また、先週(2023年4月3日~4月7日)のドル円・ユーロ円・ポンド円・豪ドル円に関する記事も
下記から合わせてご確認いただけます。
注目の経済指標一覧(期間:2023年4月10日~2023年4月14日)
4月10日週は米CPIを筆頭に注目の経済指標がたくさん発表されますが、
その中でも特筆すべき指標として以下の5つが挙げられます。
・2023年4月12日(水) :カナダ・中銀政策金利 04月
・2023年4月13日(木) :アメリカ・FOMC議事録 03月
・2023年4月13日(木) :アメリカ・生産者物価指数 03月
・2023年4月14日(金) :アメリカ・小売売上高 03月
ドル円 来週の相場見通し(期間:2023年4月10日~2023年4月14日)
・4月3日週のドル円の値幅は最大で「約3.194円」となりました。
・先週比では、高値安値を上回ったものの、終値を下回る結果となっていますね。
・133円台後半で伸び悩むと、米経済指標が軒並み不調だったこともあり、130円台ミドルまで下落しました。
・週末に発表された注目の米雇用統計は結果が予想通り(弱くはなかった)だったという安心感もあり、132円台まで持ち直しての越週となっています。
【環境認識】
・各移動平均線、下落トレンドが多く上値は重い
・日足RCIは短長期線が下向き、中期線が上向きと方向感を探る展開
【移動平均線】
現在レート:132.127円
5日移動平均線:131.831円
20日移動平均線:132.051円
50日移動平均線:133.202円
100日移動平均線:133.355円
200日移動平均線:137.236円
上記の環境認識を踏まえた具体的なドル円のエントリーポイントは下記の通りとなります。
・「129.50円~133.50円」:上値は間違いなく重いので基本的には戻り売り狙い、問題はエントリーポイント。50日&100日MAが重なる133円台前半が有力。下値は130円台がターゲット。3月24日安値の129.60円を明確に割り込むようなら下落リスクが高まる。
また、米CPI、米小売売上高など重要な経済指標が発表予定で、結果には要注意です。
ユーロ円 来週の相場見通し(期間:2023年4月10日~2023年4月14日)
・4月3日週のユーロ円の値幅は最大で「約2.886円」となりました。
・先週比では高値を下回ったものの、安値終値は上回る結果となっていますね。
・イースター休暇を控えたポジション調整などもあり上値は重かったものの、最終的に144円付近で越週しています。
【環境認識】
・145円台ミドルが抵抗線として機能
・20日~100日MAが支持線として機能
・日足RCIは短中期線が下向き、長期線が上向き
【移動平均線】
現在レート:143.996円
5日移動平均線:143.887円
20日移動平均線:142.625円
50日移動平均線:142.875円
100日移動平均線:142.444円
200日移動平均線:141.896円
上記の環境認識を踏まえた具体的なユーロ円のエントリーポイントは下記の通りとなります。
・「142.50円~146.00円」:上値は145円台ミドル、下値は20日~100日MAを想定し、売り買い柔軟に対応したい。ユーロは利上げ余地が残っており、気持ち的には買いから入りたい。
ポンド円 来週の相場見通し(期間:2023年4月10日~2023年4月14日)
・4月3日週のポンド円の値幅は最大で「約3.623円」となりました。
・先週比では高値安値終値の全てを上回っていますね。
・英国は利上げ余地があることが示されたことや、英経済の回復状況が良いとの見方が広がり、他のクロスと比較すると買い支えが強い印象がありますね。
【環境認識】
・20日~200日MAを上回った状態で推移
・166円台がダブルトップを形成する可能性を意識
・日足RCIは短期線が下向き、中期線が水平、長期線が上向き
【移動平均線】
現在レート:164.011円
5日移動平均線:164.066円
20日移動平均線:162.328円
50日移動平均線:161.783円
100日移動平均線:162.172円
200日移動平均線:163.125円
上記の環境認識を踏まえた具体的なポンド円のエントリーポイントは下記の通りとなります。
・「162.00円~166.50円」:チャート的には上値攻めを意識させる形。上値は166円台、下値は162円台が意識される。これまで通りリスクのオンオフを注視しつつ、一先ずは200日MAを目安に押し目買い狙いのトレードを想定。
豪ドル円 来週の相場見通し(期間:2023年4月10日~2023年4月14日)
・3月27日週の豪ドル円の値幅は最大で「約3.036円」となりました。
・先週比では高値安値を上回ったものの、終値は下回る結果となっていますね。
・注目されていた豪中銀政策金利は予想通り据え置きでした。
・今後の利上げ休止観測が強まり、豪ドル独歩安の展開も見受けられるなど、対円・対ドルで豪ドルは軟調な値動きが予想されます。
【環境認識】
・下落トレンド継続
・節目の90円が抵抗ラインとして機能
・日足RCIは短長期線が下向き、中期線が上向き
【移動平均線】
現在レート:88.038円
5日移動平均線:88.535円
20日移動平均線:88.310円
50日移動平均線:90.103円
100日移動平均線:90.639円
200日移動平均線:92.443円
上記の環境認識を踏まえた具体的な豪ドル円のエントリーポイントは下記の通りとなります。
・「86.00円~89.00円」:売り優勢、基本的には戻り売りやラインブレイク確認後に売りエントリーを狙う。
下値余地は3月15日につけた年初来高値の86円を意識したい。
まとめ
最後にこの記事のまとめを記載しておきます。
各通貨のエントリーポイントのまとめ
・想定レートは「129.50円~133.50円」
⇒短期は難しい相場
⇒各日足移動平均線や下落トレンドラインなど抵抗線も多く、上値は重いのは間違いない
⇒戻り売りを狙いつつ下値余地を探る展開
⇒米CPI、米小売売上高、植田日銀新総裁の会見には要注意
・想定レートは「142.50円~146.00円」
⇒上値は145円台ミドル、下値は20日~100日MA(142円台ミドル)を意識
⇒このライン間で売り買いどちらも狙える相場
⇒個人的には、ユーロの利上げ余地的に買いから入りたい気持ちが強い
・想定レートは「162.00円~166.50円」
⇒チャート的には買いから入りたい
⇒200日MA付近(163円付近)での押し目買い狙いのトレードを想定
⇒166円台でダブルトップ形成の可能性はある
・想定レートは「86.00円~89.00円」
⇒直近の政策金利は据え置き、今後の利上げ休止観測が強まる
⇒背景的にはじりじりと下落する未来しか見えない
⇒突っ込み売りは避けつつ、基本的には戻り売り狙い継続で良さそう
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