ダウ平均株価 相場見通し ~バイデン米大統領就任でご祝儀相場もボラティリティは縮小傾向~
1月18日週のダウ平均株価の値幅は最大で「407.2ドル」となりました。
高値・安値・終値は先週比で上回っているものの、ボラティリティは縮小傾向にあります。
また、1月20日にはバイデン氏が米大統領に就任しました。警戒されていた混乱も特には無く、ご祝儀相場ということで米株価は堅調に推移しています。
来週はFOMCや米企業の決算発表が連発します、特にFOMCはパウエルFRB議長が長期金利に対する見解を述べると見られており、発言内容には注目が集まります。
また個別銘柄に投資をしている方々は、1月25日から米国決算発表が連続します。
何だかんだで決算の強い銘柄は買われる傾向にあります。
例えば直近だとネットフリックス(NFLX)は、「世界の会員が2億人を突破し、新型コロナウイルス感染拡大に伴う巣ごもり需要で、2020年通年の契約者数の増加は過去最大となった」との発表により大きく買われました。
読者の皆様には釈迦に説法でしょうが、実績が伴っていれば自然と株価も上昇しますので、決算内容の精査を怠らないようにしましょう。
1月26日:ベライゾン・コミュニケーション(VZ)、ゼネラル・エレクトリック(GE)、ジョンソン・エンド・ジョンソン(JNJ)、マイクロソフト(MSFT)
1月27日:アップル(AAPL)、フェイスブック クラスA(FB)、テスラ(TSLA)
1月28日:マクドナルド(MCD)
1月29日:キャタピラー(CAT)、シェブロン(CVX)
日足チャート 徹底解説 ~上昇トレンド継続、20MAタッチで少しずつ買い増す~
それでは、ダウ平均株価の日足チャートを確認しましょう。
環境認識を行います。
「30,000ドル~32,000ドル」:買い目線、20MAタッチで少し買い増す。大きな調整に備えて余力資金を残しておく。
ドル円 相場見通し ~ドル安再開か?FOMCでのパウエルFRB議長の発言内容に要注目~
1月18日週のドル円の値幅は最大で「0.758円」となりました。
高値・安値・終値のいずれも先週比で下回っていることからも、ややドル安傾向に振れていることが確認できた1週間となりました。
特に104円台は上値が重たい印象で、104円台からの戻り売りは有力なトレード戦略であると判断しています。
また、来週はFOMCが予定されており、その中でパウエルFRB議長の発言内容にも注目が集まります。
仮に金融緩和政策の継続が強くアナウンスされるようなら、米長期金利が低下することでドル安の流れが加速する可能性もあります。
一方で米長期金利の上昇を後押しするような内容であれば、再びドル高の流れが強まる可能性もあるなど、FOMCイベントには目が離せそうにありません。
それでは、1月22日週のドル円に関するイベント・経済指標は下記の通りです。
1月27日:米FOMC、パウエルFRB議長記者会見
1月28日:米GDP速報値(第4四半期)、米景気先行指数(12月)、米新築住宅販売件数(12月)
1月29日:日本雇用統計(12月)、ドイツGDP速報値(第4四半期)、米個人所得支出(12月)
日足チャート 徹底解説 ~方向感を探る展開も104円台からの売りエントリーは信頼できる~
それでは、ドル円の日足チャートを確認しましょう。
環境認識を行います。
・「102.80円~104.50円」:売り優勢、104円台からの戻り売りを狙う
まとめ
最後にこの記事のまとめを記載しておきます。
各通貨のエントリーポイントのまとめ
・想定レートは「230,000ドル~32,000ドル」
・想定レートは「102.80円~104.50円」
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