【株も長期金利も上昇中】FXドル円・ダウ平均株価相場予測【2021/2/13】

この記事では、来週(2021年2月15日~2月19日)にかけてのドル円・NYダウ平均株価のチャート分析を解説します。

ダウ平均株価 相場見通し ~追加経済対策の期待感で最高値更新中、懸念材料は長期金利の動向~

ダウ平均株価の1週間の値動き(2021/2/8-2/12)の画像

ダウ平均株価の1週間の値動き(2021/2/8-2/12)

2月8日週のダウ平均株価の値幅は最大で「352.6ドル」となりました。

先週比で比較すると高値・安値・終値を全て上回る結果となっており、堅調な値動きとなっていることが確認できます。

堅調な値動きとなっている背景には、新型コロナウイルスの新規感染者数が減少傾向にあることが挙げられるでしょう。

ピーク時は、アメリカの1日のコロナ新規感染者が20万人以上でしたが、2月8日週は約10万人前後まで減少しており、ピークアウトしつつあります。

それに加えてバイデン大統領の目玉でもある大型の追加経済対策がアメリカ経済を下支えするとの期待感から株価は今後も堅調に推移することが予想されます。

唯一の懸念材料として、米長期金利(10年債利回り)も上昇傾向にあることを認識しておくべきでしょう。

教科書通りに言えば、金利が上がると株価は下がるとされていますが、今は金利も株価も上昇しており、何か嫌な予感がしています。

筆者的には、「1.2-1.3%」ラインが上値余地として考えていますが、2月12日に「1.215%」での越週となっており、非常に気掛かりなポイントとなっています。

日足チャート 徹底解説 ~移動平均線はパーフェクトオーダーを維持で、押し目買い狙いは継続~

それでは、ダウ平均株価の日足チャートを確認しましょう。

2021年2月13日時点のダウ平均株価の日足チャート

ダウ平均株価(日足チャート):TradingViewより

環境認識を行います。

・上昇平行チャネル継続
・毎週のように最高値更新
・移動平均線はパーフェクトオーダーを維持
・ボラティリティは縮小気味
上記を踏まえると、基本的には押し目買いを狙う局面となります。
今のところ積極的に売る要素もなく、下がれば買うといったトレードが基本となるでしょう。
押し目買いを狙うポイントとしては下記3点が挙げられますね。
1.日足20MA(赤:30,900ドル)・・・強気に攻めたい人向け
2.日足50MA(青:30,500ドル)・・・個人的には微妙、ここまで待つならもう少し下で買う
3.上昇平行チャネルの下限(30,000-30,200ドル)・・・過去に複数回サポートラインとして機能した実績あり、ただし短期的にこのラインまで下落する可能性は低いのが難点
・来週のNYダウ平均株価の想定レート
「30,500ドル~32,500ドル」:買い目線、下がったら買う。自分の資金状況次第で強気に攻めるか深い押し目を待つかを選択する。

ドル円 相場見通し ~ドル買いは一服も、リスク選好のドル売りか金利上昇のドル買いによる綱引きで方向感を下がる展開~

ドル円の1週間の値動き(2021/2/8-2/12)の画像

ドル円の1週間の値動き(2021/2/8-2/12)

2月8日週のドル円の値幅は最大で「1.262円」となりました。

先週比で高値・安値・終値を全て下回る結果となっており、一先ずのドル買いは一服したと言えるでしょう。

次週は、コロナワクチンの普及によるリスク選好ムードの高まりを受けてのドル売りと米長期金利上昇によるドル買いの綱引き状態から方向感を探る展開となると想定をしています。

ドル円に関する2月15日週のイベント・経済指標は下記の通りです。

連日何らかのイベント・経済指標がありボラティリティ拡大を期待できそうですね。

2月15日:日本GDP速報値(第4四半期)
2月16日:米NY連銀製造業景気指数(2月)
2月17日:米小売売上高(1月)、米生産者物価指数(1月)、米FOMC議事録(1月26-27日開催分)
2月18日:米フィラデルフィア連銀製造業景況指数(2月)
2月19日:日本消費者物価指数(1月)、米製造業PMI速報値(2月)

日足チャート 徹底解説 ~日足100MAから日足200MA間での値動きを想定、ブレイク狙いのトレードもあり~

それでは、ドル円の日足チャートを確認しましょう。

環境認識を行います。

・上昇平行チャネル継続
・日足100MA(青)から日足200MA(赤)での値動き
・105円台は維持できず
・RCIは短期線が中長期線をデッドクロス
上記を踏まえると、レンジ下限(100MA)・レンジ上限(200MA)を背にした逆張りトレードを想定しています。
筆者の感覚では2月12日に一時ドル円は105円台に到達しましたが、その際の105円台での売り圧力、更にRCIがデッドクロスしていることから105円台での戻り売り狙いがやや優勢かなという印象です。
ただ下値余地も100MA+上昇平行チャネルの下限が控えており、サポートラインとして機能するポイントが重なっています。
この104.30-50円は買いエントリーを狙いたくなるのは理解できますので、この辺は逐一相場環境を確認しながらのエントリーとなります。
来週のドル円の想定レート
・「104.00円~105.70円」:レンジ上限・下限での逆張りトレードを想定。やや売り優勢ではあるが下値余地も限定的。

まとめ

最後にこの記事のまとめを記載しておきます。

各通貨のエントリーポイントのまとめ

・買い目線、下がったら買う。
・想定レートは「30,500ドル~32,500ドル」
・レンジ上限(日足200MA)・下限(日足100MA)での逆張りトレードを想定。
・想定レートは「104.00円~105.70円」

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この記事を書いた人
ハイゼンベルク

FX歴3年目、普段はサラリーマンの兼業トレーダーです。現在はFX・投資信託・ブログに没頭中。
相場見通しやテクニカル分析手法を発信しています。このブログを通じて、FXトレーダーの方に役立つことができれば幸いです。

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