狙える相場
・想定レートは「121.00円~124.50円」:基本は買いエントリーを狙いつつ、上値余地を模索。調整局面が継続するようなら短期売りを検討する。
・ユーロ円:売り買いどちらも狙える相場
・想定レートは「134.50円~137.00円」:基本的には134円台での押し目買いを狙う。円買い優勢となるようなら134.50円ラインに注目。明確に下抜けた場合は、売りエントリーを狙う。
・ポンド円:売り買いどちらも狙える相場
・想定レートは「158.30円~163.00円」:ボラティリティが拡大しており、売り買い柔軟に対応したい。ベイリー英中銀総裁の発言に注目。
・豪ドル円:買い優勢
・想定レートは「90.50円~93.50円」:90円台での押し目買いを狙いたい。豪中銀政策金利の発表前後の値動きには警戒。

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