また、先週(2023年3月6日~3月10日)のドル円・ユーロ円・ポンド円・豪ドル円に関する記事も
下記から合わせてご確認いただけます。
注目の経済指標一覧(期間:2023年3月13日~2023年3月17日)
3月13日週は多くの要人発言や経済指標が発表されますが、
その中でも特筆すべき指標として以下の7つが挙げられます。
・2023年3月15日(水) :アメリカ・小売売上高 02月
・2023年3月16日(木) :アメリカ・フィラデルフィア連銀景況指数 03月
・2023年3月16日(木) :ユーロ・ECB政策金利 03月
・2023年3月16日(木) :ラガルドECB総裁 記者会見
・2023年3月17日(金) :アメリカ・鉱工業生産指数 02月
・2023年3月17日(金) :アメリカ・ミシガン大学消費者信頼感指数(速報値) 03月
ドル円 来週の相場見通し(期間:2023年3月13日~2023年3月17日)
・3月6日週のドル円の値幅は最大で「約3.8円」となりました。
・先週比では、高値を上回ったものの、安値終値は下回る結果となっていますね。
・週前半はパウエルFRB議長のタカ派的な発言を受けて、年初来高値を更新する上昇を見せました。
・週後半には米企業のSVBの経営難報道を受けて、米金利の急落も合わさり、米ドル円は急落する様相を呈しての越週となっています。
【環境認識】
・上昇平行チャネルを下抜け、134円ラインがポイント
・日足RCIは短中期線が下向き、長期線が水平へ
【移動平均線】
現在レート:135.090円
5日移動平均線:136.300円
20日移動平均線:135.269円
50日移動平均線:132.389円
100日移動平均線:136.108円
200日移動平均線:137.528円
上記の環境認識を踏まえた具体的なドル円のエントリーポイントは下記の通りとなります。
・「132.40円~137.50円」:下値は134円ラインがポイント、維持できなければ50日MAを目指して下落を想定。上値は難しいが最大で200日MAのある137円台を想定。
注目の指標は「米CPI」。この結果次第で上下に大きく動くと考えられるので、結果を確認してからのエントリーが無難。
ユーロ円 来週の相場見通し(期間:2023年3月13日~2023年3月17日)
・3月6日週のユーロ円の値幅は最大で「約2.092円」となりました。
・先週比では高値安値終値の全てを下回る結果となっていますね。
・相場全体がリスク回避ムードに傾いた事を考えると、下落幅は限定的でした。
・やはりユーロに関しては定期的にECB高官から利上げ継続発言もあり、底堅い動きが期待できます。
【環境認識】
・100日MAがサポートラインとして機能するか要確認
・日足RCIは短中期線が下向き、長期線が水平
【移動平均線】
現在レート:143.726円
5日移動平均線:144.459円
20日移動平均線:143.830円
50日移動平均線:141.910円
100日移動平均線:143.128円
200日移動平均線:141.792円
上記の環境認識を踏まえた具体的なユーロ円のエントリーポイントは下記の通りとなります。
・「142.90円~145.50円」:今週は何と言ってもECB理事会&ラガルド総裁の会見がポイント、事前の予想通り利上げ&継続路線が強調されれば、ユーロ買いは強まると考えますが、当然その逆もあります。
テクニカル的には100日MAでの押し目買い狙いが有力、上値は145円台ミドルが意識されます。
ポンド円 来週の相場見通し(期間:2023年3月13日~2023年3月17日)
・3月6日週のポンド円の値幅は最大で「約2.624円」となりました。
・先週比では高値安値終値の全てを下回っていますね。
・リスク回避ムードの影響もあり、基本的には弱含みの展開。ただ161円台では買い支えもあり、リスクに過敏に反応するポンドにしては思ったよりは下げずに越週しています。
【環境認識】
・上値は100日&200日MAを明確に上抜けできず
・下値は161円台が意識される
・日足RCIは短中期線が下向き、長期線が水平
【移動平均線】
現在レート:162.500円
5日移動平均線:162.588円
20日移動平均線:162.497円
50日移動平均線:160.528円
100日移動平均線:163.362円
200日移動平均線:163.441円
上記の環境認識を踏まえた具体的なポンド円のエントリーポイントは下記の通りとなります。
・「161.60円~163.50円」:下値は161円台、上値は163円台を意識しつつ、逆張り・ブレイク狙いと柔軟に対応したい。
週明けもリスク回避ムードが続くようなら、まずは161円台の攻防がポイントとなりそうです。
豪ドル円 来週の相場見通し(期間:2023年3月13日~2023年3月17日)
・3月6日週の豪ドル円の値幅は最大で「約3.275円」となりました。
・先週比では高値を下回ったものの、安値終値は上回る結果となっていますね。
・注目の豪中銀政策金利では事前の予想通り「0.25%」の利上げを実施、サプライズはその後の声明で「インフレがピークに到達した」ことを示唆される内容で、次回からは利上げが休止する可能性が高まりました。
・これを受けて豪ドルは対円、対ドルで大きく下落する形となっています。
【環境認識】
・50日MAを下抜け、短期的には非常に強い下落トレンドを形成
・日足RCIは短中長期線が下向き
【移動平均線】
現在レート:88.907円
5日移動平均線:90.150円
20日移動平均線:91.630円
50日移動平均線:91.093円
100日移動平均線:91.923円
200日移動平均線:93.057円
上記の環境認識を踏まえた具体的な豪ドル円のエントリーポイントは下記の通りとなります。
・「87.40円~90.00円」:短期的には下落の勢いは強い、下値は88円割れで年初来安値を試す値動きを想定。
上値は90円ラインを意識しつつ、基本的には戻り売りを狙うことになる。
まとめ
最後にこの記事のまとめを記載しておきます。
各通貨のエントリーポイントのまとめ
・想定レートは「132.40円~137.50円」
⇒134円ラインがポイント、下抜けると50日MAを目指して下落
⇒上値は137円台が意識されており、米長期の動向にも注意したい
⇒注目の指標は米CPI、結果次第では大荒れの展開も予想でき、ボラティリティ拡大が期待できます
・想定レートは「142.90円~145.50円」
⇒クロス円の中では下落幅は限定的
⇒テクニカル的には、100日MAを目安に押し目買い狙いを想定
⇒ファンダメンタル的には、今週はECB理事会&ラガルド総裁の会見に大注目、今後も利上げ路線継続が強調されればユーロ買いが強まる可能性大
・想定レートは「161.60円~163.50円」
⇒リスク回避ムードの割には下落は限定的
⇒下値は161円、上値は163円が意識される
⇒不安定な相場なので、ブレイク待ちで良さそう
・想定レートは「87.40円~90.00円」
⇒利上げ休止の可能性が高まり、短期的には下落の勢いが強まる
⇒88円割れで年初来安値を目指す可能性が強まるので、88円ラインの値動きには注目
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