【円独歩安!ドル円は125円を目指す?】FXドル円・ユーロ円・ポンド円・豪ドル円週間相場見通し【2022/3/26】

本記事では、ドル円、ユーロ円・ポンド円・豪ドル円について、2022年3月28日から4月1日にかけての相場見通しを解説します。

また、先週(2022年3月28日~4月1日)のドル円・ユーロ円・ポンド円・豪ドル円に関する記事も下記から合わせてご確認いただけます。

ドル円 来週の相場見通し(期間:2022年3月28日~2022年4月1日)

ドル円の1週間の値動き(2022/3/21-3/25)の画像

ドル円の1週間の値動き(2022/3/21-3/25)の画像

【振り返り】
・3月21日週のドル円の値幅は最大で「3.348円」となりました。
・先週比で高値安値終値の全てを大きく上回る結果となっています。
・今週も年初来高値を更新し、2015年12月以来の122円台での越週。
・パウエルFRB議長は更なる利上げ実施の可能性を示唆しており、米長期金利は「2.479%」まで上昇。
【考察】
・日米の金融政策の格差を受けてのドル円の上昇が止まる気配がありませんね。パウエルFRB議長は金利上昇に積極的な姿勢を示す一方で、黒田総裁は円安容認を示唆する発言に終始しており、本流は完全にドル買い円売りの状況となっています。
・テクニカル的には過熱感はあるとはいえ、ファンダメンタル的には完全に「買い」の状況ですから、ドル円に関しては引き続き押し目買い狙いのトレードを想定しています。

そんなドル円に関する3月28日週の注目すべきイベント・経済指標は下記の通りです。

米雇用統計や米ISM製造業景気指数など、米主要経済指標には要注目です。

3月29日:日本雇用統計(2月)、米消費者信頼感指数(3月)、
      日銀金融政策会合における主な意見(3月17日-18日開催分)
3月30日:米ADP雇用者数(3月)、米GDP確報値(第4四半期)
3月31日:米個人所得支出(2月)、NY連銀総裁講演
4月1日:日銀短観(第1四半期)、米雇用統計(3月)、米自動車販売(3月)、
     米ISM製造業景気指数(3月)

日足チャート エントリーポイント解説

ドル円(USD/JPY) 日足チャート画像(2022/3/26時点)

ドル円(USD/JPY) 日足チャート画像(2022/3/26時点)

【環境認識】
・移動平均線はパーフェクトオーダー維持
・RCIは短中期線の全てが「80ポイント」以上で張り付き、強い上昇トレンドを形成していることが確認できる

【移動平均線】
現在レート:122.071円
20日移動平均線:118.046円
50日移動平均線:116.193円
100日移動平均線:115.240円
200日移動平均線:113.128円

上記の環境認識を踏まえると、来週のドル円は買い優勢であると考えています。

具体的なエントリーポイントは下記の通りとなります。

【買いエントリーポイント】
1.121.00-121.40円:121円台前半を目安に買いエントリーを狙う。
└利益確定のターゲットは「124.00-125.00円」

【売りエントリーポイント】
現時点でドル円の売りエントリーは想定できない。

今週のドル円の想定レート
・「121.00円~125.00円」:買い優勢、121円台前半での買いエントリーを狙いたい。正確な上値の想定は難しいが、節目の125円は意識されるポイントだと考える。
また、米雇用統計などの主要経済指標の発表も予定されており、発表前後の値動きには要警戒、できるだけ優位性のあるポイントで買いエントリーを実施する事を心掛ける。

ユーロ円 来週の相場見通し(期間:2022年3月28日~2022年4月1日)

