また、先週(2023年6月12日~6月16日)のドル円・ユーロ円・ポンド円・豪ドル円に関する記事も下記から合わせてご確認いただけます。
注目の経済指標一覧(期間:2023年6月19日~2023年6月23日)
6月19日週は重要な経済指標・イベントが目白押しです。特に週央から週後半にかけては注意が必要でしょう。
・2023年6月22日(木) :パウエルFRB議長議会証言
・2023年6月22日(木) :英国・英中銀政策金利 06月
・2023年6月22日(木) :アメリカ・経常収支 第1四半期
・2023年6月23日(金) :日本・消費者物価指数 05月
・2023年6月23日(金) :アメリカ・PMI(購買担当者景気指数) 06月
ドル円 来週の相場見通し(期間:2023年6月19日~2023年6月23日)
・6月12日週のドル円の値幅は最大で「約2.899円」となりました。
・先週比では、高値安値終値の全てを上回る結果となりました。
・週足は陽線で確定しています。(3週間ぶり)
・タカ派的なFOMC(金利据え置きも年内に2回の利上げが示唆される内容)、ハト派的な日銀(政策修正なし、現状維持)と日米の金利差拡大観測が強まり、ドル円は年初来高値を更新しての越週となっています。
【環境認識】
・20日MAに沿った上昇トレンドを維持
・節目の140円台を着実に上抜ける
・日足RCIは短期線が上向き、中期線が下向き、長期線が水平
【移動平均線】
現在レート:141.855円
5日移動平均線:140.392円
20日移動平均線:139.742円
50日移動平均線:136.880円
100日移動平均線:135.041円
200日移動平均線:131.177円
上記の環境認識を踏まえた具体的なドル円のエントリーポイントは下記の通りとなります。
・「140.30円~145.00円」:ファンダメンタルズ的にドル円も買い優勢の相場となっています。直近の値動きはドル円以上にクロス円の上昇が強いわけですが、ドル円もまだ上昇余地はあると見ています。
週明けは142.20-142.50円ラインの攻防に注目しています。このラインは11月中旬に抵抗ラインとして機能しており、あっさり抜けるようだと節目の145円に向けて上昇していくと想定しています。
ユーロ円 来週の相場見通し(期間:2023年6月19日~2023年6月23日)
・6月12日週のユーロ円の値幅は最大で「約5.584」となりました。
・先週比では、高値安値終値を大きく上回る結果となっていますね。
・週足は陽線で確定しています。(3週間ぶり)
・ECBは0.25%利上げ実施、ラガルド総裁の会見ではタカ派的な内容等、日欧の金利差拡大観測が非常に強まりました。(日本のスタンスは先述したドル円の記述の通り)
・日欧の金利差拡大に伴い、当然の如くユーロ円も円安方向に急伸する形となっており、年初来高値を大きく更新しています。
【環境認識】
・5日&20日MAに沿って急騰中
・日足移動平均線はパーフェクトオーダー成立中
・日足RCIは短期線が上向き、中長期線が水平
【移動平均線】
現在レート:155.181円
5日移動平均線:152.354円
20日移動平均線:150.422円
50日移動平均線:148.885円
100日移動平均線:145.880円
200日移動平均線:144.466円
上記の環境認識を踏まえた具体的なユーロ円のエントリーポイントは下記の通りとなります。
・「154.00円~159.00円」:強い上昇トレンドを維持しており、過熱感には警戒したい。
ただし本質的には日欧の金利差による上昇となっており、押し目買いを狙う路線は継続することになる。
現状、日足レベルでは5日MAですら約2.5円以上も乖離しているため、下位足(1時間や4時間足)でエントリーポイントを模索することになりそうです。
ポンド円 来週の相場見通し(期間:2023年6月19日~2023年6月23日)
・6月12日週のポンド円の値幅は最大で「約7.747円」となりました。
・先週比では高値安値終値の全てを大きく上回っていますね。また、節目の180円台をあっさりと突破し、182円台に到達し年初来高値を更新しています。(2015年12月以来の高値圏)
・週足は陽線となっています。(5週連続)
・日欧の金利差拡大観測が強まったこと、全世界株高によるリスクオン相場がポンド円の上昇を後押ししています。
【環境認識】
・5日MAに沿って強い上昇トレンドを維持
・日足移動平均線でパーフェクトオーダー成立中
・日足RCIは短中長期線が90ポイント台で高止まり
【移動平均線】
現在レート:181.885円
5日移動平均線:177.992円
20日移動平均線:174.598円
50日移動平均線:170.978円
100日移動平均線:166.380円
200日移動平均線:165.086円
上記の環境認識を踏まえた具体的なポンド円のエントリーポイントは下記の通りとなります。
・「180.00円~185.00円」:ユーロ同様に強い上昇トレンドを継続しており、押し目買いを狙うことになります。ただし、テクニカル的には上昇し過ぎの兆候もあり、調整下落の可能性もあります、過熱感には要警戒。
また、22日(木)には英中銀政策金利の発表が予定されており、要注目。ECB同様にタカ派的な内容となれば、更なる上昇の後押しとなります。(※逆の場合は下落)
豪ドル円 来週の相場見通し(期間:2023年6月19日~2023年6月23日)
・6月12日週の豪ドル円の値幅は最大で「約3.748円」となりました。
・先週比では高値安値終値を上回る結果となっています。
・週足は陽線で確定しております。(3週連続)
・年初来高値を更新し、2022年高値である98.50円台に迫る上昇を見せています。
・豪雇用統計の好調、日豪の金利差拡大観測の強まり、全世界株高と、対円においての上昇を後押しする材料多数といった状況となっています。
【環境認識】
・5日MAに沿って強い上昇トレンドを維持
・2022年高値到達、更新が想定される値動きを見せる
・日足RCIは短長期線が水平、中期線が上向き
【移動平均線】
現在レート:97.532円
5日移動平均線:95.666円
20日移動平均線:92.938円
50日移動平均線:91.314円
100日移動平均線:90.708円
200日移動平均線:91.652円
上記の環境認識を踏まえた具体的な豪ドル円のエントリーポイントは下記の通りとなります。
・「96.50円~99.00円」:2022年高値を意識しつつ、基本的には他のクロス円同様に押し目買いを狙う。97円付近で買いエントリー⇒2022年高値の98円台ミドルでの決済が分かり易いシナリオ。また、98円台ミドルをあっさり超えるようなら更なる上昇を期待できる。
まとめ
最後にこの記事のまとめを記載しておきます。
各通貨のエントリーポイントのまとめ
・想定レートは「140.30円~145.00円」
⇒買い
・想定レートは「154.00円~159.00円」
⇒買い
・想定レートは「180.00円~185.00円」
⇒買い
※22日(木)には英中銀政策金利の発表が予定されており、結果には要注目
・想定レートは「96.50円~99.00円」
⇒買い
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