【資金管理】FXで退場せずに稼ぎ続けるたった一つの方法【2%ルール】

この記事ではこんな疑問を解消!
 ■資金管理の考え方
 ■FXトレードにおける資金管理法
 ■なぜ資金管理を守れないのか

多くのFXトレーダーがFXで勝つために、テクニカル分析やファンダメンタルズ分析を勉強することになります。

もちろん、これらの分析手法は勝つために重要な要素となりますし、時間を掛けて学ぶ必要があります。

しかし、それらの分析手法だけでは『勝ち続ける』ことはできません。

テクニカル分析やファンダメンタルズ分析と同等以上に大切なのが、今回の記事で説明する「資金管理」となります。

「資金管理」ができないトレーダーは瞬間的に勝つことはあっても、1年や長期間で見ると勝てないこと多く、最終的に資産を減らすリスクが高いです。

一方で「資金管理」ができるトレーダーは、安定して勝ち続けることができ、相場を生き残ることができます。

特に新型コロナの影響で株価や為替の値動きが激しい昨今は、「資金管理」ができずにロスカットされて相場から退場されたという話も良く聞きます。

安定して勝ち続けるために、是非この機会に「資金管理」について学びましょう。

また、テクニカル分析やファンダメンタルズ分析については別記事で紹介していますので、是非そちらも参考にしてみてください。

資金管理の考え方

資金管理とは突き詰めると「リスクとどう付き合うか」となります。

基本的にFXをトレードする上で、テクニカル分析しかりファンダメンタルズ分析しかりリスクなしで100%の確率で勝てる手法はありません。

トレードでリターンを得ようと思えば、必ず大小は時々ですがリスクが付き纏います。

そのリスクをどれだけ許容できるのかを考え、トレードを組み立てることになります。

先にも述べたように必ず勝てる保証はありません。どんなに優れたトレーダーでも必ず負けます。

自分の資産を超えるリスクを取っていれば、負けた時に必ず痛い目に合うことになります、だからこそルールを設けて資産管理を行うわけです。

では資金管理法をどうするかですが、筆者の経験をお話すると考え方は「」です。

FXトレードにおける具体的な資産管理法は次のセンテンスで説明します。

資金管理とは「リスクとどう付き合うか」

FXには必勝法はない、どんなトレーダーも負ける時がある

負けた時に相場から退場しないように資金管理をルール化する

資金管理法の推奨は「%」

FXトレードにおける資金管理法

それでは、FXトレードにおけるオススメの資金管理方法を説明します。

これらは実践で非常に重要であり、今日からご自身の取引に取り入れることを推奨します。

資金管理法

1.取引1回の許容損失額を2%以内に設定する

2.1か月の損失額上限を設定する

3.相場から離脱する連続負け回数を設定する

1.取引1回の許容損失額を2%以内に設定する

まず一つ目の資金管理法は「取引1回の許容損失額を2%以内に設定する」ことです。

例としては、資金100万円でFXトレードを行う場合の人は、資金の2%に当たる2万円を1回の取引の最大損失額に設定します。

FXトレードには損切という概念があります。損失額に上限を設定しておくことで、機械的に「最大の損切幅」が決定します。

例えば、ドル円を100,000通貨でトレードした場合、1pips(1銭)の値動きで損益は±1000円となり、20pips(20銭)動くと、損益は±2万円となります。

要するに資金100万円で100,000通貨でドル円を取引したとすると、「損切り幅はエントリーポイントから最大20pipsに置く」というルールになります。

始めの内は20pipsがシビアに感じる場合もあると思います。

そう言った場合は100,000通貨を10,000通貨の設定に変更すれば「20pips(20銭)→200pips(2円)」まで損切り幅を拡大することができるので検討してみてください。

2.1か月の損失額上限を設定する

2つ目の資金管理法は「1か月の損失額上限を設定する」ことです。

個人的には1か月以内に資金の「25%」を失った場合は、一度トレードを中止し、相場から離れることをオススメしています。

一般的に資金の30%を短期間で失うと、メンタルが崩壊すると言われます。

筆者も経験がありますが、一種のパニック状態になっており、何とか損失を取り戻そうと正常な判断ができない状態でトレードを行い、更に負けるという「負のスパイラル」に陥ります。

そうなってからでは遅いので、事前に「25%」の損失が出た段階で、今の相場とは一時的(1か月以上)に離れることを強く推奨します。

3.相場から離脱する連続負け回数を設定する

3つ目の指揮管理法は「相場から離脱する連続負け回数を設定する」ことです。

人間は負けが続くと、損失を取り返そうと必要以上にリスクを取ったりしがちです。

先述の「1回の許容損失額を設定する」でも言いましたが、パニック状態で正常な判断ができない状態でトレードを行うことは、自ら負けトレードを行うようなものです。

例えば「5回連続」で負けたら1週間相場から離れて、その間は相場の分析をしたり、テクニカル分析のシミュレーションをしたりすることに時間を充てるべきでしょう。

端的に言えば「5回連続」で負けるということは、相場を全く読めていないわけで、そんな相場で取引をしても勝ち続けること、利益を上げることは不可能です。

相場はなくなりませんので、少し相場と距離を取るのも長期的に見れば勝ちにつながる一歩となります。

また「5回連続」というのはあくまでも目安です。スキャルピングがデイトレード・スイングトレードとご自身のトレードスタイルもあるかとも思いますので、適切なものを選択頂けると幸いです。

当たり前ですがスイングトレードのような長期的なトレードで「5回連続」で負けるのは話になりませんよね。その辺を踏まえて色々と試行錯誤してみましょう。

なぜ資金管理を守れないのか

最後にせっかく「資金管理方法」を自分で設定しても、それを遵守できずにルールを破ってしまい、トレードで負けてしまうということをよく聞きます。

なぜ重要だとわかっている「資金管理」を守れないのでしょうか?

これは人間であれば仕方ありませんが「早く資金を増やしたい!」という欲があるからです。

そしてこれは「初心者のFXトレーダー」にありがちな思考です。しかし初心者であれば知識も経験もまだまだ足りません。そんな状態でリスクを取ることの危うさも理解する必要があります。

リスクを取るということは負けた時の反動も大きいということです。相場から退場してしまっては、復活するにも時間が掛かります。

結局のところ「資金管理」を徹底することが、資産を増やす最短の道であり長期的に勝ち続ける最良の道なのです。

まとめ

最後にこの記事のまとめを記載しておきます。

・「資金管理」は「テクニカル分析」や「ファンダメンタルズ分析」と同じもしくはそれ以上に重要である。

・「資金管理方法」は「%」で考える。

・「取引1回の許容損失額を2%以内に設定する」

・「1か月の損失額上限を設定する」

・「相場から離脱する連続負け回数を設定する」

・「資金管理」を徹底することが、資産を増やす最短の道であり長期的に勝ち続ける最良の道

この記事を書いた人
ハイゼンベルク

FX歴3年目、普段はサラリーマンの兼業トレーダーです。現在はFX・投資信託・ブログに没頭中。
相場見通しやテクニカル分析手法を発信しています。このブログを通じて、FXトレーダーの方に役立つことができれば幸いです。

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