ユーロ円の1週間の値動き(2022/3/21-3/25)の画像

ユーロ円の1週間の値動き(2022/3/21-3/25)の画像

【振り返り】
・3月21日週のユーロ円の値幅は最大で「3.361円」となりました。
・先週比で、高値安値終値の全てを大きく上回る結果となっています。
・年初来高値、2021年の高値を更新しており、欧州でのウクライナ情勢のリスクは後退していることが確認できます。
【考察】
・株式市場の持ち直しなど、市場全体がリスク回避→リスク選好に傾きつつある中で、ユーロ買いも強まった印象がありますね。
・また、ECBエルダーソンECB専務理事からは、年内利上げの可能性を示唆されるなど、少なくとも対円に関しては買い優勢が継続すると想定できます。

そんなユーロ円に関する3月28日週の注目すべきイベント・経済指標は下記の通りです。

3月29日:ドイツ・GfK消費者信頼感調査 04月
3月30日:ユーロ・消費者信頼感指数(確報値) 03月
3月31日:ユーロ・雇用統計 02月

日足チャート エントリーポイント解説

ユーロ円(EUR/JPY) 日足チャート画像(2022/3/26時点)

ユーロ円(EUR/JPY) 日足チャート画像(2022/3/26時点)

【環境認識】
・長期の下落トレンドラインをブレイク
・RCIは短期線が90ポイント台で張り付き、中長期線は上向きで買い優勢を示唆

【移動平均線】
現在レート:134.072円
20日移動平均線:129.795円
50日移動平均線:129.942円
100日移動平均線:129.675円
200日移動平均線:129.971円

上記の環境認識を踏まえると、来週のユーロ円は買い優勢であると考えています。

具体的なエントリーポイントは下記の通りとなります。

【買いエントリーポイント】
1.132.90-133.40円:ブレイクした下落トレンドラインが支持線になると想定し、133円台前半での買いエントリーを狙う
└利益確定のターゲットは「137.00-137.50円」

【売りエントリーポイント】
1.137.40-137.50円:基本的に売りエントリーは想定しないが、2018年高値の137.40円台まで上昇するようなら、短期の売りエントリーを狙う。
└利益確定のターゲットは「136.40-136.50円」
※明確にブレイクした場合は、損切設定を推奨

今週のユーロ円の想定レート
・「132.90円~137.50円」:買い優勢、133円台前半での買いエントリーを狙いつつ上値余地を模索。
ウクライナ情勢のリスクは後退しているものの、新情報には注視する。

ポンド円 来週の相場見通し(期間:2022年3月28日~2022年4月1日)

ポンド円の1週間の値動き(2022/3/21-3/25)の画像

ポンド円の1週間の値動き(2022/3/21-3/25)の画像

【振り返り】
・3月21日週のポンド円の値幅は最大で「5.12円」となりました。
・先週比で高値安値終値の全てを大きく上回る結果となっています。
【考察】
・リスクオフ相場が和らぎつつある中で、株価上昇の流れを受けてポンド買いが強まる展開となっていますね。
・年初来高値を更新し、2016年5月以来の161円台にも到達しており、非常に強い値動きとなっています。トレンドの流れには逆らわずに押し目買い狙いのトレードを継続します。

そんなポンド円に関する3月28日週の注目すべきイベント・経済指標は下記の通りです。

3月28日:ベイリー英中銀総裁講演
3月31日:英国・実質GDP(確報値) 第4四半期

日足チャート エントリーポイント解説

ポンド円(GBP/JPY) 日足チャート画像(2022/3/26時点)

ポンド円(GBP/JPY) 日足チャート画像(2022/3/26時点)

【環境認識】
・上昇トレンド継続
・RCIは短期線が90ポイント台で張り付き、中長期線は上向きで買い優勢を示唆

【移動平均線】
現在レート:160.871円
20日移動平均線:155.334円
50日移動平均線:155.351円
100日移動平均線:154.283円
200日移動平均線:153.453円

上記の環境認識を踏まえると、来週のポンド円は買い優勢であると考えています。

具体的なエントリーポイントは下記の通りとなります。

【買いエントリーポイント】
1.159.80-160.40円:160円台前半から積極的な買いエントリーを狙う
└利益確定のターゲットは「163.80-164.10円」

