2021年2月8日から2月12日にかけてのドル円・NYダウ平均株価の相場見通しについて、下記からご一読頂けます。
また、先週(2021年2月1日から2月5日)のユーロ円・ポンド円・豪ドル円に関する記事も下記から合わせてご確認いただけます。
ユーロ円 相場見通し ~方向感に欠ける値動き、ファンダメンタル的にはやや売り優勢か~
2月1日週のユーロ円の値幅は最大で「1.024円」となりました。
先週比では高値・終値を下回る結果となりましたが、安値は上回っており、方向感に欠ける値動きとなっています。
レンジ相場となりつつありますが、やはりEU諸国の経済指標も冴えない結果が続いており、上値の重たさを印象付けます。
ユーロに関しては、欧州当局者・ECB関係者の度重なるユーロ高牽制発言、EU関連の経済指標の芳しくない結果などを踏まえるとファンダメンタル的にはやや売り優勢な印象があります。
そんなユーロに関する2月8日週のイベント・経済指標は下記の通りです。
2月10日:パネッタECB専務理事の講演会
2月12日:ユーロ鉱工業生産指数 12月
日足チャート 徹底解説 ~レンジ相場で上限、下限の逆張りトレードを狙う~
それでは、ユーロ円の日足チャートを確認しましょう。
日足チャートを元に環境認識を行います。
・「125.50円~128.00円」:方向感に欠ける、レンジ上限(127.50円)・下限(126.00円)を目安に逆張りトレードを検討する。
ポンド円 相場見通し ~2週連続で高値更新、英中銀はマイナス金利に消極的で145円台到達へ視界は良好~
2月1日週のポンド円の値幅は最大で「2.053円」となりました。
2週連続で2021年の最高値を更新しており、先週比で見ても高値・安値・終値を全て上回る結果でポンドの強さを確認することができます。
背景としては、2月4日に英中銀金融政策委員会(MPC)が発表した結果の内容です。
日足チャート 徹底解説 ~移動平均線はパーフェクトオーダーを維持しており、基本シナリオは押し目買いを狙うトレードとなる~
それでは、ポンド円の日足チャートを確認しましょう。
日足チャートを元に環境認識を行います。
・「143.50円~146.00円」:買い優勢、過熱感があるため慌てて買うよりは0.5円-1円ほど下落したタイミングで押し目買いを狙う。
豪ドル円 相場見通し ~経済指標は堅調で、豪ドルは強気相場を維持~
2月1日週の豪ドル円の値幅は最大で「1.378円」となりました。
先週比で高値・安値・終値を全て上回る結果となっており、目先の豪ドル円の強さを確認することができます。
2月4日に発表された12月の貿易収支も「67.85億豪ドル」の黒字となっており、市場予想を下回ったものの前回の「50.22億豪ドル」の黒字からは増加していることから及第点と言ったところでしょう。
リスク選好ムードになれば豪ドルは買われるので、上昇トレンドが継続する限りは、79円台での押し目は拾っていくのが良さそうです。
ちなみに豪ドルの買いエントリーは「海外FXのGEMFOREX口座」ならスワップポイントも期待できますので、オススメです。ご興味ある方は下記のリンクからどうぞ。
そんな強気相場を維持している豪ドルの2月8日週のイベント・経済指標は下記の通りです。
日足チャート 徹底解説 ~三角保ち合いを上抜けで、2018年12月以来の81円台到達に期待~
それでは、豪ドル円の日足チャートを確認しましょう。
日足チャートを元に環境認識を行います。
・「79.90円~82.00円」:買い優勢、80円台後半の抵抗線は強いが抜ければ上値余地は期待できる。80円台前半での押し目買いを狙う。
まとめ
最後にこの記事のまとめを記載しておきます。
各通貨のエントリーポイントのまとめ
・想定レートは「125.50円~128.00円」:レンジ上限(127.50円)・下限(126.00円)を目安に逆張りトレードを検討する。
・想定レートは「143.50円~146.00円」:過熱感があるため慌てて買うよりは0.5円-1円ほど下落したタイミングで押し目買いを狙う。
・想定レートは「79.90円~82.00円」:0円台後半の抵抗線は強いが抜ければ上値余地は期待できる。80円台前半での押し目買いを狙う。
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