【トリプルブルー成立で株高ドル高?】FXドル円・ダウ平均株価相場予測【2021/1/9】

この記事では、来週(2021年1月11日~1月15日)にかけてのドル円・NYダウ平均株価のチャート分析を解説します。

ダウ平均株価 相場見通し ~トリプルブルー成立でも株高は過去最高値を更新~

ダウ平均株価の1週間の値動き(2021/1/4-1/8)の画像

ダウ平均株価の1週間の値動き(2021/1/4-1/8)

2021年も米国株の勢いが止まりません。

初営業日である1月4日こそ、一時30,000ドルを割れるタイミングがありましたが、振り返るとそこが今週の押し目買いの最大の機会となりました。

高値は過去最高値を更新しており、1週間の終値も「31,098ドル」と強気に押し目買いをするだけで利益が出る相場となっています。

注目の米上院選の決選投票では、民主党が2議席を確保し、これで上院は民主党50席・共和党50席となりました。

賛否が同数の場合は、ハリス次期副大統領(民主党)が最後の1票を投じる権利があるため実質上院も民主党が主導権を握ることになります。

つまり、大統領・上院・下院を民主党が掌握したことになり、晴れて「トリプルブルー成立」となりました。

トリプルブルー成立でも株価が上昇する理由とは?
当初「トリプルブルーが成立」すると株価は下落調整が入るとの見方が強かったのです、筆者もそう考えており、今週は強気に買いポジションを持てませんでした。
というのも、バイデン次期大統領は「法人税引き上げ」を掲げています。
法人税引き上げの実施の見込みが強まるという懸念材料は、株価の下押しリスクだと捉えられていました。
しかし、それよりもまず目先のコロナ対策や医療への財政出動の方が先だと考えられているようです。
つまり、「バイデン政権ではトランプ政権以上にお金をばら撒くだろう」、そしてトリプルブルー成立でそれらの運営が容易になり早期実現が強まったとのポジティブ要素が強くフォーカスされているわけですね。

いつかは大きな調整が来るでしょうが、その機会がいつ訪れるかを正確に判断するのは不可能です。

コロナが落ち着くまでの間はこの流れは続きそうであるので、少しずつでも米国株を買っておくのが良さそうです。

日足チャート 徹底解説 ~強気相場継続、20MAタッチで押し目買いを狙う~

それでは、ダウ平均株価の日足チャートを確認しましょう。

2021年1月9日時点のダウ平均株価の日足チャート画像

ダウ平均株価(日足チャート):TradingViewより

環境認識を行いましょう。

・上昇平行チャネル内での値動きを継続、センターライン付近。

・移動平均線はパーフェクトオーダー成立、2020年11月5日に20MAを上抜けて以降は、一度も20MAを下抜けていない。

・RSIは「68ポイント」。過去チャートより「75ポイント付近」に到達すると、調整が入る傾向あり。

以上を踏まえて、日足20MAタッチで押し目買いを狙うのがメインシナリオとなります。

目先のターゲットは上昇平行チャネルのセンターラインである「31,500ドル」や節目の「32,000ドル」となってきますが、中長期的に見ると上昇平行チャネル内の上限である「34,000ドル~35,000ドル」もあり得る状況です。

ご自身のトレードスタイルを加味して、利益確定のタイミングを推し量りましょう。

・来週のNYダウ平均株価の想定レート
「30,000ドル~32,000ドル」:買い優勢、20MAを目安に押し目買いを狙う。RSIで過熱感を確認、75ポイント到達で調整が入る傾向あり。

ドル円 相場見通し ~ドル売りからドル買いへ、長期金利の動向に注目~

ドル円の1週間の値動き(2021/1/4-1/8)の画像

ドル円の1週間の値動き(2021/1/4-1/8)

2021年最初の1月4日週のドル円の値幅は最大で「1.5円」となりました。

先述の上院選決選投票や米国雇用統計を始めとした経済指標など多数発表され、ボラティリティの拡大した1週間となりました。

為替では昨年末のドル安の流れから一転して、ややドル高に振れる傾向を感じています。

というのも、米10年債利回りが2020年3月以来の「1.0%台」を回復したことで、ドル買いが優勢になりつつあります。

米10年債利回りの日足チャート画像

米10年債利回りの日足チャート:2021/1/9時点

・米10年債利回りは2020年8月を底に、反発している
・2020年年末には「0.9%」台で推移していましたが、年始早々に節目の「1.0%」超え
・ドル売り→ドル買いの転換点になり得るため、長期金利の動向には要警戒
目先は金利の動向に左右されそうなドル円相場ではありますが、1月11日週のドル円に関するイベント・経済指標は下記の通りです。
1月11日:東京市場は休場(祝日)
1月13日:米財政収支(12月)
1月14日:米輸入物価指数 (12月)、パウエルFRB議長の会議発言
1月15日:米小売売上高 (12月)、米生産者物価指数(12月)

日足チャート 徹底解説 ~短期目線は売りから買いに!50MA、100MAをブレイクして2020年11月以来の105円到達なるか?~

それでは、ドル円の日足チャートを確認しましょう。

2021年1月9日時点のドル円の日足チャート画像

ドル円(日足チャート):2021/1/9時点

環境認識を行います。

・長期足の下落トレンドは継続中
・ただし目先は、1か月ぶりに日足20MAを超える。50MA(紫色)がある104.00円のブレイクを試す展開
・RCIは短期、中期、長期線が上向いており上昇を示唆
上記を踏まえると、短期的には20MA(103.50円)を目安に押し目買いを狙うことになります。
買いエントリー根拠の後押しとしては、20MAのブレイクやRCI・米10年債利回りの上昇が挙げられます。
一方で長期的な下落トレンドは継続していますので、売り目線の方は、100MA(水色)まで引き付けるのが無難でしょう。
100MAが位置している104.70-80円のラインは過去にレジスタンスラインとして機能しています。
仮に「104.70-80円ライン」で売りポジションを持っても、105円を超えた際には損切りとしておけば、リスクリワード比を考えても悪くない売りエントリーのポイントだと考えます。
100MAがレジスタンスラインとして機能すれば、30~40pips程のリスクで、100pips以上のリワードを狙いにいけますからね。
来週のドル円の想定レート
・「103.00円~105.00円」:短期は買い目線、20MAを目安に。100MA到達時に買い継続か売りエントリーにポジションを持ち直すかを検討。

まとめ

最後にこの記事のまとめを記載しておきます。

・買い優勢、20MAを目安に押し目買いを狙う。RSIは75ポイント到達で調整が入る傾向あり。
・想定レートは「30,000ドル~32,000ドル」
・短期的には買い優勢で日足20MAを背に押し目買いを狙う。日足の50MA、100MAのブレイクなるかに注目。
・想定レートは「103.00円~105.00円」

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この記事を書いた人
ハイゼンベルク

FX歴3年目、普段はサラリーマンの兼業トレーダーです。現在はFX・投資信託・ブログに没頭中。
相場見通しやテクニカル分析手法を発信しています。このブログを通じて、FXトレーダーの方に役立つことができれば幸いです。

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