【売りエントリーポイント】
現時点で売りエントリーは検討の余地なし。

今週のポンド円の想定レート
・「159.80円~164.00円」:買い優勢、非常に強い上昇トレンドとなっており、160円台前半での買いエントリーを狙いつつ上値余地を模索したい。
リスク選好ムードが強まるなら、更なるアップサイドリスクが想定されるので、安易な売りエントリーは避け、買いエントリーで利益を伸ばしたい。

豪ドル円 来週の相場見通し(期間:2022年3月28日~2022年4月1日)

豪ドル円の1週間の値動き(2022/3/21-3/25)の画像

豪ドル円の1週間の値動き(2022/3/21-3/25)の画像

【振り返り】
・3月21日週の豪ドル円の値幅は最大で「4.173円」となりました。
・先週比で高値安値終値の全てを大きく上回る結果となっています。
【考察】
・テクニカル的には三角保ち合いをブレイク後は上昇の勢いが留まる気配がありません。
・ファンダメンタル的にも地政学リスクが他国よりも低い点や好調な経済指標が豪ドル買いを後押ししている状況です。
・以上の点から、引き続き豪ドル円は押し目買い狙いのトレードを想定しています。

そんな豪ドル円に関する3月28日週の注目すべきイベント・経済指標は下記の通りです。

3月29日:豪州小売売上高(2月)、豪州2023年度予算案発表

日足チャート エントリーポイント解説

豪ドル円(AUD/JPY) 日足チャート画像(2022/3/26時点)

豪ドル円(AUD/JPY) 日足チャート画像(2022/3/26時点)

【環境認識】
・移動平均線はパーフェクトオーダーを維持
・RCIは短中長期線の全てが90ポイント超えで張り付いており、強い上昇トレンドを形成していることが確認できる

【移動平均線】
現在レート:91.712円
20日移動平均線:86.808円
50日移動平均線:84.070円
100日移動平均線:83.153円
200日移動平均線:82.510円

上記の環境認識を踏まえると、来週の豪ドル円は買い優勢であると考えています。

具体的なエントリーポイントは下記の通りとなります。

【買いエントリーポイント】
1.90.50-90.90円:RCIからも過熱感を期待して、90円台での買いエントリーを狙う。
└利益確定のターゲットは「94.00-95.00円」

【売りエントリーポイント】
現時点で豪ドル円は売りエントリーを検討できない。
今週の豪ドル円の想定レート
・「90.50円~95.00円」:買い優勢、90円台での買いエントリーを狙う。基本的には押し目買いで利益を伸ばしたい。上値余地は節目の95円を想定。

まとめ

最後にこの記事のまとめを記載しておきます。

各通貨のエントリーポイントのまとめ

・ドル円:買い優勢
・想定レートは「121.00円~125.00円」:米長期金利の上昇や日米の金融政策の違いもあり、引き続きドル円は押し目買い狙いで良い。
米雇用統計など経済指標の結果次第では、更なるアップサイドリスクあり。
・ユーロ円:買い優勢
・想定レートは「132.90円~137.50円」:133円台前半での買いエントリーを狙いつつ上値余地を模索。ウクライナ情勢のリスクは後退したものの、泥沼化の状況は避けられずネガティブサプライズには要警戒。
・ポンド円:買い優勢
・想定レートは「159.80円~164.00円」:目先は非常に強い値動きを見せており、リスク選好ムードが高まるなら、更なる上昇が期待できる。週明け160円台前半での押し目買いを狙いたい。
・豪ドル円:買い優勢
・想定レートは「90.50円~95.00円」:テクニカル的にはファンダメンタル的にも買い目線を後押し、やや過熱感はあるので上手く押し目ができたポイントでエントリーをしたい。積極的に買いエントリーを狙ってよいと考える。

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