また、先週(2023年6月19日~6月23日)のドル円・ユーロ円・ポンド円・豪ドル円に関する記事も下記から合わせてご確認いただけます。
注目の経済指標一覧(期間:2023年6月26日~2023年6月30日)
6月26日週は重要な経済指標・イベントがいくつかあります。特に週央から週後半にかけては値動きの拡大に注意が必要でしょう。
ドル円 来週の相場見通し(期間:2023年6月26日~2023年6月30日)
・6月19日週のドル円の値幅は最大で「約2.656円」となりました。
・先週比では、高値安値終値の全てを上回る結果となりました。
・週足は陽線で確定しています。(2週連続)
・今週は米要人から利上げ見通しについてタカ派的な発言が相次いだことや、スイス中銀や英中銀などが軒並み利上げを実施したことで、日本と他国との金利差拡大が鮮明となり円安優勢の相場となりました。
・また、今週は鈴木財務相や西村経済産業省から、直近の円安について円安牽制発言がありました。(※今後も口先介入や為替介入には要警戒です)
【環境認識】
・5日MAに沿って上昇トレンドを維持
・節目の145円ラインが意識される水準
・日足RCIは短期線が上向き、中長期線が水平
【移動平均線】
現在レート:143.678円
5日移動平均線:142.402円
20日移動平均線:140.484円
50日移動平均線:137.787円
100日移動平均線:135.638円
200日移動平均線:137.155円
上記の環境認識を踏まえた具体的なドル円のエントリーポイントは下記の通りとなります。
・「142.00円~145.50円」:基本的には日米の金利差拡大を背景にに押し目買いを狙う路線は継続、直近のターゲットは節目の145円到達が意識されます。
また、既に本邦の口先介入が出始めていることから、145円ラインではより強い為替介入を警戒する必要があります。(※実際に2022年に145円ライン、150円ラインで為替介入が実行されています)
ユーロ円 来週の相場見通し(期間:2023年6月26日~2023年6月30日)
・6月19日週のユーロ円の値幅は最大で「約2.884円」となりました。
・先週比では、高値安値終値を大きく上回る結果となっていますね。
・週足は陽線で確定しています。(2週連続)
・円安ユーロ高継続、スイス中銀やノルウェー中銀や英国中銀など欧州圏の中銀が軒並み利上げ実施したことが後押しとなっています。
【環境認識】
・5日MAに沿った強い上昇トレンドを維持
・日足移動平均線はパーフェクトオーダー成立中
・日足RCIは短中期線が上向き、長期線が水平
【移動平均線】
現在レート:156.567円
5日移動平均線:155.711円
20日移動平均線:151.853円
50日移動平均線:149.841円
100日移動平均線:146.602円
200日移動平均線:144.778円
上記の環境認識を踏まえた具体的なユーロ円のエントリーポイントは下記の通りとなります。
・「155.00円~159.00円」:基本的には5日MAを目安に押し目買いを狙う路線は継続。
ドル円の想定レートでも記述したが、ドル円のレートがそろそろ為替介入の可能性も考慮する必要があるため、慎重に立ち回りたい。
ポンド円 来週の相場見通し(期間:2023年6月26日~2023年6月30日)
・6月19日週のポンド円の値幅は最大で「約3.023円」となりました。
・先週比では高値安値終値の全てを上回っていますね。
・週足は陽線となっています。(6週連続)
・注目の英中銀政策金利の発表は「0.5%」の利上げを実施。(※事前予想は「0.25%」)
・英中銀の積極的な利上げで日英の金利差は拡大、ただし積極利上げが英経済に与える影響が懸念材料となる可能性あり。
【環境認識】
・5日MAに沿った強い上昇トレンドを維持
・節目の185円ライン到達が意識される
・日足RCIは短中長期線が90ポイント台で推移
【移動平均線】
現在レート:182.722円
5日移動平均線:181.673円
20日移動平均線:176.879円
50日移動平均線:172.553円
100日移動平均線:167.543円
200日移動平均線:165.528円
上記の環境認識を踏まえた具体的なポンド円のエントリーポイントは下記の通りとなります。
・「181.00円~185.00円」:日本との金利差拡大が強まっており、基本的には買い目線を継続。
注意点としては、先述の通り円の為替介入、またテクニカル的には買われ過ぎの傾向が見られ、調整局面の訪れには警戒したい(5日MAを明確に下抜ける値動きが出た場合は要注意)
豪ドル円 来週の相場見通し(期間:2023年6月26日~2023年6月30日)
・6月19日週の豪ドル円の値幅は最大で「約2.415円」となりました。
・先週比では高値安値を上回ったものの、終値は下回る結果となっています。
・週足は陰線で確定しております。(4週ぶり)
・今週は豪州単体の材料はなく、調整の動きが強まった1週間となりました。
【環境認識】
・5日MAを下抜ける
・日足RCIは短期線が下向き、中長期線が90ポイント台で推移
【移動平均線】
現在レート:95.952円
5日移動平均線:96.449円
20日移動平均線:94.171円
50日移動平均線:92.033円
100日移動平均線:90.970円
200日移動平均線:91.658円
上記の環境認識を踏まえた具体的な豪ドル円のエントリーポイントは下記の通りとなります。
・「94.00円~97.50円」:5日MAを下抜けたものの、調整の範囲内。下値は20日MA、上値は年初来高値を想定しつつ、他のクロス円と比較すると売り買いどちらも狙える相場。
まとめ
最後にこの記事のまとめを記載しておきます。
各通貨のエントリーポイントのまとめ
・想定レートは「142.00円~145.50円」
⇒買い
※145円ラインから、為替介入には要警戒
・想定レートは「155.00円~159.00円」
⇒買い
・想定レートは「181.00円~185.00円」
⇒買い
・想定レートは「94.00円~97.50円」
⇒買い
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