2021年4月12日から4月16日にかけてのドル円・NYダウ平均株価の相場見通しについて、下記からご一読頂けます。
また、先週(2021年4月5日~4月9日)のユーロ円・ポンド円・豪ドル円に関する記事も下記から合わせてご確認いただけます。
ユーロ円 相場見通し ~堅実な値動きで131円台トライを目指す~
4月5日週のユーロ円の値幅は最大で「1.111円」となりました。
先週比で高値・安値・終値を全て上回る結果。この結果は後述しますが主要クロス円の中では唯一で、堅調な値動きとなりました。
背景には、EU主要国のワクチン接種が当初の計画よりも早いペースで進む見込みだと報じられたことや、ユーロポンドにおけるユーロの買い戻しが寄与されたと考えられます。
そんな底堅いユーロですが、4月12日週のイベント・経済指標は下記の通りです。
4月14日:ユーロ・鉱工業生産指数 02月
日足チャート エントリーポイント解説
それでは、ユーロ円の日足チャートを元に環境認識を行います。
・「129.50円~131.50円」:買い目線、日足20MAをサポートラインとして押し目買い狙い。
参考:週足チャート
参考程度ですが、長期足も確認しておきましょう。
2020年5月以降は上昇平行チャネル内に沿って、しっかりと上昇していることが確認できます。
この上昇平行チャネルの下限を下抜けるまでは、中長期的には買い目線となります。
RCIは短期線・中長期・長期線がいずれも80後半~90ポイント台で推移しており、強気相場であることがわかります。
一方でこの1ヶ月間は「130円台半ば」で上値を抑え込まれていることも認識しておきましょう。ブレイクした時が楽しみですが、超えきれない時は反落の可能性があります。
ポンド円 相場見通し ~アストラゼネカ製ワクチン報道に振り回され、大ブレーキ~
4月5日週のポンド円の値幅は最大で「3.827円」となりました。
先週比で高値を上回ったものの、安値・終値は下回っており、特に終値は「-2.84円」と大きく下落する結果となりました。
背景には、欧州医薬品庁は英アストラゼネカのワクチンと血栓症には関連性がある可能性が報道されました。この報道を受けてポンドは売りで反応、ユーロポンドのポジション巻き戻しも加わり、ポンドは3日連続での続落となり、一時は150円割れまで急落する場面もありました。
週末にかけて、英欧当局は同社ワクチンについて恩恵がリスクを上回ると確認したことで、一旦は下げ止まる形となりましたが、来週も注意が必要でしょう。
そんなボラティリティが拡大傾向にあるポンドに関する4月12日週のイベント・経済指標は下記の通りです。
日足チャート エントリーポイント解説
それでは、ポンド円の日足チャートを元に環境認識を行います。
・「148.00円~151.50円」:短期的には売り目線、ただし中長期的には上昇トレンドであることは認識する
参考:週足チャート
ポンド円の長期足を確認しておきましょう。
2020年3月以降は上昇平行チャネル内での値動きを維持しており、中長期的には上昇トレンドであることが確認できます。
4月5日週は久しぶりに大陰線となりました。とはいえ、20週移動平均線は「145円付近」にあり、現在レートと5円以上も乖離があることから、調整局面の域は出ません。
RCIも短期線・中期線・長期線の全てが80ポイント台を上回っており、短期線が垂れてくるようだと警戒が必要ですが、まだまだ長期的には買い目線で良いと思われます。
豪ドル円 相場見通し ~短期的な調整局面は続く~
4月5日週の豪ドル円の値幅は最大で「1.426円」となりました。
先週比で高値・安値・終値を全て下回る結果となっており、軟調な値動きとなりました。
4月6日の豪政策金利は「0.1%」で据え置きとなり、目新しい材料も特にありません。ドル円やポンド円の連れ安となった形ですね。
そんな豪ドルに関する4月12日週のイベント・経済指標は下記の通りです。
オーストラリアの関連の深い、ニュージーランドや中国の指標などもありますので、注目しておきましょう。
4月15日:豪・雇用統計 03月
4月16日:中国・実質GDP 第1四半期
日足チャート エントリーポイント解説
それでは、豪ドル円の日足チャートを元に環境認識を行います。
・「82.00円~84.50円」:売り買い柔軟に対応する、エントリーポイントは多数。
参考:週足チャート
豪ドル円の長期足を確認しておきましょう。
ここ1か月間は調整局面で「82円~85円台」で膠着状態となってはいるものの、週足レベルでは約1年間にわたって上昇トレンドを形成してきました。
RCIも短期線・中期線・長期線の全てが「80ポイント」を上回っています。
ただ2020年11月から引いている上昇平行チャネルの下限を下抜けると、20週移動平均線のある「81.00円」くらいまでは下値余地を想定しておいても良いかもしれません。
まとめ
最後にこの記事のまとめを記載しておきます。
各通貨のエントリーポイントのまとめ
・想定レートは「129.50円~131.50円」:日足20MAをサポートラインとして押し目買い狙い。
・想定レートは「148.00円~151.50円」:短期的には売りトレード、ただし中長期的な上昇トレンドは崩れていないの注意。
・想定レートは「82.00円~84.50円」:上昇平行チャネルの下限付近での値動きで、下方ブレイクで下値余地の拡大に注意。
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