ダウ平均株価 相場見通し ~トリプルブルー成立でも株高は過去最高値を更新~
2021年も米国株の勢いが止まりません。
初営業日である1月4日こそ、一時30,000ドルを割れるタイミングがありましたが、振り返るとそこが今週の押し目買いの最大の機会となりました。
高値は過去最高値を更新しており、1週間の終値も「31,098ドル」と強気に押し目買いをするだけで利益が出る相場となっています。
注目の米上院選の決選投票では、民主党が2議席を確保し、これで上院は民主党50席・共和党50席となりました。
賛否が同数の場合は、ハリス次期副大統領(民主党)が最後の1票を投じる権利があるため実質上院も民主党が主導権を握ることになります。
つまり、大統領・上院・下院を民主党が掌握したことになり、晴れて「トリプルブルー成立」となりました。
いつかは大きな調整が来るでしょうが、その機会がいつ訪れるかを正確に判断するのは不可能です。
コロナが落ち着くまでの間はこの流れは続きそうであるので、少しずつでも米国株を買っておくのが良さそうです。
日足チャート 徹底解説 ~強気相場継続、20MAタッチで押し目買いを狙う~
それでは、ダウ平均株価の日足チャートを確認しましょう。
環境認識を行いましょう。
以上を踏まえて、日足20MAタッチで押し目買いを狙うのがメインシナリオとなります。
目先のターゲットは上昇平行チャネルのセンターラインである「31,500ドル」や節目の「32,000ドル」となってきますが、中長期的に見ると上昇平行チャネル内の上限である「34,000ドル~35,000ドル」もあり得る状況です。
ご自身のトレードスタイルを加味して、利益確定のタイミングを推し量りましょう。
「30,000ドル~32,000ドル」:買い優勢、20MAを目安に押し目買いを狙う。RSIで過熱感を確認、75ポイント到達で調整が入る傾向あり。
ドル円 相場見通し ~ドル売りからドル買いへ、長期金利の動向に注目~
2021年最初の1月4日週のドル円の値幅は最大で「1.5円」となりました。
先述の上院選決選投票や米国雇用統計を始めとした経済指標など多数発表され、ボラティリティの拡大した1週間となりました。
為替では昨年末のドル安の流れから一転して、ややドル高に振れる傾向を感じています。
というのも、米10年債利回りが2020年3月以来の「1.0%台」を回復したことで、ドル買いが優勢になりつつあります。
1月13日:米財政収支(12月)
1月14日:米輸入物価指数 (12月)、パウエルFRB議長の会議発言
1月15日:米小売売上高 (12月)、米生産者物価指数(12月)
日足チャート 徹底解説 ~短期目線は売りから買いに!50MA、100MAをブレイクして2020年11月以来の105円到達なるか?~
それでは、ドル円の日足チャートを確認しましょう。
環境認識を行います。
買いエントリー根拠の後押しとしては、20MAのブレイクやRCI・米10年債利回りの上昇が挙げられます。
100MAがレジスタンスラインとして機能すれば、30~40pips程のリスクで、100pips以上のリワードを狙いにいけますからね。
・「103.00円~105.00円」:短期は買い目線、20MAを目安に。100MA到達時に買い継続か売りエントリーにポジションを持ち直すかを検討。
まとめ
最後にこの記事のまとめを記載しておきます。
・想定レートは「30,000ドル~32,000ドル」
・想定レートは「103.00円~105.00円」
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