ダウ平均株価 相場見通し ~米追加経済対策の成立間近で底堅い値動き~
12月21日週のダウ平均株価の値動きは最大で「548.60ドル」となりました。
先週比で高値、安値が下落したものの、終値では「30,199ドル」と先週比で20ドル上回っての越週となっています。
クリスマスウィークということで、薄商いとなりましたが、米追加経済対策の合意が間近ということで年末年始の株式市場は底堅い値動きが想定されます。
米国では、依然として「1日約20万人の新規感染者」が増加していることから予断は許さない状況ですが、新型コロナワクチンの世界的な普及が米国・世界経済の回復に向けての追い風となり得るため、市場の楽観的なムードを支えることになりそうです。
日足チャート 徹底解説 ~20MAに沿った値動きで30,000ドルに定着~
それでは、ダウ平均株価の日足チャートを確認しましょう。
日足チャートから環境認識を行いましょう。
現在のレートは「30,199.9ドル」となっており、ここ最近は20MAに沿った値動きであることが確認できます。
移動平均線は20MA以外にも100MA・200MAといずれも緩やかに上昇している点は買い目線を継続する後押しとなります。
一方でRCIは短期線と中期線・長期線の逆に位置しており、30,000ドル付近でのレンジ相場を示唆しています。
実際に30,000ドル到達後してから約1ヶ月間は大きな値動きはありません。
上記を踏まえると、買い目線ではあるものの、30,000ドル台を勢い良く上昇するだけのパワーはまだないと考えることができます。
大きな調整が来れば良いのですが、目先は20MAに沿って、29,000ドル台から少しずつ買って様子を見たいと考えています。
「29,500ドル~30,500ドル」:買い優勢も上値余地は限定的、29,000ドル台から少しずつ買う
ドル円 相場見通し ~年末相場、流動性の低下によるフラッシュクラッシュに警戒~
12月21日週のドル円の値動きは最大で「0.638円」となりました。
クリスマスウィークということで、値動きはほとんどありません。年末年始にかけてボラティリティの低下が見込まれます。
注意点としては、流動性の低下によるフラッシュクラッシュです。2019年の年始のフラッシュクラッシュは記憶に新しいでしょう。1日で「104円台から108円台にかけて」の乱高下がありました。
長期的なポジションを除いて、基本的にはポジションの整理をオススメ致します。
また、12月28日週のドル円に関するイベント・経済指標は下記の通りです。
12月31日:東京市場は休場
1月1日:世界の金融市場は休場
日足チャート 徹底解説 ~上値重く、戻り売り路線を継続~
それでは、ドル円の日足チャートを確認しましょう。
それでは、日足チャートで環境認識を行いましょう。
現在のドル円のレートは「103.645円」となっています、目先は下落トレンドの調整局面という形ですね。
移動平均線は20MA・50MA・100MA・200MAといずれも下向きで、11月13日以降は50MA(紫色)をローソク足が上抜けできていないことからも、調整があれば、戻り売りを狙うというトレードシナリオは継続となります。
基本的には20MAにタッチで売りエントリー、104円台で本命の売りエントリーを狙いたい。
利益確定のターゲットは102.80円台(12月17日安値)、損切ラインは50MAを明確に上抜けした場合とすれば、リスクリワード的にも優位性のあるトレードとなります。
リスクリワードに関する記事は下記からご一読頂けます。
注意点は、先述の通りで年末年始の流動性の低下による「フラッシュクラッシュ」。
特に日を跨いでのポジション持ち越しなどには最大限注意を払うようにしましょう。
・「102.50円~104.00円」:売り目線、下落トレンドは継続。20MA~50MAを目安に戻り売りを狙う。フラッシュクラッシュには要注意。
まとめ
最後にこの記事のまとめを記載しておきます。
・想定レートは「29,500ドル~30,500ドル」
・想定レートは「101.50円~107.00円」
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