【FX】米1月雇用統計はどうなる?ドル円は日足200MAを超えを狙う【2021/2/5】

本記事では、本日(2月5日)22時30分に発表される米国雇用統計(2021年1月実績)を控えて、ドル円の値動きを分析しています。
直近はドル高の流れが非常に強い点を意識する。

米国・雇用統計1月 ~雇用情勢は改善の兆しを見せるか?~

それでは、直近の米国雇用統計の結果と事前予想を確認しておきましょう。

・非農業部門雇用者数
事前予想:10.5万人 前回:-14.0万人
・失業率
事前予想:6.7% 前回:6.7%

先月の結果と比べると、今回は非農業部門雇用者は改善の兆しを、失業率は横ばいという事前予想となっています。

米国雇用統計は前回結果との比較、そして事前予想との比較の2点が重要となってきます。

非農業部門雇用者数、失業率について事前予想と比較して、結果の良し悪しを必ず意識するようにしましょう。

また水曜日に発表された前哨戦の「アメリカ・ADP雇用者数1月 」では、事前予想「5.0万人」に対して結果「17.4万人」と予想を上回る結果となったことから、雇用統計の好結果を期待しても良いと推察することができます。

加えて、目先のドル円は「非常に強いドル高」の流れがある点も見逃せません。

実際にドルの強弱を示す「ドルインデックス指数」は、2021年1月につけた「89ポイント台」から現在の「91ポイント台」まで回復しており、ドル高傾向となっていることが確認できます。

以上を踏まえると、基本的には買い目線で今回の雇用統計に挑むことになります。

ドル円 日足チャート 相場見通し ~日足200MAの値動きに注目、雇用統計が良好であればドル買いを後押し~

それでは、ドル円の日足チャートを確認しましょう。

2021年2月5日18時時点のドル円日足チャート

ドル円(日足チャート):2021/2/5 18時時点

ドル円(日足チャート):2021/2/5 18時時点の相場環境
・7日連続陽線で上昇トレンド継続中
・日足200MA(緑)にタッチ、105.50-70円ラインは中長期目線のトレーダーの戻り売りポイント
・RCIは短期線が96ポイントと目先の強さを確認できる、中期線、長期線も上向いており短期的には買い目線

上記を踏まえると、テクニカル的にも買い目線でのトレードを想定することになります。

現在のドル円のレートは「105.345円(2021年2月5日18時時点)」となっており、上昇平行チャネルの上限付近+200MA(緑)のやや下で推移しています。

この価格帯で推移したとして、上昇平行チャネルのセンターラインである「105.00円台」を背に押し目買いを狙うトレードが無難でしょう。

特に米国雇用統計の結果が予想以上だった場合は、積極的に買いエントリーを仕掛けたいと考えています。

気を付けるポイントとして2点挙げておきます。

・日足200MA
奇しくも日足200MAが「105.60-70円台」という価格帯であり、このラインは過去にも抵抗ラインとして機能しているため、日足200MA付近の値動きには意識をしておきましょう。
仮に買いポジションを保有している場合、このラインの攻略にもたつくようなら決済ポイントになり得ます。
雇用統計の結果が予想より悪化した場合
この場合は短期的に急騰してきたこともあり、上昇平行チャネルのセンターラインを割り込み104円台後半まで下落する可能性がありますので、注意をしましょう。
上記の注意ポイントを踏まえた上で、米国雇用統計に臨みましょう!

まとめ

最後にこの記事のまとめを記載しておきます。

・大前提として、目先はドル買いの強さに注目
・米国雇用統計の結果が事前予想よりも大幅に良かった場合は、買いエントリー
・米国雇用統計の結果が事前予想と同程度だった場合は、積極的に押し目買い
・米国雇用統計の結果が事前予想よりも悪化した場合は、慎重に押し目買いを狙うもしくは短期の売りエントリーで追随
・日足200MA(105.60-70円)付近の値動きを意識する
この記事を書いた人
ハイゼンベルク

FX歴3年目、普段はサラリーマンの兼業トレーダーです。現在はFX・投資信託・ブログに没頭中。
相場見通しやテクニカル分析手法を発信しています。このブログを通じて、FXトレーダーの方に役立つことができれば幸いです。

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