また、先週(2023年7月3日~7月7日)のドル円・ユーロ円・ポンド円・豪ドル円に関する記事も下記から合わせてご確認いただけます。
注目の経済指標一覧(期間:2023年7月10日~2023年7月14日)
7月10日週は重要な経済指標・イベントが連日発表されます。特に7月12日に予定されている、【NZ・NZ中銀政策金利 07月】、【アメリカ・消費者物価指数 06月】、【カナダ・中銀政策金利 07月】結果には注目が集まります。
ドル円 来週の相場見通し(期間:2023年7月10日~2023年7月14日)
●7月3日週のドル円の値幅は最大で「約2.843円」となりました。
●先週比では、高値安値終値の全てを下回る結果となりました。
●週足は陰線で確定しています。(4週間ぶり)
●週末の米雇用統計の結果が不調だったことで、大陰線での越週となっています。
【環境認識】
●5月以来、20日MAを明確に下抜ける
●日足RCIは短中期線が下向き、長期線が水平
【移動平均線】
現在レート:142.067円
5日移動平均線:143.959円
20日移動平均線:142.736円
50日移動平均線:139.737円
100日移動平均線:136.735円
200日移動平均線:137.154円
上記の環境認識を踏まえた具体的なドル円のエントリーポイントは下記の通りとなります。
・「140.90円~144.50円」:週明けは上値の重い展開が予想されるが、本質的に日米間の金融政策・スタンスの違いは変わっておらず、中長期のトレンド転換は想定していない。
今週の最大のポイントは7月12日に予定されている【米・消費者物価指数】の結果。
市場予想を上回るようだと再び145円台を目指すと想定、一方で下回るようだと140円割れもあり得る。
ユーロ円 来週の相場見通し(期間:2023年7月10日~2023年7月14日)
●7月3日週のユーロ円の値幅は最大で「約2.571円」となりました。
●先週比では、高値安値終値を下回る結果となっていますね。
●週足は陰線で確定しています。(4週間ぶり)
●欧州の景気関連の経済指標が不調だったことで、欧州経済の減速への警戒感が強まり、リスク回避の円買い優勢の相場となりました。
【環境認識】
●一時20日MAにタッチするも、サポートラインとして機能
●日足RCIは短中期線が下向き、長期線が水平
【移動平均線】
現在レート:155.814円
5日移動平均線:156.911円
20日移動平均線:155.576円
50日移動平均線:151.737円
100日移動平均線:148.076円
200日移動平均線:145.592円
上記の環境認識を踏まえた具体的なユーロ円のエントリーポイントは下記の通りとなります。
・「154.00円~157.50円」:リスク回避の円買い相場が続くかがポイント。引き続き欧米株の動向には要注目。
テクニカル的には節目の155円ラインを目安に20日MA付近から買いエントリーを狙いたい局面。相場状況を見つつ、155円割れで売りに切り替えるなど柔軟に対応したい。
チャート的には週明けにトレードしたい通貨ペアです。
ポンド円 来週の相場見通し(期間:2023年7月10日~2023年7月14日)
●7月3日週のポンド円の値幅は最大で「約1.994円」となりました。
●先週比では高値安値を上回ったものの、終値は下回る結果となっていますね。
●週足は陰線となっています。(8週間ぶり)
●週後半にかけて欧米株が崩れたことで、リスク回避の相場の煽りを受けて、下落しての越週となりました。(※主要なクロス円の中では下落の勢いは緩やか)
【環境認識】
●5日MA~20日MA間で越週、主要なクロス円の中では下落の勢いは緩やか
●日足RCIは短中期線が下向き、長期線が水平
【移動平均線】
現在レート:182.421円
5日移動平均線:183.362円
20日移動平均線:181.472円
50日移動平均線:175.718円
100日移動平均線:169.778円
200日移動平均線:166.704円
上記の環境認識を踏まえた具体的なポンド円のエントリーポイントは下記の通りとなります。
・「181.00円~184.00円」:週明けもリスク回避相場が続くかがポイント、続くようなら円買い相場の継続が想定できる。ただし、日英の金利差拡大もあり、中長期のトレンド転換までは想定できない。
また、円買い優勢でも、20日MAなど押し目買いのポイントまで下がってくるようなら、中長期目線での買いエントリーを狙いたい。
豪ドル円 来週の相場見通し(期間:2023年7月10日~2023年7月14日)
●7月3日週の豪ドル円の値幅は最大で「約2.098円」となりました。
●先週比では高値を上回ったものの、安値終値は下回る結果となっています。
●週足は陰線で確定しております。(2週間ぶり)
●7月4日に発表された豪中銀政策金利は大方の予想通り【金利据え置き】となりました。ただし、声明では今後の更なる利上げ可能性を示唆する内容となっている点は認識しておきましょう。
●上記の内容、相場全体のリスク回避ムードもあり、豪ドルは対円において売り優勢となった1週間でした。
【環境認識】
●5日&20日MAを明確に下抜ける
●直近は6月19日につけた97.60円台を高値に上値と下値を切り下げて下落中
●日足RCIは短中期線が下向き、長期線が水平
【移動平均線】
現在レート:95.081円
5日移動平均線:95.981円
20日移動平均線:95.990円
50日移動平均線:93.289円
100日移動平均線:91.358円
200日移動平均線:91.763円
上記の環境認識を踏まえた具体的な豪ドル円のエントリーポイントは下記の通りとなります。
・「93.30円~95.90円」:上値を5日&20日MA、下値を50日MAを想定し、売り買い柔軟に対応したい。7月12日に【NZ中銀政策金利 07月】の発表が予定されており、連れ安or連れ高も期待できるので、結果は要チェック。
まとめ
最後にこの記事のまとめを記載しておきます。
各通貨のエントリーポイントのまとめ
・想定レートは「140.90円~144.50円」
⇒中立
・想定レートは「154.00円~157.50円」
⇒中立
・想定レートは「181.00円~184.00円」
⇒買い
・想定レートは「93.30円~95.90円」
⇒売り
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