【FOMC&米企業決算に注目】FXドル円・ダウ平均株価相場予測【2021/1/23】

この記事では、来週(2021年1月25日~1月29日)にかけてのドル円・NYダウ平均株価のチャート分析を解説します。

ダウ平均株価 相場見通し ~バイデン米大統領就任でご祝儀相場もボラティリティは縮小傾向~

ダウ平均株価の1週間の値動き(2021/1/18-1/22)の画像

ダウ平均株価の1週間の値動き(2021/1/18-1/22)

1月18日週のダウ平均株価の値幅は最大で「407.2ドル」となりました。

高値・安値・終値は先週比で上回っているものの、ボラティリティは縮小傾向にあります。

また、1月20日にはバイデン氏が米大統領に就任しました。警戒されていた混乱も特には無く、ご祝儀相場ということで米株価は堅調に推移しています。

来週はFOMCや米企業の決算発表が連発します、特にFOMCはパウエルFRB議長が長期金利に対する見解を述べると見られており、発言内容には注目が集まります。

また個別銘柄に投資をしている方々は、1月25日から米国決算発表が連続します。

何だかんだで決算の強い銘柄は買われる傾向にあります。

例えば直近だとネットフリックス(NFLX)は、「世界の会員が2億人を突破し、新型コロナウイルス感染拡大に伴う巣ごもり需要で、2020年通年の契約者数の増加は過去最大となった」との発表により大きく買われました。

読者の皆様には釈迦に説法でしょうが、実績が伴っていれば自然と株価も上昇しますので、決算内容の精査を怠らないようにしましょう。

米決算企業をピックアップ!(1/25~1/29)
1月26日:ベライゾン・コミュニケーション(VZ)、ゼネラル・エレクトリック(GE)、ジョンソン・エンド・ジョンソン(JNJ)、マイクロソフト(MSFT)
1月27日:アップル(AAPL)、フェイスブック クラスA(FB)、テスラ(TSLA)
1月28日:マクドナルド(MCD)
1月29日:キャタピラー(CAT)、シェブロン(CVX)

日足チャート 徹底解説 ~上昇トレンド継続、20MAタッチで少しずつ買い増す~

それでは、ダウ平均株価の日足チャートを確認しましょう。

2021年1月23日時点のダウ平均株価の日足チャート画像

ダウ平均株価(日足チャート):TradingViewより

環境認識を行います。

・上昇トレンド継続
・20MA に沿った値動き
・バイデン米大統領就任でのご祝儀相場も大きな上昇とはならず、やや上昇の勢いに陰りが見える
上記を踏まえると、日足20MAにタッチで少しずつ押し目買いを狙うという基本戦略は来週も維持することになります。
上昇の勢いは失速しつつあるものの、30,000ドルを割れるような大きな調整もなく堅調に推移しつつあるのも事実。
とはいえ、大統領就任というビッグイベントもこなして、そろそろ株価に調整が入る可能性もありますので、悩ましいところ。
そのため、平凡ではありますが機会損失を避けるためにも20MAにタッチする度に少しずつ買い増しつつ、やがて来るであろう大きな調整の際に対応できるだけの資金力は保持しておくべきでしょう。
・来週のNYダウ平均株価の想定レート
「30,000ドル~32,000ドル」:買い目線、20MAタッチで少し買い増す。大きな調整に備えて余力資金を残しておく。

ドル円 相場見通し ~ドル安再開か?FOMCでのパウエルFRB議長の発言内容に要注目~

ドル円の1週間の値動き(2021/1/18-1/22)の画像

ドル円の1週間の値動き(2021/1/18-1/22)

1月18日週のドル円の値幅は最大で「0.758円」となりました。

高値・安値・終値のいずれも先週比で下回っていることからも、ややドル安傾向に振れていることが確認できた1週間となりました。

特に104円台は上値が重たい印象で、104円台からの戻り売りは有力なトレード戦略であると判断しています。

また、来週はFOMCが予定されており、その中でパウエルFRB議長の発言内容にも注目が集まります。

仮に金融緩和政策の継続が強くアナウンスされるようなら、米長期金利が低下することでドル安の流れが加速する可能性もあります。

一方で米長期金利の上昇を後押しするような内容であれば、再びドル高の流れが強まる可能性もあるなど、FOMCイベントには目が離せそうにありません。

それでは、1月22日週のドル円に関するイベント・経済指標は下記の通りです。

1月26日:米消費者信頼感指数(1月)
1月27日:米FOMC、パウエルFRB議長記者会見
1月28日:米GDP速報値(第4四半期)、米景気先行指数(12月)、米新築住宅販売件数(12月)
1月29日:日本雇用統計(12月)、ドイツGDP速報値(第4四半期)、米個人所得支出(12月)

日足チャート 徹底解説 ~方向感を探る展開も104円台からの売りエントリーは信頼できる~

それでは、ドル円の日足チャートを確認しましょう。

環境認識を行います。

・中長期的な下落トレンドは継続中
・日足20MA(赤)を割り込むも、週末に50MA(紫)まで反発
・目先は方向感を探る展開でレンジ相場となりやすいか
・RCIは短期線が長期線のデッドクロスを狙う形
上記を踏まえると、基本的には104円台からの戻り売りを狙いたい。
目先はレンジ相場となりやすい印象を受けつつも、やはり104円台に集中するレジスタンスラインは易々と上昇していくだけの力はないと考えています。
104円台のレジスタンスライン一覧
・フィボナッチの38.2%ライン(104.20-30円)
・100MA(104.50-60円)
・フィボナッチの50.0%ライン(104.70-80円)
年始のドル円の上昇も米長期金利の上昇によるものが大きく、現状は「1.0%~1.2%」での推移が想定されます。「1.2%」を超えてくるようならドル高加速のシナリオもあり得ますので、米長期金利の動向に注目した上で、104円台から売りエントリーで利益を狙います。
来週のドル円の想定レート
・「102.80円~104.50円」:売り優勢、104円台からの戻り売りを狙う

まとめ

最後にこの記事のまとめを記載しておきます。

各通貨のエントリーポイントのまとめ

・買い目線、20MAタッチで少しずつ買い増す。調整に備えて資金余力は残しておくこと。
・想定レートは「230,000ドル~32,000ドル」
・売り目線、レジスタンスライン多数の104円台からの戻り売り狙い。
・想定レートは「102.80円~104.50円」

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この記事を書いた人
ハイゼンベルク

FX歴3年目、普段はサラリーマンの兼業トレーダーです。現在はFX・投資信託・ブログに没頭中。
相場見通しやテクニカル分析手法を発信しています。このブログを通じて、FXトレーダーの方に役立つことができれば幸いです。

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