また、先週(2024年3月4日~3月8日)のドル円・ユーロ円・ポンド円・豪ドル円に関する記事も下記から合わせてご確認いただけます。
注目の経済指標一覧(期間:2024年3月11日~2024年3月15日)
3月11日週も米雇用統計を筆頭に要注目の経済指標が多く発表されます。特に以下の指標には要警戒です。
■3月12日(火)
・アメリカ・消費者物価指数(CPI) 02月
■3月14日(木)
・アメリカ・生産者物価指数(PPI) 02月
・アメリカ・小売売上高 02月
ドル円 来週の相場見通し(期間:2024年3月11日~2024年3月15日)
●先週比では、高値安値終値を下回る結果となりました。
●週足は陰線で確定しています。(2週間連続)
●今週は日銀関連の報道が豊富で、円買い圧力が強まった1週間となりました。
●特に「3月の日銀会合にてマイナス金利解除に傾く」との報道が円買いを強める結果となっています。
【環境認識】
●50日&100日MAを下抜ける(1月16日以来)
●日足RCIは短中長期線が下向き
【移動平均線】
現在レート:147.041円
5日移動平均線:148.989円
20日移動平均線:149.946円
50日移動平均線:147.915円
100日移動平均線:147.764円
200日移動平均線:146.184円
上記の環境認識を踏まえた具体的なドル円のエントリーポイントは下記の通りとなります。
・「145.00円~148.80円」:3月の日銀会合にてマイナス金利解除に傾くとの報道もあり、円買いが強まっての越週。週明けは200日MAラインの攻防に要注目。早々に割り込むようなら更なるダウンサイドリスクに警戒。
また12日の米CPIの結果にも注目が集まっており、結果次第ではドル円はボラティリティ拡大が見込まれます。
そのため、中途半端なポジションは取らずに日足レベルでの各レジサポラインまで引き付けて売り買い柔軟に対応することを想定しています。
ユーロ円 来週の相場見通し(期間:2024年3月11日~2024年3月15日)
●先週比では、高値安値終値を下回る結果となりました。
●週足は陰線で確定しています。(2週間連続)
●ECBは予想通り金利据え置きとなったが、夏前(6月利下げが有力)の利下げが観測されて、ユーロ売りを後押しする形となっています。
【環境認識】
●20日MA⇒昨年12月安値を起点とした上昇トレンドラインを下抜ける
●50日&100日MAの攻防に注目
●日足RCIは短中長期線が下向き
【移動平均線】
現在レート:160.804円
5日移動平均線:162.390円
20日移動平均線:162.298円
50日移動平均線:160.573円
100日移動平均線:160.053円
200日移動平均線:158.273円
上記の環境認識を踏まえた具体的なユーロ円のエントリーポイントは下記の通りとなります。
・「158.00円~162.00円」:週明けは50日&100日MAラインの攻防に注目、下抜けた場合は200日MAを目指すと想定。
また、引き続きECBの利下げ関連のヘッドラインニュースにはアンテナを張っておきたい。早期利下げ観測が強まれば、ユーロ売りが加速する可能性大。
ポンド円 来週の相場見通し(期間:2024年3月11日~2024年3月15日)
●先週比では、高値安値終値を下回る結果となりました。
●週足は陰線で確定しています。(2週間連続)
●今週のクロス円は円買い優勢の相場で、ポンド円も軟調な値動きとなっています。
●ただし早期利下げ観測が強まったECBと比較すると、下げ幅は控え目となりました。
【環境認識】
●20日MAを明確に下抜ける
●188円台前半で下げ渋る
●日足RCIは短中長期線が下向き
【移動平均線】
現在レート:189.029円
5日移動平均線:190.083円
20日移動平均線:189.879円
50日移動平均線:187.501円
100日移動平均線:185.735円
200日移動平均線:183.851円
上記の環境認識を踏まえた具体的なポンド円のエントリーポイントは下記の通りとなります。
・「187.50円~190.50円」:直近は50日MAがターニングポイントとなると想定。仮にこのラインをあっさりと下抜けた場合は、短期的に売りが強まる。一方で中長期目線では押し目買いを狙うポイントでもあるので、売り買い柔軟に対応したい。
豪ドル円 来週の相場見通し(期間:2024年3月11日~2024年3月15日)
●先週比では、高値安値終値を下回る結果となりました。
●週足は陰線で確定しています。(2週間連続)
●この1週間は材料も乏しく、狭いレンジでの値動きとなっています。
【環境認識】
●20日~50日MA間での値動き
●日足RCIは短期線が水平、中長期線が下向き
【移動平均線】
現在レート:97.420円
5日移動平均線:97.796円
20日移動平均線:97.998円
50日移動平均線:97.362円
100日移動平均線:96.945円
200日移動平均線:95.843円
上記の環境認識を踏まえた具体的な豪ドル円のエントリーポイントは下記の通りとなります。
・「96.50円~98.50円」:3月に入ってからは97円~98円台での値動きを継続しており、狭い範囲でのレンジ相場となっています。
この範囲の上限・下限を目安にトレードを狙うことになります。レンジブレイクには要警戒。
まとめ
最後にこの記事のまとめを記載しておきます。
各通貨のエントリーポイントのまとめ
・想定レートは「145.00円~148.80円」
⇒売り
※米CPIの結果、日銀関連のヘッドラインニュースに要警戒
・想定レートは「158.00円~162.00円」
⇒売り
・想定レートは「187.50円~190.50円」
⇒中立
・想定レートは「96.50円~98.50円」
⇒中立
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